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3月に観た新作映画


令和8年3月に観た新作映画は4(+0)本。

◆カウントする対象作品:
・劇場で観た新作映画
・配信で公開された新作映画
・劇場公開日から1年以内に自宅で観た映画
・劇場で観た旧作映画(括弧で表記)

🥇:エディントンへようこそ
🥈:終わりの鳥
🥉:シンシン/SING SING

なんと、A24作品が表彰台を独占です。(笑)

*劇場観覧した旧作はありませんでした。

以下、観賞後のツイートを引用しながら、一言添えていきます。


▼■劇場版 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編

1982年公開。テレビ放送時から2年かけて大幅にセル画を加筆された総集編の最終章。良くなったカットも多いが、ドラマ部分も見境なく増強されて逆に見にくくなったカットも多い。選択と集中って肝心。あとBGMは全て例外なくテレビ版の方が好き。

「制約があるからこそ人のクリエイティビティは発揮される」という有名な言葉があるが、劇場版ガンダムはまさにその失敗例。テレビ版のギリギリの時間と予算で、現場が知恵と狂気を振り絞って完成させた作品には凄まじいオーラを感じたが、劇場版では余裕があるせいで舐めプな仕上がりに。

テレビ版は特に最終話付近は前例のない取り組みをしているがゆえの「これで本当に良いのだろうか」という作り手やアニメーターの不安や恐怖が、演出や筆跡からビシビシ伝わってくるから、観ていてすごく刺激的で面白い。

しかし劇場版は既に"勝ち”が約束されているがゆえの余裕が作品を退屈にした。

▼■ANORA アノーラ

一年ぶり二回目の視聴。結末を知ってから観ると、たくさん張られた伏線というか細かな演出を効率よくキャッチできてますます面白い。更に字幕を消すことで俳優の表情もダイレクトに伝わり感動もアップ。最近はアマプラでもこの仕様の作品が増えてきて、良い時代になったものだ。

*2025年3月3日
めちゃ良かったー。奔放すぎて何処に向かうか読めない前半、まさかの展開でジャンルがガラリと変わる後半、そしてラストで不器用な人間達のグチャグチャになる感情。華やかで孤独な、強くて弱い女が、どんな人生でも生きると決意する。「自分、不器用ですから」って聴こえたよ。

▼■レイダース/失われたアーク《聖櫃》

1981年公開。初視聴。期待以上にオカルトな映画だった。何百kgもありそうな岩を二人で持ち上げたり、考古学者のくせに歴史的遺物を手軽に持ち去ったり、欧米以外の国からは何を奪っても良いと考えてそうだったり、といかにも80年代らしい無茶苦茶な描写に笑った。

▼■ザ・ボーイズ(シーズン2)

2020年公開。4月のシーズン5に備えて初視聴。めちゃ面白い。リベラルにも保守にも喧嘩を売っていくストロングスタイルが気持ちいい。物語が進むほど盛り上がる見事な脚本。そしてアメリカ人が一致団結してナチス認定した一人をリンチして終わるという強引な結末に笑った。

▼レッキング・クルー

Amazon新作映画。デイブ・バウティスタとジェイソン・モモアがハワイで不審死した父の謎を追う異母兄弟を演じる。監督はプエルトリコ出身のアンヘル・マヌエル・ソトで、前作『ブルービートル』は少年向けDC映画だったが、今作はR指定でゴア描写をふんだんに盛り込んでいる。

▼■殺人の追憶

2003年公開。ポン・ジュノ監督の出世作。とにかく面白い。構図はいちいち格好良く、伏線の張り方と編集の取捨選択が絶妙で最後まで全くダレずに観られる。1980年代後半の実際の連続殺人事件をモデルとしており、公開当時は時効直前だったこともあって映画全体に凄まじい緊張感が漂う怪作。

▼エディントンへようこそ

2025年公開。アリ・アスターがコロナ禍とBLMを軸に政治風刺を描いた傑作。予想外に格好良いガンアクションが出てきたり、でも最後はいつもの彼らしい不快で下品なユーモアで畳み掛けてきて最高。夜の砂漠を転げ落ちる危険なスタントをホアキン本人が演じているらしい。狂気!

▼■ベン・ハー

2012年にブルーレイを買ったベン・ハー。今年発売された4K UHDを買ったら、異次元レベルで画質向上していた!

