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【前編】禁止された最強AI「Claude Fable 5」に、動画とLPを丸ごと作らせてみた‼️

こんにちは!AIクリエイターのinstkoniです。




Claude Code を毎日仕事に使い倒している副業クリエイターで、並行してYoutubeでAI音楽チャンネル「異世界の音楽家 / AI Motion Musics」も運用しています。




【記事概要をPodcastでも聴けます‼️】

 


 

2026年6月9日、Anthropicは「Claude Fable 5」をリリースしました。直前まで「一般には出せない」とされていたクラスのAIです。





今回は前編/後編という形でこの話題のAIモデルについて、概要からユースケースについて存分に語っていこうと思っています。





👤「でも結局、自分は使うべきなんだろうか?」

はい、それを考えるのがこの記事の意義です。



盛り上がりを冷静に整理しつつ、あなたにとっての「賢い距離感」を決める地図を作ります。先に結論となりますが、全員が急いで飛びつく必要はありません。






Anthropicが「Mythos(神話)」と呼ぶ最上位モデルは、危険性を理由に選ばれた組織にしか使えない制限付きのまま。その「安全版」として一般公開されたのが 「Fable(寓話)5」 です。






リリースの数日前には、共同創業者の Jack Clark が「AI業界にはアクセルはあるのに、ブレーキがない」と公の場で警告したばかりでした。





その警告どおり、公開のわずか3日後に、比喩ではなく現実のブレーキが踏まれることになります。

突然、停止されて慌てて作った記事はこちらです👇

 



 

 






第1章:まず3行で理解する「何が起きたか」

Claude Fable 5 の登場は、一言でいうと「これまで選ばれた組織にしか使えなかったAIを、安全フィルター付きで一般公開した」という出来事です。

👤「Mythos(ミュトス)と Fable(フェイブル)って何が違うの?」


 

 

 

🟢 Fable5 /Mythos5は「2兄弟」

📗 2つのモデルをざっくり整理するとこうなります






ひと言で言えば、
Fable 5 は「安全ブレーキを装着した Mythos クラス」 です。






名前を分けたのは安全ガードレールの違いを示すためで、Anthropic公式によればFable(寓話)はラテン語の fabula(語られるもの)に由来し、ギリシャ語の mythos と語源を同じくします。





つまり「語源は同じ、でも届く場所が違う」。公開できるものとできないものの境界を、自覚的に設計している姿勢を感じます。

 


 

 

🔵 数字で見る「何がすごいか」

コーディングの実力を測るベンチマーク「SWE-Bench Pro」で 80.3% を記録しています。





現役エンジニアが実際に直面するバグ修正タスクを模した試験で、80%超えは「現実の仕事を自律でこなせる水準」と読める数字です。


一部記載。ただし指標によってはGPT-5.5が上回るベンチもあります(VentureBeat)





ハルシネーション率も単一の評価サイトによる参考値です。





数字自体はエンジニア向けの指標ですが、「ケタが違う進化」という感覚だけ掴んでもらえれば十分です。精度を重視する仕事で差が出てくるモデルだと捉えてください。






決済サービスのStripeが早期テストで報告した数字は、能力をもっとも分かりやすく示しています。

⚠️Stripe が5,000万行のRubyコードベースの移行作業を試験。人間チームなら2ヶ月以上かかる規模を、Fable 5 は 1日で完了 させた。

 ITmedia「Anthropic、Mythos級モデル「Claude Fable 5」を提供開始」(2026-06-10)





単純計算で約60倍速です。ただ、能力の高さ自体は想定内でした。





僕が予想を超えたと感じたのは、公開の文脈と、この命名の意図、そして、このあと起きたことのほうです。

 


 

 

🔴 そして、政府が本当にブレーキを踏んだ

冒頭で触れた「ブレーキがない」という警告は、公開直後に現実になりました。6月12日、米政府が本当にブレーキを踏みました





フロンティアAIモデルへの輸出規制の適用は史上初のことで、Anthropicはユーザーの国籍をリアルタイムで確認する手段がないため、全ユーザーへの提供をその日のうちに停止しました。






