ちゃんと伝わってる?SNSで相談・質問する際に必要な“誠実さ”とは
以前、コミュニティ運営者の立場で、以下のような記事を公開しました。
質問や相談は、気軽にして良いものです。
私自身、LINEオープンチャットで、多くの部屋を運営し、日々たくさんの質問・相談のやりとりを見てきました。また、回答してきました。
その中には、「意図した回答がもらえていないのでは?」と思う場面や、やり取りがうまく噛み合っていないケースを多く見てきました。
「なんで、ちゃんと答えてくれないの?」
「答えてくれたけど、なんだか、ほしい内容とはズレてる…」
そのモヤモヤ、実は“質問相談の仕方”に原因があるかもしれません。
今や、LINEオープンチャットなどのSNS(グループチャット)などで相談や質問をすることは、とても身近な行為。でも、テキストだけのやり取りでは、ちょっとした“伝え方の違い”がすれ違いを生むことも。
そんな時代だからこそ、相手にきちんと伝える力の必要性は高まっています。
ほんの少しの工夫や「誠実さ」を意識するだけで、やりとりはぐんとスムーズに。
この記事では、相談する側としての心がけや伝え方の工夫を、実例を交えて紹介します。
「聞く力」だけでなく、「伝える力」も身につけよう。
質問、相談に回答するには、情報が必要
回答者側としては、質問、相談に、きちんと回答するためには、質問者、相談者から、十分な情報を貰う必要があります。
例として、以下のような質問があったとします。
車を買いたいのですが、どうしたらいいですか?
この質問を見た際に私がまず思うことは、以下です。
予算金額は?
車の使用用途は?何人乗れる必要があるのか?
現在乗っている車の車種、使用年数等は?
なぜ、車を変えようと思ったのか?
どこまで、自分で調べたのか?
ということで、私なら、このように質問するという模範質問例として、先程の質問を書き直してみます。
現在、乗っている車が10年近くなり交換部品が多くなってきたため、そろそろ、乗り換えたほうが良いかと考え、次の車種を検討中です。
・使用用途:家族での日常使い
・家族構成:夫婦2人、長男(6歳)、長女(10歳)、次男(3歳)
・現在の車種:ホンダ フリード(〇〇〇〇年式)
・使用年数:10年
・購入予算:250万円
・新車での購入を想定
ファミリー向けで検索したところ、「トヨタ シエンタ」が良いのかなと思いました。
他におすすめの車種があれば、教えてもらえないでしょうか?
上記が私が質問するのなら、このように書くという質問内容です。
これだけ、書いてもらえれば、車に詳しい方なら、この内容から、回答をしてもらえるのではないかと思います。
逆に、一番最初の何も情報がない状態だと、回答者は曖昧なまま、それなりのそれらしい回答をするか、もしくは、不明な情報を質問者に聞いて、明確にしてから、回答するという2択があります。
前者であれば、質問者がほんとに欲しかった回答になっているかわかりませんし、後者であれば、回答する側の手間が発生しているわけです。
書ける情報は書こう。それが誠実さになる。
回答する側の手間を減らすためには、聞きたい内容を書くだけでなく、質問した背景を含めた詳細情報をなるべく書くことが大事です。
それが、回答者に対して、誠実であるということになりますし、私自身、質問者側の立場になった際には、回答者に対して、誠実でありたいと思います。
もちろん、最初は、どういった情報、内容を書けばわからないでしょう。
そこは、質問、相談をする中で鍛えられてきます。
優しい回答者は、質問相談者に、不明な点は聞き返してくれます。私は少なくとも、そうしてます。
それを経験していく中で、こういった質問をするときには、こういった情報を書かないとだめなんだなと学ぶことができます。
もしくは、回答者側の立場となって、回答を実際にしていると、回答する際にはこういう情報が必要だ、これぐらい情報を書いてもらわないときちんと回答できないという学びにつながります。
よって、ご自身がスキな分野、得意な分野で、回答側をしてみることも、おすすめです。
また、質問する内容が全く詳しくない分野で、どういった情報をかけばよいかわからない場合もあるでしょう。
その場合は、やはり、現在は何でも検索で情報を得られるわけなので、ある程度、質問、相談前に、ご自身でも検索して情報を収集しておくことは大事かなと思います。
検索して、ここまでは理解できたとか、ここがわからなかったとかを記載するだけでも、これも、回答者に対して誠実さを示す一つになります。
質問相談の書き方が変わると、回答内容が大きく変わる時がある
そして、きちんと、伝わらないどころか、ときに書き方が変わることにより大きく回答内容が異なってくる場合があります。
その場合、ほしい回答ではないものが返ってきて、そうじゃないともやっとした気持ちになるかもしれません。
これは非常に要注意です。
中には、自分が本当にほしい回答が返ってきていることにすら、気づいていないと思われる人もいます。
そして、これらの多くは、質問相談者の文章が起点となっていることが多く、それは、要するに、質問相談内容がきちんと書いていないことから、起こります。
具体例をあげると、オープンチャットに関するサポート部屋で以下のような質問がたまにあります。
お部屋の参加者の方で、お部屋のルール違反をする人がいるのですが、どうしたら良いでしょうか?
