フォロワーさんの小説を読むよ!(創作大賞感想)①
つい先日締切になった創作大賞ですが、私もようやく寝て体力と気力が戻ってきた感じです。
いや直後は足が上がらなくてうっかり坂道でこけて両膝すりむいたりしてましたが。めたくそ消毒しみた。ぎゃああ。
あと、何でか出かけて帰宅したすぐのタイミングで居間の照明がつかなくなって、夫と文句呟きつつ再び蛍光灯を買って戻ってきたら、壊れていたのは照明本体だった…というオチで、また買いに出るのがしんどくて、夜間しのぐために私の使ってない植物用育成ライトが火を吹くぜ!ぎゃああ、まぶしっ!みたいになったりしていました。一応太陽光の再現目指したライトだからね、そりゃね…。蛍光灯は返品完了、新たな照明も設置完了しました。
そしてはたと思ったわけですが、まだ創作大賞というお祭りは終わってねぇんですよ。自分の修羅場に追われすぎて、まだ全然他の方が書いたもの読めてないんですよ。
私も読む方の参加したい~。
というわけで、今からでも読もうか…!とフォロワーさんのページを開いたわけでした。これまであまり交流的なものもできていなかったので、この機会に…というのもあります。
執筆友達が…欲しいです…。笑。
ひとまずフォロワーさんご本人のページに飛んだりで「あっ、書いていらっしゃるな」と気づいて読ませて頂いた作品から順に。
ちなみにあまりネタバレにならないようにしていますし短めの感想となっておりますが「え、もっと詳しく(真顔)」と思われた作者様は個別に「この部分はどうでした…?」とか、気になるところなど聞いて頂けたら、それもたぶんお答えできるかと思います。
あと、私が創作大賞で書いた参加作品は↓のこれです。よろしければ…とは言うものの長編で14万字近いのであまり無理はなさらず…。
↑に②と③もあります。こちらのフォロワー様の作品も是非。
①たおたお様
作品も、なんですが、たおたお様はこの創作大賞2024で小説全部門の「作者様&作品一覧」を作って下さっていて、まずそれがものすごくありがたいことだったわけで、まずそちらからありがとうございました!
とてもまめに更新チェックして下さってて私の名前と作品もホラーカテゴリーで載せて頂けてて、でも自分の修羅場してたので反応が今になってしまい、すみません…。
そして作品は「Bitter & Sweet」。いわく百合ものですね。本当は主人公の麗文と仲良くなりたいのに、不器用なあまりに取りまき引き連れて凸ってきたり、声をかけられなくて逃げたり、うっかりプールに落ちたりする明日香のツンデレドジっこみが可愛いです。明日香のクールな攻め感もイイですね。
とても夏らしい、柑橘爽やか青春ラブストーリー。瑞々しい若さを感じます…!
薄汚れたババアにはあまりにも眩しいぜ。渇望してももう二度と戻れない、この時代…。この青っぽい、生っぽい感じは是非とも大切にされて下さい…。読むと若さを摂取できます。
私も同じ学生主人公の青春の恋の話を書いたはずなのに、何で私の話あんなドロッとしてんだ…?
②みくまゆたん様
みくまゆたん様も複数の作品で参加されている上に「#創作大賞2024あとがき集」タグの企画をして下さっていて、現在あとがき経由で各作者様と作品に辿り着けているので、個人的にとても助かっております。ありがたい。
そしてたくさんの作品の中から選んだこちらの小説の感想をば。
主人公の咲子は「異常なまでに真っ直ぐ」だからこそ側にいる人を病ませる官能小説家・月野のゴーストライターとして生きることができているんだなと。
この「真っ直ぐさ」は一般的な青年には重過ぎてそれ自体が病みで。片桐にとってはそれがものすごく女としての咲子を、最終的には塚本をけしかけてまで拒否ってしまう理由だったんだけど、仕事の同僚の立場としてはとても肯定的に感じていたのかなと。
片桐が咲子でなく彼女の親友のマリコと結婚したのは、マリコが逆に「歪んでいる」子だったから、それが決め手だったのかなと。逆に歪んでる子の方が魅力的に見えちゃったというか。嘘ばっかのマリコが片桐には楽だったのかも。需要と供給が合わなかった…。真っ直ぐな咲子の未来に由芽子以外にも幸あれ。
③魔王の下僕様
魔王の下僕様は小説ではなく漫画原作部門での参加で、3話分のあらすじがまとめられています。
内容はラブコメ+バトル、やっぱりベタ展開はみんな好きだよね。例えこれと同じ感じの話、過去にもう何回も見た、言われるとしても、需要は変わらずあるものです。応えてくれてありがとう。
ちなみに私は女×男みたいなのやガンガンに童貞男が振り回されてえっちな気持ちを耐えさせられる展開を好む女子なので、そういう男性向けの作品をたまにつまみ食いしてウマウマしています。
そういう需要もありますので、何卒、男性向けの男の書き手様には男ならではの身体感覚が強めの童貞主人公物語を今後も頑張って書いて頂きたいですね。追求されたリアルな童貞男はやはり女の体を持つ身にはなかなか書けないものなので(私個人の応募作品で男の童貞描写やってみた結論)。でも女性が書く童貞男もそれはそれでファンタジックで美味しいのですが、ウマウマ。
と、書いたところで、私、魔王の下僕様の性別知らないな…?と今思っています。
④Kaji様
私の作品「シュレディンガーはたぶん猫。」の1話目に一番乗りでコメント下さった方です。その節はありがとうございました!
