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全国に4か所だけ。昭和レトロな屋上遊園「スカイランド」が、娘の心を掴んだ話

2児のパパとして、現在1年間の育休中。

先日、「子育て世帯にとってイオンは最強」という記事を書いた。

子どもと過ごす時間が増えたことで、「本当に便利な時代になったな」と感じることが多い。

買い物をしながら遊べる場所があり、授乳室やおむつ替えスペースも充実。フードコートもある。子育て世帯にとって、これ以上ないくらい快適な環境だ。

そんな便利な時代だからこそ、今回は少しだけ時間を巻き戻したような場所へ行ってきた。

大阪・高槻市にある、松坂屋高槻店の屋上遊園「スカイランド」

関西出身の私は、帰省のタイミングで子どもたちを連れて訪れてみた。

トーマスの汽車

かつて、百貨店といえば屋上遊園地が定番だった時代がある。

休日になると家族連れで賑わい、子どもたちの笑い声が響く場所。そんな光景を知っている人も多いのではないだろうか。

しかし時代の流れとともに、その数は年々減少。

現在、日本百貨店協会加盟店の中で営業を続ける屋上遊園は、全国でわずか4か所しか残っていないと言われている。

かつてデパートの象徴だった「屋上遊園地」。日本百貨店協会に加盟する店舗のうち、2026年現在も営業を続けているのは 全国でわずか4箇所 です。なお2023年10月の朝日新聞による全国調査(※1)では5箇所とされていましたが、そのうち「浜屋百貨店 屋上プレイランド」が2024年に閉鎖しています。

レイワレトロ探訪(https://reiwaretroreview.jp/tag/rooftop-amusement/?utm_source=chatgpt.com)様より引用

つまり、ここは日本でも数えるほどしか残っていない、とても貴重な遊び場なのだ。

屋上へ上がると、そこにはどこか懐かしい景色が広がっていた。

昔懐かしのレトロ遊園地

ゴーカート。

レールを走る汽車。

昔ながらのコイン遊具。

ゲームコーナー。

昭和の空気をそのまま残したような空間に、思わず大人の私までワクワクしてしまう。

ただ、一つだけ心配していたことがあった。

「今の子どもにも楽しめるのかな?」

最新のゲームや映像に囲まれて育つ娘に、このレトロな遊園地は少し物足りないのではないか。

そんな心配は、完全に杞憂だった。

屋上へ着いた瞬間、娘の目がキラキラと輝いた。

「あれ乗りたい!」

「これも乗りたい!」

「あっち行こう!」

終始テンションは最高潮。

親の心配なんて、一瞬で吹き飛んだ。

特に助かったのが、アンパンマンの乗り物がたくさんあったこと。

懐かしのアンパンマンその1
懐かしのアンパンマンその2

娘はアンパンマンが大好きなので、それだけで大興奮。

改めて思う。

アンパンマンって、本当に最強。

以前、そんな記事も書いたくらいだ。

もちろん、アンパンマンだけではない。

ドラえもんやピカチュウなど、子どもたちに人気のキャラクターの遊具も多く、小さな子どもなら十分楽しめるラインナップだった。

安心する黄色と青

そして、親として一番驚いたのが料金。

ほとんどの遊具が100円から200円程度で遊べる。

1周3分の列車が200円でいいの!?

最近の室内遊び場やアミューズメント施設では、1回300円、500円という遊具も珍しくない。

もちろん最新設備ならではの魅力もある。

でも、ここは昔ながらの価格設定。

「もう一回乗りたい!」

と言われても、「いいよ」と気軽に言えるのが本当にありがたかった。

育休中ということもあり、家計を意識する場面は少なくない。

だからこそ、この"財布に優しい遊園地"という存在は、とても魅力的に感じた。

便利さを追い求める時代だからこそ、こうした少し不便で、少し古くて、それでも温かい場所には、最新の施設にはない魅力がある。

子どもは新しいものだけが好きなわけじゃない。

大人が「古いかな?」と思うものでも、子どもにとっては全部が新鮮なのだと、娘を見ていて改めて感じた。

昭和の面影を残す屋上遊園地。

全国で残るのは、わずか4か所。

レトロブームの今だからこそ、改めて注目されてもいい場所だと思う。

もし近くへ行く機会があれば、ぜひ一度足を運んでみてほしい。

子どもはもちろん、大人もきっと懐かしい気持ちになれる。

そして何より、「こういう遊び場、ずっと残っていてほしいな。」

そんなことを、帰り道に自然と思ってしまう場所だった。

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