停止は6月30日の規制解除まで18日間続き、7月1日、Fable 5 は新しい提供条件付きでグローバルに復帰しています。





「危険だと言いながら公開した」の続きは、「危険だと言われて、本当に止められた」でした。






モデルの違い/実力/政府が踏んだ本物のブレーキ

 

 




第2章:それで、何をやらせると面白いのか:実例ユースケース集

 

👤「で、具体的に何をやらせると良いの?」

能力の高さは分かった。
でも「自分の仕事に使えるのか」が見えないと動けません。その判断材料にしてもらうべく、色々とやってみました。





⚠️ただ…。まず先に言っておきます。
コストを考えると、このモデルは一般的ではありません。

Max20Xプラン(月間220$)でも開発を基本無しで運用しただけで一瞬で週間リミットが枯渇。
使い所をしっかりと見据えて使わないと、お金💰がいくらあっても足りません。





さて、この章では、タイプ別の「任せると面白いタスク」を整理したあと、僕がこの記事の裏で実際にFable 5にやらせてみたものをお見せします。


 


 

 

🟢 あなたのタイプ別・任せると面白いタスク

📗 タイプ別にユースケースを整理しました




一番「なるほど」と感じるのが非エンジニア向けのサイト生成でコードの知識がなくても既存サイトを見せれば似たテイストのサイトが返ってくる。






こちらの Youtube動画では「フォントも仕上がりもアニメーションも見事(nice fonts, clean technical output, lovely animations)」でした。

こうしたタイプ別の使い方は「入口」ですが、世界中の人がFable 5に何をやらせているかの全貌は、後編でまとめてお見せします。

 


 

 

🎬🌐 実際に、この記事の裏で僕がやってみたことをお伝えしまう

僕は、この記事を書きながら下記のことをやってみました。

✅普段のLLMの会話(秘書との会話)をFable5に切替て使用感を見る
Note作成(編集部との会話)とインフォグラフィックの作成をFable5に切替て使用感を見る。
アニメーション作成(映像制作部の会話)をFable5に切替て使用感を見る
✅Noteの自己紹介ページからブランド動画を作成をしてもらう
✅LP(ランディングページ)を1本Fable 5に丸ごと作ってもらう

僕はClaudeで仮想会社を運営しています。詳細については各記事をご参照ください👇











🟢 LLMの会話(秘書との会話)をFable5に切替て使用感を見る

秘書との会話をFable5に切り替えて行ってみました。





すべての会話をこの記事内に記載するのは効果的ではないと思いましたので、まず結論からです。

💡通常のチャット、壁打ちでは僕の肌感では劇的な向上は見られなかった。
💡新しいワークフローの構築やスクリプトの開発などは意図をしっかりと組んで構築を行ってくれる印象を受けた。

ワークフロー作成では結構手間取ることが多いのですが、過去にRunbookなどの整理を行ったこともあってか、順調に一つの社内ワークフローを構築することができました。





対話だけでは、正直凄さが感じられないので、通常運用時はOpusで十分だと思います。





🟠Note作成(編集部との会話)とインフォグラフィックの作成をFable5に切替て使用感を見る。

僕のNote作成のフローとしては、「オーナー対話型」「AIニュース自動選定型」があります。




あ、先に言っておきますが、AIが作った文章をそのまま公開はしていません。1記事ずつ、2〜3時間は最低でも文章の修正やレイアウト調整、場合によっては構成をガラッと変えたりしています。




AIだけが書いた文章って、誰も読みたくないでしょ⁉️(笑)




さて、「オーナー対話型」はオーナー(僕)から特定のキーワードの記事作成依頼を受け、その内容を調査し、その内容を僕のスタイルにあわせて下書きを作ってもらうというものです。





