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少ーしずつ回復に向かい始めた

手術後2日目にイレウス起こして鼻からイレウスチューブ入れられまして、最初感じてた常に鼻の奥に異物がある感覚も、3日もすると気にならなくなってくる人間の便利さを感じ始めた7日目頃。

手術後一番よく眠れまして、体が元に戻りつつあるのか、環境になれてきているのか、あーよく寝た、と起きました。

午前4時に。


それでも十分ですよ。
CHAGE&ASKAのモーニングムーンでも、時間は二人を朝にするのは午前5時なのに。
それまでは、ホント寝てるのか起きてるのか分からない夜が続いていたんですよね。

術後7日目、朝。
胃と腸に溜まっているものを引き抜いてもらうために鼻から入っているチューブから、逆に造影剤を体内に注入してレントゲンを撮ることになりました。
造影剤が入っているので、いつも胃液だか胆汁だかわからない緑色の液体を抜いてもらうのはしばらく中止。
胃が苦しかったです。

お昼に造影剤が出てきたのか、手術後初めて水分がまとまった便が出ました。
それまで腸が動いてなかったからね。
これで腸が動き出して、溜まってたものが全部流れ出てくれたら嬉しいなぁなんて思っていたら、それを皮切りに1時間に2回くらい便が……。
その日の夜までに13回便が出ました。
極端すぎるんだってば。

10時と15時にレントゲンを撮りまして、16時に先生が来てくれて
「検査結果は今までで一番良いですよ」とのこと。
明日の朝のレントゲンの結果を見てイレウスチューブ抜きましょう、ということになりました。

この日の深夜、やはり寝れなくてテレビ見てたのですが、なぜかアイスクリームとか冷たいものが食べたいなと感じたことが自分でも不思議でした。
甘いものなんて全然食べないのに。
お酒飲みたい欲は完全に消えてました。

明けて術後8日目。
朝、レントゲンを撮りまして、問題なかったのでイレウスチューブを取ることなりました。
同時に、お腹に溜まっている液体を体外に出すためにヘソの横からでているドレーンのチューブも抜くことになりました。

待って、このまぁまぁの太さのあるチューブ。
脇腹から皮膚を突き破って、体内の奥深くまで到達しているチューブ。
どうやって抜くの?
まさかまた手術??
したら、おもむろに看護師さんがベッドの横で手袋しだした。
「えっ?これ、そのまま抜くんですか・・・?」
「はい、大丈夫ですよ(にっこり)」
「麻酔とかは・・・?」
「大丈夫です(にっこり)」

ジュルン!!


普通に引っこ抜かれました。
確かに痛くはなかった。
痛くはなかったけど体内から物を引き抜かれるような初めての感覚(そのまんまやん)

かくして、点滴・ドレーン・イレウスチューブ・尿道カテーテル、と、何本も身体から点滴台にかけられ、様々な袋を繋げていたチューブはすっかりと無くなり、いよいよ私の身体につながっているのは点滴だけとなりました。

身軽。
めっちゃ身軽。
自由ってすばらしい。
喜び勇んでスキップする勢いで病院の廊下をリハビリのため歩き続けていたところ、看護師さんから
「あら、随分すっきりしましたね!」
と声をかけられました。
嬉しかった。

あと、もう1つ嬉しかったのが、術後8日で初めてシャワーに入れたんですよ。
これは本当に気持ちよかったー。

大学生のときに阪神大震災で自宅が全壊して数日避難所で暮らしてたんですが、父の会社が社宅を用意してくれたので神戸から半日かけて脱出して久々に入ったお風呂もめちゃめちゃ気持ちよかったことを覚えています。

人とお風呂の幸福度の関係性を誰か研究してください。

あまりおもしろいことは書けませんでしたが、そんな、ちょっとずつ回復に向かって動き出した、術後1週間あたりのことでした。



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