鳴り止まないナースコール
1日に2回の手術が終わり、HCUで意識を取り戻しました。
以前の記事でも書きましたが、全身麻酔の影響なのかとにかく尋常じゃなく喉が渇く。
看護師さんにお願いして吸い飲みを持ってきてもらって、ぐちゅぐちゅぺーで口の中を湿らせることで喉の乾きをなんとかしのぎます。
でも全然足んない。
もう体中が水を飲ませろと欲している。
頻繁にぐちゅぐちゅぺーをする。
水がなくなる。
ナースコールする。
「すいません、水入れてくれませんか…。」
「飲んでませんよね!?!?」
はぁ?なに疑っとんじゃ!その言い方なんじゃボケ!
と普段の私なら突っかかってたでしょう。
しかし、今の私は腹を裁かれた直後。
自力で寝返りも打てず、意識は朦朧、吐き気と戦っている、まさに「満身創痍」を地で行く身。
「飲んでません…」
と力なく答えることしか出来ませんでした。
そんな苦しみと直面している最中
カーテンを隔てた、おそらく隣のベッドの患者。
高齢者のようだが、どうにも様子がおかしい。
ナースコールをする。
看護師が来る。
「しんどい」
「我慢してください」
看護師帰る。
またナースコールする
「しんどい」
「だから我慢してください」
看護師帰る
またまたナースコールする
これを延々繰り返している。
1分に1回は呼ばれる看護師さん、ほぼキレてる。
「そのボタン、離してください!!」
どうやらナースコールのボタンを16連打しているようだ。
そりゃキレるわ。
しかし、私も吐き気が酷いんだよ。
あぁ、もう限界だ。
助けて看護師さん。
「どうしましたか!?」
「あの…吐き気がひどくて」
「我慢してください!!!」
とばっちりやんけ、ワレ
吐き気止めとか、そういう薬的なものをもらうことも出来ず、放置されてしまった私。
ただただ、天井を見て、虚ろに1日を過ごしました。
