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【葬送のフリーレン】「女神の石碑編」で魔族側が狙う「未来の情報」とは?【考察】

キーノ峠で勇者一行と会敵する前、女神の石碑を前にしてソリテールはこう言っています。

すべては魔王様の御心のままに。
フリーレンから未来の情報を奪い、この時代で始末する。

『葬送のフリーレン』第116話

グラオザームはこう言いました。

私の生きているこの時代に未来のフリーレンがやってきたのは、またと無い僥倖です。私ならフリーレンから未来の記憶を奪い、始末することもできる。

『葬送のフリーレン』第117話

ということは、魔族側の目標は二つです。

  • フリーレンをこの時代で始末すること

  • フリーレンから未来の情報(記憶)を奪うこと

これが魔王の指示です。

しかし、魔族側はフリーレンの未来への帰還を許してしまったため、「フリーレンをこの時代で始末する」という目標は達成できませんでした。

勇者一行との戦闘後のソリテールとグラオザームの会話です。

(ソリテール)それで、収穫はあったんでしょ?
(グラオザーム)…………
(グラオザーム)知りたいですか?
(ソリテール)勿体ぶるなら、聞いてあげないわよ。

『葬送のフリーレン』118話

この遣り取りから、グラオザームがフリーレンから首尾よく「収穫」すなわち「未来の情報(記憶)」を手に入れたことがわかります。

では、この「未来の情報(記憶)」とは何でしょう?

人類の魔法技術でしょうか?

確かに、未来の魔法技術を入手できれば魔族に有利に働きます。

しかし、たとえ未来のものとはいえ、魔族にとって人類の魔法技術にどれほど魅力があるのかは疑問です。そんなものを魔王がわざわざ「女神の石碑」を監視させてまで狙うとは思えません。

しかも、メタ的なことを言えば、「未来の魔法技術」ではストーリーへの関りが生まれません。

何かストーリーに関わるような重要な情報、しかも魔族の存亡と関わるような情報が未来(というか現在)にあるか?というと、『葬送のフリーレン』は基本的には「後日譚」として進行するために、ほとんど思いつきません。

「魔王討伐後」の「後日譚」にあるのは、淡々と進むフリーレンたちのエンデ(オレオール)を目指す旅だけです………

………ということは、つまり、魔王が入手するよう命令した「未来の情報(記憶)」とは、ヒンメル・ハイター・アイゼンが秘密裏に進めている、「時空干渉を利用した魔王討伐計画」でしょう。

フリーレンはまだはっきりとは理解していないようですが(第140話参照)、フリーレンの記憶を詳細に分析すれば、フリーレンがエンデを目指し、キーノ峠の女神の石碑に辿り着いたのは、ヒンメル・ハイター・アイゼンの誘導によるものであることがわかるはずです。

つまり、フリーレンの「人を知る旅」のもう一つの姿、「時空干渉を利用した魔王討伐計画」の内実が魔族側に露見することになります。


※『葬送のフリーレン』に関する主要な考察記事を「質問と回答」の形式でまとめています。

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