デザインの裏側を、深く話す場所をつくります【村田俊英のデザイン裏話(メンバーシップ)について】
こんにちは、デザイナーの村田です。
普段はXやnoteで、デザインの学び方やキャリア、スタートアップでの仕事について発信しています。
ただ、広く公開する記事では、どうしても「きれいに整理できた話」が中心になります。
実際の仕事では、そんなに簡単に答えが出ることばかりではありません。
何を作るべきか迷う。良いと思って提案したデザインが通らない。組織や事業の都合で、理想通りに進まない。AIによって仕事の進め方が変わり、自分の価値について考える。
うまくいったことより、うまくいかなかったことから学ぶ場面もたくさんあります。
そうした、普段はあまり表に出していないデザインの裏側を、もう少し率直に書く場所として、noteのメンバーシップ「村田俊英のデザイン裏話」をはじめます。
メンバーシップについて
スタンダードプランは、月額980円です。
毎月、メンバー限定の記事を2本以上配信します。
扱うのは、主に次のようなテーマです。
デザインのクオリティを上げる方法
デザイナーのキャリアや転職
スタートアップや事業会社でのデザイン
デザインマネジメントやフィードバック
AI時代にデザイナーが身につけるべきこと
Xや無料noteでは書きにくい、仕事と発信の裏話
単にノウハウを紹介するだけでなく、僕自身が現場で迷っていること、試していること、うまくいったこと、いかなかったことも書きます。
無料で読める、オススメのnote一覧
どんな人に読んでもらいたいか
このメンバーシップは、未経験者から中堅デザイナーまで、デザインと長く向き合いたい人に読んでもらいたいと思っています。
たとえば、こんな方です。
デザインを学んでいるが、何を練習すればよいかわからない
Figmaは使えるようになったが、デザインのクオリティが上がらない
周囲に先輩デザイナーがおらず、良いフィードバックを受けられない
数年間デザイナーを続けて、成長が止まっているように感じる
制作会社、事業会社、スタートアップの違いを知りたい
AIによってデザイナーの仕事がどう変わるのか不安がある
デザインの表面的なテクニックではなく、本質的な考え方を学びたい
反対に、すぐに使えるFigmaの操作方法や、これさえ覚えれば必ず上達する、といった簡単な正解を期待している方には合わないかもしれません。
デザインは、短期間で攻略できるものではありません。
だからこそ、長期的に積み上げる価値があります。
デザインとは何か
「デザインとは何ですか?」と聞かれると、よく「課題解決です」と説明されます。
もちろん、間違いではありません。しかし、それだけでは少し足りないと僕は思っています。
課題を発見する。情報を整理する。必要なものと不要なものを分ける。複数の選択肢を作る。その中から、目的やユーザーに合ったものを選ぶ。そして、誰かの感性に届く品質まで磨く。
デザインとは、こうした小さな判断の積み重ねです。
見た目をきれいにするだけではありません。一方で、課題を解決できれば見た目の品質は低くてもよい、というものでもありません。
目的を達成する品質、迷わず使える体験の品質、心を動かす感性の品質。この3つを行き来しながら、より良い状態を作るのがデザイナーの仕事です。
そして実務では、誰にとっても正しいデザインはほとんどありません。
予算、納期、技術、ブランド、事業、ユーザー。さまざまな制約の中で、その時点で最も良いと思える答えを選びます。
だから、デザイナーに必要なのはツールを操作する力だけではなく、何を良いと判断するかという基準です。
デザインは、どうすれば上達するのか
デザインは、記事や本を読むだけでは上達しません。
知識は必要ですが、知っていることと、作れることの間には大きな差があります。
上達に必要なのは、次の3つです。
質の高いデザインをたくさん見る
実際に手を動かして作る
フィードバックを受けて修正する
僕がメンターとしてよく伝えているのが、「模写→抽象化→具体化」の流れです。
まず、良いデザインを細部まで模写します。次に、なぜ良く見えるのかを、レイアウト、余白、文字、色、写真などの要素に分けて考えます。最後に、そこで学んだ要素を別の題材へ組み合わせ、オリジナルのデザインとして作り直します。
模写だけでは、元のデザインから離れられません。知識だけでは、実際の画面を作れません。自由に作るだけでは、自分の癖から抜け出せません。
見る、作る、比べる、選ぶ、直す。
この地味な繰り返しによって、少しずつ判断の精度が上がります。
デザインの上達に、派手な近道はありません。
ただし、正しい方法で量を重ね、質の高いフィードバックを受けることで、遠回りを減らすことはできます。
メンバー限定記事では、こうした練習方法や、実際にデザインを見るときの視点についても、より具体的に書いていきます。
AI時代に、デザインとどう向き合うか
AIによって、一定品質の文章、画像、UIを作るコストは急速に下がっています。
これまで数時間かかっていた作業を、短時間で試せるようになりました。デザイナーにとって、AIは間違いなく便利な道具です。使わない理由はないと思っています。
一方で、AIが作ったものをそのまま出せば、良いデザインになるわけではありません。
AIは、多くの事例から平均的な答えを作ることが得意です。しかし、その会社が何を大切にしているのか、目の前のユーザーがどこで困っているのか、どこまで品質を高めれば人の心が動くのかを、最後に判断するのは人です。
これからのデザイナーには、「何を作れるか」だけでなく、「何を選ぶか」「何を捨てるか」「何を良しとしないか」が、より強く求められます。
AIが70点の土台を短時間で作れるなら、デザイナーは残りの30点に集中できます。
その30点を磨くために必要なのが、審美眼、言語化、事業理解、ユーザーへの想像力、そして自分なりの偏愛です。
AIによってデザイナーが不要になる、という単純な話ではありません。
AIを使うことで、デザイナーが本来向き合うべき判断に、より多くの時間を使えるようになる。僕はそのように考えています。
もちろん、僕自身もまだ試行錯誤している途中です。その過程も、メンバーシップで共有していきます。
きれいな正解より、考えている途中を共有したい
このメンバーシップを、一方的に正解を教える場所にはしたくありません。
デザインには、状況を超えて使える普遍的な原則があります。一方で、現場では簡単に答えが出ない問いもたくさんあります。
僕が現時点でどう考えているのか。何を試して、何がうまくいかなかったのか。以前と考えが変わったことは何か。
完成した結論だけではなく、その途中も含めて共有します。
スタンダードプランは月額990円。メンバー限定記事を毎月2本配信します。
デザインについてもう少し深く考えたい方、長期的にデザインスキルやキャリアを育てたい方に参加してもらえたら嬉しいです。
一緒に、デザインについて考えていきましょう。
ポッドキャスト
同僚のデザイナーと一緒に、ポッドキャストをやってます!
デザインの学びについてちょっとタメになる話しを、楽しく語っているので、ぜひ聞いてみてください!
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