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日暈

オマケの人生で、好きになった人。
元気な小動物のようなキャラクターで、素直だけどちょっと変わった人。

「蕎麦屋とパブと立ち飲み屋」にあるように、最初は何も思わなかった。

もうすぐクリスマスという時期の交流会で、私たちは出会いました。
会の後に行ったお好み焼き屋でたまたま目の前の席になり、
あちらは何が何でも英語だけで話したる!という気合いの入りよう。

その時に連絡先を交換し、お互いつたない英語でのやり取りが始まった。

よく何言ってるかわからないこともあったけど、伝えたい相手がいて英語の練習にもなる、一石二鳥の毎日だった。

気づいたら、その人の存在がめちゃくちゃ気になるようになっていて。
でも、連絡は取り合うものの、お互い英語の練習のようなものばかりで、
時々会うのは英語の交流会。それ以外での誘いはなく、あちらにとってはただの趣味仲間なんだろうなあ、と思っていた。

それが一転、つきあうことになったものだから、我ながら驚き。

そして、同じ時を過ごすうちに気づくのです。
私が彼くらいの年の頃、彼のようなキャラクターだったなあと。

そう、まだ心に大穴が空いていなかった頃の私ね。
大穴後は少し抑えられたものの、「お試しでございます」にあるような、
社交的・頼りがいがある・人を楽しませるみたいな。

それにくわえて彼は人を疑うこともせず、悪い方に考えることもなく。
私には彼がまぶしく見えた。
自分が失くしたものを、彼はたくさん持っていたのです。
彼がそのようなキャラクターになった背景も、似ている気がして。

だけどそんな彼にも、心を開くことはありませんでした。

───あるいっときだけ、その心が近づいたことがあったけれど。


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