キラキラ自己肯定が出来ないわたしを救った、ひとコマ絵日記生活【1日5分】
この記事は、
2026年、note×シアフルさん主催「#ウェルビーイングな時間」コンテストにて企業賞をいただきました🎖️
わたしにとってすごく難しかった概念。
それは、
「自分を愛そう」
「自分を肯定しよう」
「ポジティブ、ポジティブ!」
「前向きになろう」
生きることが苦しくて、こうした言葉に手を伸ばしてみても、心は全然追いつかない。
たとえ成功のようなものを手に入れても、心の奥はどこかざわついたままでした。
人生を良くしたいと思って動けば動くほど、どんどん息苦しくなっていく。
その果てに心を壊して人生が止まった時、回復の過程で始めたのが「絵日記」でした。
小さな絵日記を描くことで、ダメダメな自分にも、何でもない一日にも「マル」をあげられるようになった話を書いてみます。
1.わたしの絵日記
最近のわたしは、全部で3種類ほどの絵日記を描いています。
• 1週間の感情絵日記
その日がどんな気分・体調だったか、一つの表情で簡単に。
一日中同じ気分ではないけれど、大まかに「今日はこんな感じだった」と描いています。

• マンスリー絵日記
手帳のマンスリーページを利用して、小さなひとコマにその日のハイライトを描いています。
ハイライトといっても「ただの散歩」「寒かった」「お菓子を食べた」といった、些細なことばかりです。

• スケッチブック絵日記
「もう少し丁寧に描きたいな」と思う時に、ゆっくりと描きます。
スケッチブックと色鉛筆の相性がお気に入り。

いかがでしょう?
すごくゆる〜い絵だけど、ちょっと可愛くないですか?
…へへ🍊♪自己満ですね。
2.素敵なことも映えることもしていない
お気づきかもしれませんが、何一つ特別なものは描いていません。
ある時は、しょっちゅう食べている「納豆たまごかけご飯」だったり。
感情絵日記には、イライラしていたことや、無気力だったこともそのまま描いています。
「映え」「リア充」「丁寧な暮らし」なんてものは、全く出来ていません。
だけど、うとうとしたことを絵にする。
手抜きごはんを絵にする。
水を飲んだことを絵にする。
それだけで、一週間、一ヶ月と並んだものを見返したとき、「一生懸命生きた」「なんだか可愛いな」と思えたりしています。
3.最初は疲れて続けられなかった
実は最初、絵日記がなかなか続きませんでした。
やってみたいと思ったのに、スムーズにはいかなかったのです。
「絵にするほどの出来事なんてない」と思ったり、絵を描くことに慣れてなかったからです。
今思えば、当時のわたしはまだまだ疲れていたんですよね。
「できない」と思う時は、やらない方がいい。
またそのうち動き出すのを待ってあげよう。
そんな付き合い方も、この過程で知りました。
その後、気が向いた時だけ描いてみたり、SNSで他の方の絵日記を眺めたりしながら、少しずつ描いてみました。
たとえ上手く描けていなくても、あとで見返すと自分の毎日が愛おしく感じられることに気づいたからです。
4.一日の終わりに5分の癒し
最近は、夜のひと段落する20〜21時くらいがわたしの「絵日記タイム」です。
「今日はこんな気分だったな」「あれが美味しかったな」と思い出しながら、ひとコマに描く。
色塗りはその時もあれば、後でまとめてすることもあります。
色を塗らなければ、5分程度で終わってしまいます。
けれどこの時間が、自分と二人きりでお話をする大切な時間になっています。
良いことなんて出来ていない日が、絵日記にするとなんだか可愛く愛おしくなる。
絵日記を描く時間そのものが、ゆったりと心地良いひとときになる。
結局、ただ生きているだけで、ただ落ち込んで寝込んでいただけで、そんな自分もすこしだけ愛せてくるのです。
5.31マスの物語
一日単位で見れば「ささやかな日常」ですが、一ヶ月分(31マス)が並んだ時の景色は圧巻です。
そこには、自分が1か月生きた軌跡が立ち上がります。

映える写真なんて撮れない日ばかり。
けれど、自分が描けるラフな絵にして並べてしまえば、それは立派な「自分だけの物語」の完成です。
一生懸命に自己啓発本を読んでいた頃よりも、おやつを食べたことを描いている今の方が、ずっと健康的でわたしらしい。
「自分を好きになろう」と努力するのではなく、描き並べた絵日記を眺める。
これがわたしにとっての、わたしを慈しむ時間なのかな、と感じています🍊
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