こういう記事ですね。特定のテーマをもとに調査を深めて記事を作成する。





AIニュース自動選定型」は毎日採取しているAIニュースに対して、独自のスコアリングでスコア化をして、Note記事への採用優劣をつけています。





オーナーの承認後に下書きを僕のスタイルで描いてもらうというもの。

こんな感じで秘書室から毎日ハイライトが届くようにしています。





こういう記事ですね。いくつかの関連するAIニュースをもとに、解釈を入れて記事にするというものです。




それで、これらを作ってもらった結果です。

💡編集部のルールやワークフローをしっかり守って作成をしてくれた
  イメージが強い。下書き記事のクオリティも一段上がった気がする。
💡インフォグラフィックについては劇的にクオリティが上がった。

ワークフロー作成では結構手間取ることが多いのですが、過去にRunbookなどの整理を行ったこともあってか、順調に一つの社内ワークフローを構築することができました。
インフォグラフィックはテンプレート+記事の各章内容+毎回アドリブ要素がある。




記事のレベルは底上げされ、インフォグラフィックもクオリティが上がった。Note記事作成ではかなり重宝されるモデルだという感想です。







🟣アニメーション作成(映像制作部の会話)をFable5に切替て使用感を見る

結構驚いたのはここです。アニメーションを制作しているのですが、ストーリーとキャラクターシートを作成して、パラパラ漫画を白黒で作成します。




今回依頼したのは、結構な無茶振りです。

📹添付するこの物語のストーリーとキャラクターシートからアニメーションティザーを作成するためのカットを考えて。基本、白黒のラフ画で作成してほしい。

もともと、GensparkAIのGPTImage2を使って、基本無料で最大4Kまで作成ができるので、それを利用するスクリプトを組んでいましたので、それを使うように指示をしていました。





一晩おいていたらこんな感じものができてました。





少し手直しはいりますが、方向性も間違えてない、キャラクターもある程度一貫性があるという点からスゴいと思いましたね。


出だしのカット


ヒロインの登場

こんな感じのものが30枚ほどできあがってました💦

これが出来上がった一覧です。





🔵Noteの自己紹介ページからブランド動画を作成をしてもらう

そうだ、よくあるブランド動画とかLPを作ってもらおう‼️




…単純な発想です。





LLMのモデルベンチマークとして使われることが多いので、やってみようかなと。




まず、結果から言うと、僕は動画編集ソフトを一度も開いていません
素材はどちらも同じ、僕の別のnote記事です。





📗 条件は下記の3つ。
✅「動画編集ソフトを使わずコードだけで作る」
✅「1枚のHTMLだけで完結」
✅「記事にない事実は入れない」

クリップ画像をしっかり作っておけばちゃんとした動画もできると思います。





最初のプロンプトは記事のURLと仕様(90秒・1920x1080・タイポグラフィ中心)を渡しただけ。





Fable 5 は Remotion(コードで動画を組み立てるツール)のプロジェクトをゼロからセットアップし、初稿を約6分で出してきました





そこからは一度もコードを触らず、普段の言葉の指示だけで進みます。

📚「ストーリー仕立てにしたい」→ モノクロ太線イラストの紙芝居ストーリー版へ方針転換
📚「時系列で年代が変わるのに毎回おじさんなのは良くない。もう少し若く、統一して」。若返りに成功
📚「BGMを渡すので、いいところだけ切り出して」→ ffmpeg で波形を解析し、最後の90秒を自動抽出して合成

こうして、18歳から現時点までの成長物語を語る動画ができあがりました。












編集ソフトの起動回数は、最後まで0回です。
動画編集が「タイムラインを触る作業」から「言葉で意図を伝える設計」に変わる。







じつはこれ、Anthropic公式チームがFable 5自身のローンチ動画を、動画編集ソフトを開かずコードとテキストだけで完成させた事例の再現です






🔴LP(ランディングページ)を1本Fable 5に丸ごと作ってもらう

最初のプロンプトは記事のURLと構成の指定、そして「テイストは異世界×音楽。幻想的な夜空の雰囲気で」の一文だけ。




3分後には、星空に音符が舞う初稿
が返ってきました。ここからも普段の言葉のダメ出しだけで進みます。

✅「デザイン的にこれはすごいと言わせるLPにしてほしい」→ 音符が光の尾を引くパーティクル、オーディオビジュアライザーへ刷新

✅「走馬灯ギャラリーですが、全然走馬灯になっていません。YouTube動画やタイトル画像が流れていく感じにしたい」→ Fable 5 が僕のYouTubeチャンネルから実際の動画サムネイル14枚を自分で取得し、円筒状に回り続ける「本物の走馬灯」を組み上げた。カードの1枚1枚が該当動画へのリンクになっている

