「多崎 礼」作品リンク集
『レーエンデ国物語』など、重厚な世界観で人気の作家、多崎礼さんの作品を読んだ感想をまとめたリンク集です。
どの作品も、実際に読んで感じた率直な感想をまとめています。読む前に作品の雰囲気を知りたい方は、ぜひ覗いてみてください。
「レーエンデ国物語」シリーズ
『レーエンデ国物語』は、ファンタジー小説シリーズで、聖イジョルニ帝国の呪われた地レーエンデを舞台に、自由と抑圧の物語が展開します。
現在4巻まで刊行されており、各巻は時代を超えた連作です。
1.レーエンデ国物語
ユリアとトリスタンの二人の出会いが、呪われた地レーエンデの運命を変えていく純愛の物語です。
異なる世界、西ディコンセ大陸の聖イジョルニ帝国。母を失った領主の娘ユリア・シュライヴァは、政略結婚を強いられる親族から逃れ、父ヘクトルと共に呪われた地レーエンデへ旅立ちます。
古代樹の森、空を舞う泡虫、湖の孤島城に魅了されたユリアは、ウル族の集落で寡黙な射手トリスタン・ドゥ・エルウィンと出会います。
森の民と暮らし、初めての友情と恋を知り、自立を遂げるユリア。だが、建国始祖ライヒ・イジョルニの予言書を巡る争乱が勃発し、レーエンデを守るため帝国の戦いに巻き込まれます。
銀呪病の脅威と交易路建設の野望が交錯する中、英雄たちの運命が動き出します。
2.レーエンデ国物語 月と太陽
女戦士テッサの自由への戦い物語です。
第1巻から約100年後、レーエンデ東部のダール村。名家ヴァレッティ家の次男ルチアーノは屋敷襲撃で家族を失い、「ルーチェ」と名を変え村に隠れます。
怪力の少女テッサ・ダールと出会い、村の収穫祭や炭鉱の日常に触れ、新生活を決意します。だが帝国の圧力と村の危機が迫り、テッサは兵役に志願します。
ルーチェも共に旅立ち、ウル族イザーク、帝国軍中隊長ギヨム・シモンらと行動を共にします。
戦場での試練、多様な種族間の交流を通じて、レーエンデの未来を賭けた戦いが始まる。自由への種を蒔く新時代が幕を開けたのです。
舞台がぐっと広がり、レーエンデの行く末を見届けたくなる展開です。
3.レーエンデ国物語 喝采か沈黙か
双子の天才劇作家と男娼の織り成す社会への抵抗物語です。
さらに100年後、聖イジョルニ暦674年頃。劇団ルミニエル座の男娼アーロウ・ランベールと天才劇作家の双子兄リーアンがいました。
母に捨てられた二人は、特権階級の演出家ミケーレ・シュティーレから帝国建国800年祭の戯曲依頼を受けます。題材に選んだのは隠された英雄テッサ・ダール。
二人は鉄道沿いの貧困地帯、焼き払われた森、差別されるレーエンデ人を追って旅立ちます。義勇軍の遺産「レーエンデに自由を」を墓石から発見し、真実を知ります。
残虐王ルチアーノ・ダンブロシアに暗黒統治されたイジョルニ帝国の下で、双子は愛と覚醒を得て世界を変える一曲を紡ぎ出します。
4.レーエンデ国物語 夜明け前
レオナルドとルクレツィアのつらい立場同士の純愛物語です。
四大名家ペスタロッチ家の嫡男レオナルドは、旧市街の夏祭りで劇場の少女と出会います。
レーエンデのよき隣人でありたいと願う彼は、一族の闇を知り、銀夢草畑を焼き払う衝撃の行動に出ました。
異母妹ルクレツィア・ダンブロシア・ペスタロッチ(片脚失う)が現れ、孤独な境遇を共有します。
二人は兄妹の絆を深め、権力闘争と信念の葛藤に挑みます。帝国の搾取とレーエンデ人の犠牲が続く中、革命の希望が夜明け前に灯ります。
5.レーエンデ国物語 海へ (公開日未定)
未刊ながら、これまでの流れを書いてみます。
レオナルドの子孫は、ルクレツィアの遺志を継ぎ、差別と自由の最終決戦に挑みます。多種な種族が結束し、抑圧の連鎖を断ち切り、レーエンデが真の夜明けを迎えます。
まとめ
多崎礼さんのファンタジーは、現代ライトノベルとは違い、昔ながらの重厚感のある物語です。一度読みだすと止まらなくなる面白さがあります。
気になったら、ぜひ手に取っていただけるとうれしいです。
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