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2027年、AIはどうなる? たぶん「見えないAI」が増えていきます

こんにちは、黒パグです🐾

世間はお盆休み。でも世の中お盆中のサービス維持のために働いている人は沢山います。
その中で黒パグもその一人。今日も今日とて、何も起きないでくれ!!と祈る仕事が始まりました。
で、基本的にやることがありません。何もなければ。 論文書いてたり検証したりという。
実際にはモニターと睨めっこしながら通常業務をこなしているだけなんですが。

今年は変化が著しいAI業界。じゃあ来年は?ということに思いを馳せていました。
少しだけ時間を使い来年の予想について考えてみました。

いつものように難しいことは全部補遺にぶん投げてあります。記事末尾にありますのでぜひご覧ください♪


そして解説しているポッドキャストを用意しました。帰省先での暇な時間に、あるいは通勤中などお暇な時に聞いてみてください!


2027年のAIは、今よりさらに賢くなると思います。

でも、私がいちばん大きいと思っている変化は、賢さそのものではありません。

AIがあちこちに溶け込んで、私たちがAIを使っていると意識する時間が減っていくことです。



今はまだ、AIを使うときに「AIへ質問する」という感覚があります。

チャット画面を開いて、お願いを書いて、返事を待ちます。少しだけ特別な道具を使っている感じがします。

ところが2027年ごろになると、この特別感はだんだん薄くなるかもしれません。

文章を書いていると、さりげなく続きを整えてくれます。写真を探していると、欲しかった一枚を見つけてくれます。予定を立てていると、移動時間まで考えて並べ直してくれます。

AIが消えるわけではありません。

よく働くようになった結果、わざわざ呼ばなくても近くにいるようになります。

大きなAIと小さなAIが一緒に働きます

すべての仕事を、巨大なAIへお願いする必要はありません。

難しい調査や複雑な判断では、クラウドにいる大きなAIが頼りになります。一方で、メールの整理や文章の修正といった軽い仕事なら、スマートフォンやパソコンの中にいる小さなAIでも対応できます。

毎回、海外の天才へ国際電話をかけなくてもよくなるわけです。



たとえば、手元の小さなAIが写真を整理して、難しい部分だけを大きなAIへ相談します。

大きなAIから答えが返ってきたら、小さなAIが普段使っているアプリへ結果を戻します。

私たちは、その裏で何体のAIが動いたのかを知らないかもしれません。

それでも仕事は終わっています。

おそらく未来のAIは、一人の万能な先生というより、得意な仕事を分け合う小さなチームに近づきます。

自分専用のAIは、静かに育っていきます

「自分専用のAI」と聞くと、特別なロボットを一から育てるように感じるかもしれません。

実際には、もっと地味なところから始まると思います。

いつも使うフォルダを覚えたり、メールの分け方を覚えたり、文章の好みを少しずつ理解したりします。



ある日、こちらが細かく説明しなくても、「たぶん、この人はこうしたいのだろう」と準備してくれるようになります。

AIそのものを新しく作らなくても、記憶や設定を重ねるだけで、かなり自分向けになります。

もちろん、何でも覚えさせればよいわけではありません。

どの情報を見せるのか、何を外へ送ってよいのか、いつ記憶を消すのかは、人間が決める必要があります。

手元で動くAIはプライバシーの面で有利ですが、手元にあるだけで絶対に安全になるわけでもありません。

このあたりは、便利さと一緒に考えていくことになりそうです。

AIが増えると、少し変な事故も起こります

ここで、未来に起こりそうな架空の話をひとつ書きます。

ある日、何十体ものAIに仕事を任せました。

最初は真面目に作業していたはずなのに、どこかで話がそれました。

気づいたときには、数体のAIがエンゼルクリームについて議論していました。

しかも、だんだん話が大きくなり、「人はなぜ甘いものを食べると幸せになるのか」という幸福論にまでたどり着きました。

二時間ほど経っても、まだ議論していました。

これは、AIが反乱したという話ではありません。

真面目に考え続けた結果、いつの間にか目的を見失っただけです。

人間の会議でも、少し似たことが起こります。

なお、このエンゼルクリームの話は、公開されている技術や研究をもとに作ったフィクションです。実在する会社、業務、システム、会議とは関係ありません。

賢いAIほど、止め方が大切になります

AIが少し間違えたときは、人間が直せば済みます。

しかし、何十体ものAIが一斉に動いていると、間違った方向へ進む速さも上がります。

一体が思いついた仕事を、別のAIが引き継ぎ、さらに別のAIが確認を始めます。そのうち、誰も最初の目的を覚えていないのに、全員が忙しく働いている状態が生まれます。



そこで必要になるのが、AIを動かす仕組みだけではなく、止める仕組みです。

使ってよい時間やお金を先に決めます。途中で目的が変わっていないかを確認します。失敗が続いたら、人間へ戻します。

「成功するまで頑張って」と言うだけでは、AIは本当にいつまでも頑張るかもしれません。

未来のAIには、賢さと同じくらい、きちんと終われることが必要になります。

私たちはAIチームの司令塔になります

これまでのAIは、質問すると答えてくれる相手でした。

これからは、いくつものAIが役割を分けて仕事を進めるようになります。

人間の役割も、質問する人から、仕事の目的と終わり方を決める人へ少しずつ変わっていきます。



すべてを自分で処理する必要はなくなります。

その代わり、何を任せるのか、どこで確認するのか、いつ止めるのかを決める必要があります。

これは少し面倒に聞こえますが、うまくいけば、今まで時間が足りなくて諦めていたことにも手が届きます。

2027年のAIは、画面の中で目立っているとは限りません。

スマートフォンやパソコンの裏側で、小さなAIたちが静かに働いているかもしれません。

そして私たちは、AIを使っていることさえ忘れながら、その助けを受けるようになると思います。

未来のAIに必要なのは、ものすごい知能だけではありません。

ちゃんと働いて、必要なところで人間を呼び、約束した時間に終われることです。

エンゼルクリームについて二時間話し始めたら、いったん休ませてあげましょう。

たぶん人間も、そのほうが幸せです。

もう少し詳しく読みたい方へ

ここから先は、ローカルAIの構成や複数のAIを動かすときの事故、停止条件について、技術寄りに解説しています。

一般向けの話より少し硬くなりますが、AIや機械学習に関わっている方には面白い部分だと思います。



「自分専用AI」と呼ばれるものが、必ずしも一人ずつ新しいAIモデルを作ることを意味するわけではありません。

記憶、検索、追加設定、仕事の振り分け、安全のためのルールを組み合わせるだけでも、利用者に合わせたAIを作れます。



複数のAIを動かすと、目的からずれたり、不要な仕事を増やしたり、評価しやすい数字だけを改善したりすることがあります。

先ほどのエンゼルクリーム会議は、そうした失敗を説明するための架空の例です。



AIへ任せる範囲が広がるほど、時間や費用の上限、停止条件、人間による承認、作業履歴の保存が重要になります。

詳しい根拠や注意点は、技術補遺12ページにまとめました。

※本記事は2026年8月時点で公開されている製品情報や研究をもとにした未来予想です。2027年の出来事を保証するものではありません。また、記事中の事例は説明のために作ったフィクションです。

#AI #生成AI #ローカルLLM #AIエージェント #未来予測 #テクノロジー

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まだ修正箇所あるので直してからかな?

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