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20万年前の脳に「わがままをやめろ」と言っても無理がある|未処理タスクOSで“発動スイッチ”を読み解く

■ 20万年前作戦考える「わがまま」とは?

僕が勝手に呼んでいる「20万年前作戦」。
詳しくは
20万年前作戦|思考の深層で人間のOSを初期化する方法
をご覧ください。

今回は、どこの家庭でも悩みの種である「わがまま」について、 20万年前作戦で考えてみようと思います。

■ その前に・・・

「わがまま」とは何か?

一般的には、 自分の欲求や感情を優先し、周囲の状況や人の気持ちを考えずに行動すること。
「おもちゃを買ってくれなきゃ嫌!」
「今すぐ遊びたい!」
こういう行動が典型例です。
そして専門家はこう言います。

「わがままは成長の過程で誰しもが経験する一時的な姿です。」

……ここで僕のひねくれた性格が登場します。

本当に“一時的な姿”なのか?

わがままが出てくる構造を、20万年前作戦の視点で見てみましょう

■ まずはAIに問う

「わがままは成長の過程で誰しもが経験する一時的な姿でもあります。」という考えがあるが、なぜわがままが起きるのか?
<回答(要旨)>
「わがまま」を経験し、そこで他者との衝突や妥協を繰り返すことで、人は次第に「自分の欲求」と「社会のルール」の折り合いをつける術を学んでいきます。つまり、健全な社会性を身につけるための不可欠なトレーニング期間なのです。

では、こう問うてみる。
「自分の欲求」を他者にぶつける行為は、自分の外側に自己の存在を求めようとする行為ではないか?自己の存在を自己の内面に求めれば、この行為は起きにくくなるのではないか?
<回答(要旨)>
「わがまま」が起きる時期は、自己の重心地がまだ自分の外側(他者との境界線)にあります。しかし、経験を積むことで重心地が自分の内側(中心)へと移動していきます。

さらにこう問う。
親がそこを我慢できずに親の理屈で押し込もうとするから、子供は自己の重心を内側に持って行くことができないのではないか?
<回答(要旨)>
子供がわがままを言っている時、親がすべきなのは「理屈で勝つこと」ではなく、子供が「自分の欲求を出し切った後に、それを自分でどう収めるか」を見守る「耐える力(ネガティブ・ケイパビリティ)」なのかもしれません。

ん?? 専門家は「一時的な姿」と言っていたけど、なんか怪しくないか?
僕の仮説はこうです。

わがままの発動スイッチは“依存”と同じで、「未処理タスクOS」が原因では?

つまり——

わがままとは“未処理タスクOSが誤作動した結果としての外部出力”である。

ということです。

■ 20万年前作戦で“構造”を見直す

20万年前、人間が小さな集団で生きていた時代。
“未処理タスク”とは、次のような 生存に直結する危険 だけだったと思われます。
捕食者の接近(=死)
仲間の不在(=孤立 → 死)
火の消失(=寒冷・捕食 → 死)
水の汚染(=病気 → 死)
食料不足(=飢餓 → 死)
子どもの行方不明(=捕食・事故 → 死)

これらはすべて、 「処理しない=死ぬ」 という、極めてシンプルで強烈な因果。
だから脳はこう学習した。

未処理タスク=危険。すぐ処理しろ。

このOSはアップデートされていません。
現代でもそのまま動いています。
ただし、環境が変わったせいで ミスマッチな動作 として。笑

■ では、これがどう「わがまま」につながるのか?

20万年前の未処理タスクは 外部の危険 でした。
しかし現代の子どもにとっての未処理タスクは、
・欲しいものが手に入らない
・今すぐやりたいことができない
・気持ちが満たされない

といった 命に関係ない欲求 に置き換わっています。
でもOSは20万年前のままなので、こう誤認する。

「未処理タスクだ。危険だ。すぐ処理しろ。」

そして、 内的処理が未発達な子どもは、そのまま外側に出力する。

「買って!」「今すぐ!」「やだ!」

これが“わがまま”の正体なのではないでしょうか。

■ 人の思考の入口はカテゴリ

人は情報を処理するとき、まず最初に 「この情報は何の情報だ?」 とカテゴリを探します。
脳の資源を節約するためのショートカットです。

今回の「わがまま」を例にすると、

わがまま → 教育学?発達心理学? → 俺知らん分野 → 専門家の意見聞いとこ

となり、

「わがままは成長の過程で誰しもが経験する一時的な姿」

という“ただの専門家の言葉”が、そのまま自分の考えに上書きされてしまう。

これ、怖くありませんか?
自分の思考を外から歪められる感じ、僕だけじゃないはず。

■つまり、わがままとは?

「わがままは一時的な姿」という説明には、どうしても違和感があります。
なぜなら、“一時的”という言葉は構造を説明していないからです。

こういうことを言うと、

  • 君は専門家じゃない

  • AIの回答を信じるの?

  • わがままはどの家庭でも出るよ

と言われるのが世の常。
でも良いんです。

わがままが起きる“それらしい構造”を知っただけで十分。

常識を疑い、本質を調べる。 それが僕の探求心の原点。
今回もそれをやっただけのことです。

みなさんはどう思いますか。

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