映像も音響もまったく別物と言える。技術の進化やばすぎて語彙力が死ぬレベル。日本盤は5枚組で来週(3月25日)発売。米国盤は本編ブルーレイが付かない3枚組だけど、19ドルなので少し安価に入手可能。

▼シンシン/SING SING

日本公開は2025年。舞台演劇の更生プログラムを実施しているNY州の刑務所での実話をもとに、実際の元収監者が多数出演して本人を演じた力作ドラマ。昨年のアカデミー賞で3部門ノミネートしたが、キャスティング賞の新設が1年早かったら獲ってたかも。アマプラ視聴。

▼■ザ・ボーイズ(シーズン3)

2022年公開。今期は事実上のスーパーマンvsキャプテンアメリカ。ホームランダーとソルジャーボーイが初対決した第6話のエンディング曲がアベンジャーズのテーマをマイナー調に編曲したぽくてクソ笑った。超人を憎む一般人が薬物で超人になる決断が早すぎるのが逆にリアル。

あ、やべえ。『ザ・ボーイズ』第5シーズン(ファイナル)の配信開始が4月8日だからそれまでに第4まで見れば良いと思ってたけど、正確にはボーイズ3→ジェンV1→ボーイズ4→ジェンV2→ボーイズ5だから想定の2倍以上残ってるじゃん…MCUの『エージェント・オブ・シールド』的な落とし穴が。(笑)

午後0:22 · 2026年3月25日

▼■ジェンV(シーズン1)

続けてジェンVを視聴開始。

ボーイズのスピンオフで主人公はティーンらしいので、マーベルのニュー・ミュータンツくらいには描写が少しマイルドになるのかしら…と淡い期待を持っていたが、冒頭の主人公が能力覚醒するシーンからやってることがエグすぎて、私の表情はくそ歪んだ。

…これは最高だ。(笑)

あ、さらにヤバイことに気づいた。『ザ・ボーイズ』第5シーズン(ファイナル)の配信開始が4月8日だからそれまでに第4まで見なくちゃいけないのに『わたしは最悪。』『ワルキューレ』のプライム終了も近いから、そっちを先に差込で見なきゃ(笑)

午後8:46 · 2026年3月25日

▼■ワルキューレ

2008年公開。1944年のヒトラー暗殺計画『7月20日事件』を描いた、手に汗握るノンフィクション映画。

無能な政治家や軍部上官に邪魔されなければ、この『不可能な任務』は成功していたかもしれない。実は主演トム・クルーズと脚本クリストファー・マッカリーが出会った映画でもある。

▼■わたしは最悪。

2021年公開。誰でも経験しそうな現代社会の病理と不条理と無情と、そしておひとりさま女子のこじらせを限界まで煮詰めた異色の恋愛ドラマ。どこに向かうかわからないスリリングな脚本に、「これぞ映画でしか出来ないよね」というセンスオブワンダーな映像表現も加わり、とても面白い。

▼終わりの鳥

日本公開は2025年。余命わずかな15歳の娘と暮らすシングルマザーと、そこに現れたインコの姿をした"死神"の交流を描いた異色のヒューマンドラマ。

自在に大きさを変えて喋るインコの映像が素晴らしく、まさにVFXの使い方のお手本。娘の"命"を救うため行動する母の演技と、奇想天外な脚本も見事。

▼Tier表(新作のみ)

2026年第1四半期

▼さ〜て、来月の映画館は?

4月公開作品で気になるのは…

俺たちのアナコンダ(4/3)
ザ・ブライド!(4/3)
OCHI! オチ(4/3)
ザッケン!(4/3)
ハムネット(4/10)
ダーティ・エンジェルズ(4/10)
万博追跡(4/10)
これって生きてる?(4/10)
ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー(4/24)
エイペックス・プレデター(4/24 Netflix)
ツイッギー(4/24)
台湾ハリウッド(4/25)

クリスチャン・ベール最新作、監督がマギー・ギレンホールだってこともっとフィーチャーしてくれよ。『ダークナイト』でレイチェルを演じてた女優だぞ。長編初監督作『ロスト・ドーター』はすごく良くて高評価だったのに、ポスターに名前さえ無いの寂しすぎんか。

https://edition.cnn.com/2026/03/06/style/the-bride-2026-frankenstein-adaptation

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2月に観た新作映画

2025年映画マイベスト10+

(了)

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