「また今度」は、絶対実現しない。
「今度、飲みに行きましょう。」
「ぜひ、また!」
「落ち着いたら、ご飯でも。」
日常で、本当によく交わされる言葉です。
私も何度も言います。
何度も言われます。
ですが、思い返してみると、
「また今度」で終わった約束は、ほとんど実現していません。
もちろん、社交辞令だった場合もあります。
でも、本気で「行きたい」と思っていたのに、そのまま何年も経ってしまった人も少なくありません。
不思議ですよね。
お互いに行きたいと思っていたはずなのに、いっこうに会おうとしないふたり。
一方で、本当に会う人には、ある共通点があります。
その場で、
「じゃあ、来週どうです?」
と言う人です。
あるいは、
「〇日と〇日なら空いてます。」
と具体的に話を進める人です。
たったそれだけ。
でも、この違いは、とても大きい。
私は、「また今度」は悪い言葉だとは思っていません。
むしろ、優しい言葉です。
相手を急かさない。
断らせない。
その場の空気も壊さない。
だから、つい使ってしまう。
でも、その優しさが、
未来の約束まで、ふんわり消してしまうことがある。
そんな気がしています。
考えてみると、
人生の大切な出来事は、
「また今度」
から始まったものより、
「じゃあ、来週。」
から始まったもののほうが多いのではないでしょうか。
友達との旅行。
新しい趣味。
仕事の打ち合わせ。
恋愛。
全部、
カレンダーに予定が入った瞬間から動き始めます。
人生は、予定が決まることで前に進む。
そんな面もあると思うのです。
この本を書いていて、
改めて感じたことがあります。
「誘える人」は、話し上手な人ではありません。
積極的な人でもありません。
「また今度」を、「いつ」に変えられる人です。
「今度行きましょう。」
で終わらせず、
「来週の水曜ならどうですか?」
と、一歩だけ前に進める。
その小さな違いが、
何年か後には、
大きな違いになっている。
私は、そんな場面を何度も見てきました。
だから、この本には、
「誘い方」のテクニックだけではなく、
「人生を先送りしない考え方」
も込めています。
「また今度。」
その一言を、
「じゃあ、いつにする?」
に変えるだけで、
人生は少しずつ動き始めます。
新刊
『「誘える人」が、ぜんぶ手に入れる』
では、そんな小さな一歩を積み重ねる方法を書きました。
現在、予約受付中です。
最後に、一つだけ聞かせてください。
「また今度」と言ったまま、結局会えなかった人はいますか?
あるいは、
「あのとき日程を決めておいて、本当によかった。」
そんな経験はありますか。
ぜひ、コメントで教えてください。