✅「ヒーローに、さっきのブランド動画を埋め込んでほしい」→ 60MBの動画をffmpegで8MBに自動圧縮し、シアター枠に収めてきた




仕上げに「費用ゼロで公開したい」と頼むと、GitHub Pages を自分で提案し、リポジトリ作成からアップロード、公開設定まで完走。





数分後には、誰でも開けるURLが返ってきました。

改善点はあると思うのですが、30分程度でここまで作れるのはすごいです。
LPの「作品の走馬灯」:実サムネイルの3D回転ランタン





動画とLP、2つの実演を通して僕が出したのは、最初の注文が1回ずつと、ダメ出しが数回。デザインの引き出しも、実装の手も、公開作業さえも、こちらは言葉しか出していません。






今回のLP作成の流れを振り返ってみる



 

 

 

🧩 Fable 5を頭に、安いモデルを手足に

そんなに賢いなら、全部 Fable 5 に任せればいいのでは?」と思うかもしれません。でも、これがもったいない使い方なんです。





Anthropic公式のモデル選びの考え方では、モデルは Haiku → Sonnet → Opus 4.8 → Fable 5 の4段階に分かれ、後ろほど賢く、後ろほど枠を食います。公式ははっきり書いています。




簡単なタスクに Fable 5 を使うのは、枠の浪費だと(出典: Anthropic公式「Choosing the right Claude model」)。

📗 いま業界で定石になりつつある使い方は、こうです👇
プランナーとエグゼキューターを分ける。Fable 5 には計画と判断だけをさせて、実際の手を動かす作業は Sonnet や Haiku といった安いモデルに委ねる。

「最も高価なモデルには、本当に判断が必要だった分だけ課金する





ただし落とし穴もあります。安いモデルに任せすぎると、かえって高くつく。間違え→直し→また間違えの「手戻りループ」に入ると、節約したはずのコストが逆流します。




厄介なのは、品質の劣化がダッシュボードの数字には現れず、静かに進むこと。





冒頭にも申し上げた通り、Claude Code の上で「AI秘書の仮想会社」を運営しています。





編集部・SNS運用部・映像制作部といった各部署に判断を担う"lead"と、実行を担う"worker"がいる構造にしています。





いま業界が再発見している「Fable 5を司令塔に、安いモデルをワーカーに」という構造を、部門設計として先に持っていたわけです。




さきほどの動画作成等も同じ使い分けで作りました。




段取りを組み立てる司令塔はFable 5、画像を大量生成してその出来を見張る単純作業はOpus 4.8やSonnet 5。




頭と手足を分ける、これが僕の日々の一次体験です。
一方、日常チャットや軽い文章作成には今のモデルで十分です。





「今日のランチのアイデアを教えて」といった短い依頼では、Opus 4.8との差はほとんど感じられず、クレジットだけ消費します。

 

 

 


まとめ:できることは分かった。でも飛びつく前に

この記事の内容をご覧になって見て、今すぐ全力でFable5を使いたくなるかもしれません。 

 



でも、ちょっと待ってください。僕がこの記事をわざわざ前後編に分けたのには理由があります。




「すごい」と「使うべき」は、別の話だからです。




👤「で、結局みんな何をやらせてるの?」「注意点って何?」

気になりますよねー。やっぱり(笑)




後編では、世界中の人がFable 5に何をやらせているかの事例ショーケース、実演の裏側、飛びつく前に知っておくべき3つの注意点、そしてあなた自身の距離感の決め方までお届けします。

 

 


最後までお読みいただき、ありがとうございます‼️




さて、あなたなら Fable 5 に何を任せてみたいですか⁉️
ぜひ、コメントであなたの意見を聞かせてください‼️



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