心の裁判官さん、今日はお茶でもどうぞ ー“正しさの法廷”を閉じる人生の午後
こんにちは。
Framing|花子です。
本日も読みに来てくださり
ありがとうございます。
当たり前を手放して人と自分を自由にする生き方のヒント
を投稿した時に、
「子育ての悩み」のタグをつけたので、
子育て世代の方も、
多くフォローしてくださったようです。
今日は、
「まだ子育て中だよ」という
そんな新しいフォロワーさんに向けて
以前の書いた記事のリライトをお届けします。
アンガーマネジメント講師時代を思い出して
書きました。
子育て世代以外でも、イライラでお悩みの方には
お役に立てる記事かもしれません。
よかったら、
お付き合いくださいね☕

「毎日、なんだか怒ってばっかり。
この心地悪さを何とかしたい」
そんなふうに感じていますか?
怒りは、人間にとって大事な感情。
持っていて当たり前です。
でも、イライラが続くと、
心にも体にもじわじわ悪影響を与えます。
感情は癖になると言われています。
怒りを使い慣れると、
いつも怒りでコミュニケーションを
取るようになってしまう。
「怒って何が悪いの!それが当たり前でしょ」
それくらい開き直れる方は、
この先の記事は不要かもしれません。
でも、もし少しでも
今の自分を軽くしたいなら、
読み進めてみてください。
他人ジャッジも、自分ジャッジも、どっちも重い
「あの人の考え方、賛成できない」
「もっと動けるでしょ、パパ」
「上司はこうあるべきでしょ」
つい口から出る“他人ジャッジ”。
でも、もっと厄介なのは“自分ジャッジ”です。
「優しくて完璧なママでいるべき」
「今日は怒ったからダメな親だ」
こうやって、
心の中で裁判が開廷します。
毎日ペースで。
でも、考えてみてください。
自分や他人を裁いたとて、
何が変わるのでしょうか?
誰かが有罪になったからといって、
明日から家事が減るわけでも、
子どもが急に言うことを聞くわけでもないのです。
心の裁判官は、時代遅れかもしれない
たとえば
「子どもは8時には寝せるべき」
「人の期待には応えるべき」
こんな“べき”抱えていませんか?
でも、子どもの状況やあなたの現実と
必ずしも合致するとは限らない。
この“べき”を言い続けているのは、
あなたの心の中の裁判官。
しかもその裁判官、
案外「黒電話」を握りしめているかも
しれません。
「こうしなきゃダメ!」と怒鳴るけど、
時代はもうスマホ。
以前はあなたを守ってくれたルール、
少し前なら当たり前とされたルール、
でも、今それ、時代遅れかもしれません。

心の裁判官
そんな裁判官に24時間つき合っていたら、
息が詰まるのも当然です。
たまにはこう言ってあげてください。
「裁判官さん、今日はお茶でも飲んでてね」

お茶室に鍵をかけて閉じ込めておきましょう。
世の中は、私たちが生まれる前から動いている
私たちが生まれる前から、
世の中はすでに回っていました。
だから先輩たちから
「こうあるべき」「こうすべき」と
教わるのも自然なこと。
でも、それが永遠に正しいとは限りません。
中には、時代に合わなくなった
“べき”もあります。
守るべきは法律。でも法律だって変わる
社会には「守るべきルール」があります。
その中でも法律は最も強力──
命や権利を守るためにあります。
でも法律だって、時代に合わせて変わります。
昔は体罰が「しつけ」とされていた
時代がありましたが、
今では虐待防止の観点から
厳しく禁止されています。
つまり、以前「正しい」とされていたことが
ある日を境に「もうそれはダメ」に
変わることもあるのです。
価値観やルールは、自分で選べるものもある
法律のように必ず守るべきものもありますが、
それ以外の価値観やマイルールは、
自分で選び直せるものもあります。
昔は「家の中の当たり前」を
そのまま子どもに
受け入れさせることができました。
でも今は、子どももスマホを持ち、
家の外の多様な価値観に日々触れている。
それもあって、
「こうするのが普通だよ」という「普通」は
通じにくくなっています。
だからこそ、この家ではどうするのか
子どもも納得できる形で
ルールを選びなおしてもいいのかもしれません。
スプーンの油と、宮殿の美しさ
パウロ・コエーリョの小説
『アルケミスト』には、
こんな印象的な場面があります。
旅の途中で出会った賢者が、
少年に試練を与えます。
「宮殿を見学してきなさい。
ただし、このスプーンに入った油を
こぼさないように」

少年は油を守ることに集中しすぎて、
宮殿の美しい庭や芸術品を
まったく見る余裕がありませんでした。
今度は賢者が
「景色もちゃんと見ておいで」と促します。
すると、景色は堪能できたものの、
油はすっかりこぼれていました。
そこで賢者はこう言います。
「幸福の秘密とは、世界のすべての素晴らしさを味わい、しかもスプーンの油のことを忘れないことだよ。」
この言葉が伝えているのは、
「大切に守りたいもの」と
「人生の美しさを楽しむこと」の両立の難しさ。
スプーンに何をのせて歩むか考える
もしあなたが苦しかったら、
少し立ち止まって
自分のスプーンを覗いてみませんか。
今、スプーンに何をのせて歩くのか。
何が本当に必要なのか。
どれくらいのペースで歩くのか。
理想や「べき」を少し降ろしてみれば、
子どもの笑顔の種類に気づける余裕も、
空を見上げる時間も、
戻ってくるはず。

焦らず行きましょう🍃
🌸本日の一句🌸
べき論を 降ろして見えた 青い空
べきの片付け方はコチラ👇
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