この質問が来た際、この事を気にする以上は、そのお部屋の管理者なのだろうと推測し、以下のような回答をします。
お部屋の管理者の方でしたら、何度かその方に注意をして、それでも、ルール違反を続けるようでしたら、強制退会で構いません。
LINEオプチャの規約上も、管理者はいかなる理由であっても、強制退会できるようになっています。
しかし、実は、質問相談した方は、ただの一参加者だったとします。
その場合、いや私は管理者じゃないからと、なりますよね。
とならないため、質問した方は、以下のように書くべきだったのです。
お部屋の参加者の方で、お部屋のルール違反を繰り返す人がいるのですが、どうしたら良いでしょうか?
私は、その部屋の1参加者の立場です。
もちろん、返信が来たあとに、「書き忘れてました、私はその部屋の参加者でした」といえば、優しい方なら改めて、回答してもらえるかと思いますが、お互いに、2度手間が生じることになりますし、質問者以上に回答者は、「先にそれを言っておいてよ」と、もやもやを感じることになります。
質問回答の練習の場は、LINEオープンチャットがおすすめ
LINEオープンチャットでは、様々なジャンルのお部屋があります。
その中でも、質問相談が日頃から飛び交っているお部屋があるので、そういったお部屋にまずは入ってみて、普段のやり取りを見てみる。
そして、回答側に回ってみるのもありだと思います。
以下は、私が回答側に実際に回ったときの経験を書いた記事です。
質問相談する際のコツ
長文になることを恐れない
まず、必要な情報を盛り込むと、どうしても、質問相談文は長くなります。
自分では、これ、長すぎて読み手が大変じゃないと思うかもしれませんが、必要な情報が整理されて書かれていれば、大丈夫です。
むしろ、短く書いたほうが良いという思いで、色々と情報を端折ったほうが、回答する側に手間を掛けてしまうのはこれまで、この記事で書いてきた通りです。
また、長文を恐れないことについては、以下記事で詳しく書いてます。
読みやすい長文を書くコツなども、詳しく書いてます。
箇条書きにする
文章があまり得意ではない人ほど、そうですが、文章内に情報を沢山盛り込もうとすると、そもそも、文章がかけない、書いたとしても、相手に伝わらなかったりという経験があるのではないでしょうか。
この記事の途中で私が書き直した相談文でも、箇条書きを利用しています。
特に、条件、基本的な情報(年齢、性別、家族構成、予算)は、箇条書きで書いてあったほうが、読み手がすぐに読めて、きちんと伝わりやすいです。
自身の状況などを伝える際に、長文で、こうであーでと書いて、伝えようとして、ややこしい文章となっている方もおられます。
しかし、そういった場合も、時系列に沿った順番で、箇条書きで書いたほうが、書き手も書きやすく、読み手にも優しい、きちんと伝わる可能性が高いです。
よって、まずは、頭の中を整理する前に、伝えたいことを箇条書きにして、その後、質問相談文をそれに基づいて、書き始めるのがおすすめです。
相手は、自分のことを何も知らない前提でかく
SNSの場では、特にこれが大事ですが、基本的にはよほど、普段が仲が良くて、色々話をそれまでにしている場合を除いて、あなた自身のことを何も知らないわけです。
よって、質問相談する際には、回答に必要なあなた自身の基本情報(プロフィール)や、それまでの状況、経緯などを端折らずに書く必要があります。
何を聞きたいのか、わからないのか、困っていることを明確に書く
これも本当に、実際に質問相談される側で見ていると、よくあるのですが、状況の説明などは、長文で書いてくれているのですが、肝心のその方が困っていることや、どうしたいのか、何がわからないのかを書いてないことがあったりします。
これも、回答する側が、再度、そういったことを聞き返す手間が発生することになりますので、気をつけましょう。
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