作品はこちら。ホラーっていうのはこういうのなんですよ?と自分の作品のジャンル設定について反省するのでした。
そうだよ、文体といいテイストといい、こういう恐怖的な期待が高まる感じだよ、ジャンルがホラーっていうのは…!私の作品と同じく手に異常が生じる始まりかつ厨二的な右目の赤い瞳というキャラデザなんですが、Kaji様の方がしっかりホラーなんですよ~。
あと、私が自分の作品で主人公にさせたかったけど文字数の都合で切った暴力系エロを名護が体現していて羨ましい…!うちの主人公もこのくらいはやりたがってる、ってイメージでした。
あと、えっちなお店で誘惑に耐えて話を進める聡太郎という童貞成分、ありがとうございましたウマウマ。
それぞれとても大変な日々を送ってきた主人公やメインキャラたちなので、ああ、戦いの日々は続きそうだけど、幸せになってね…!と思いました。聡太郎とさおりはもっと仲良くなろうか…?どっちも奥手そうだけど、いずれはもだもだソワソワな初々しいお付き合いを開始して欲しい。ヤベーくそ男に絡まれたさおりのトラウマを優しく払拭してあげてくれ、聡太郎。あと、熱中症気を付けてな…着込みすぎてるから…。
⑤マナリ様
マナリ様も複数の応募をされてて、すごく書くのが早い方なのか、それともしっかり時間を確保されて書き貯めていらっしゃるのか…とにかくいつおとずれても新作がある!私は「やったー修羅場終わった終わった~」とふぬけてるのに、既に新作連載が…っ。
その中でもこちらを拝見しました。恋愛小説部門での参加と言うことでしたが、妻との恋愛→結婚という恋愛的な経緯も当然主人公の心を強く支えている部分があるんですが、もっと大きめな、隣人愛とか親子愛とか家族愛とか人類全体への慈しみとか、そっちも含む広い意味の愛の話かなと。
いろいろと辛いこともあったけど、まわりの人に支えられて私があります、私も自分のライターや絵を描く仕事などによって他の人を支えられたらなと生きています、という…「一度、人としての善性に立ち戻りましょうよ」というような。その前向き感に救いがあるお話だと思います。
こう、日々の生活にもろもろお疲れ気味の方にとっての、心の清涼剤的な、切ないけど優しいお話ですね。高野豆腐の煮物のような素朴だけど優しいじゅわっと感が欲しい方におすすめです。読む高野豆腐。人間長めに生きてると、たまにはそういうものを食べたくなる時もあります。味が濃いものばかりではなく。
⑥逆倉青海様
逆倉青海様は2つの作品で参加されています。残念ながら間に合わなかったとのことですが、3作目も取り掛かっていらしたようで、本当複数作品での参加すごい…。
というわけで、こちらを拝読しました。夜の散歩って、イイですよねぇ。
あと陽キャと陰キャの話なんですが、あの陽キャの人たち特有の、横にいるだけで生気を吸ってくるような感じ、私も陰キャ側の人間なので、分かりますね…。いや、それが陽キャの方ならではの素晴らしい牽引力なわけですが。笑。
SF作家の小日向薫と彼の友人グループと恋人、薫の叔父とその友人グループ、薫の孫とその友人となった女の子、という3世代、3時代を貫く物語です。で、全ての世代で「ある美しい栞と月と自宅の近所の河川敷」をモチーフにした物語が展開されます。
これは作家の小日向の二十作目の記念という形で作られたエッセイ的小説ですよ、という作りなんですが、一応これは完全にそのまんまってわけではないですよというフィルターを作りつつも、その繊細な心情描写と風景描写で愛しくも確かな苦みがある我が青春を客観視しようと振り返る小日向、という、そういうお話なんだと思います。
こう、模様や文字が変化する栞と変わる河川敷の風景、満ち欠けする月も、決して不変ではないけど、ずっとキャラたちに静かに寄り添って見守っているような。現実にそうであって欲しいなという、小日向の希望も込みみたいな。そういう切なくも優しいお話でした。
⑦山木マヒロ様
山木マヒロ様はホラー小説部門の参加なのです。このヘッダーのイラストで舞台になるレンタルボックスの見取り図が分かる感じ、すごく好きです…。まずこの無機質な図で読む前からワクワクできる…!という。
形式的にはオムニバスですね。それぞれのボックスの借り主ごとに、中に入れてある物品とそれにまつわる世間様から隠されたそのボックスと借り主なりの物語が明らかになります。
ボックスひとつひとつの中身が明かされるたびに見取り図のここのことだな…と思うのが楽しいわけです。松下が管理者権限を利用して覗いた内容を、読者が自分がボックス開けてる気分で追体験的に味わえるという。
個人的にガガンボ教の下りがすごい好きですね。あああ、上かぁ…!っていう、その二段仕込みがたまらないわけです。
ちなみにガガンボ教については短編小説「ガガンボ教」が「レンタルボックス」の4話目にリンクしてありまして、これを読むとさらにムフムフ充実できるという素敵な仕組みになっておりますね。
で、ラストは松下が本当自業自得過ぎて最高なラストなわけで。そう繋がるかぁ…という。そしてさんざん読者も松下に乗り移ってニヤニヤと秘密を味わった後なので、オメーもだぞオイ?な恐怖感を一緒に味わうという。私も松下とすっかり楽しんだのでね…へへ…。
ホラーってこういうのこそが醍醐味なんですよ、自作のジャンルと内容設定反省しようね、私。

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