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【ベトナム・タイ訪問記4日目②】未来の設計図 – 新都市ビンズオンへの旅

1.はじめに

午前のフーミーフン(7区)散策で、私はホーチミンが持つ「未来の顔」の一端に触れた。しかし、ベトナムの発展への渇望は、それだけに留まらなかった。昼過ぎ、私はさらに北へ、ホーチミン市の衛星都市として国家規模で開発が進む「ビンズオン新都市」へと足を延ばすことにしたのだ。

実は、このビンズオン新都心への訪問は、唯一AIからの推奨ではない。たまたま、旅行数日前にフェースブックで、大手不動産関連業の知人がこの地の開発について記事にしているのを発見。それをきっかけにご本人に相談し、この地を訪れることになった。Iさん、ありがとうございます。

さて、その地は、ベトナムの産業を牽引するデベロッパー「ベカメックス」と、日本の「東急グループ」が手を組んで創り上げる、壮大な未来都市の実験場。単なるベッドタウンではない。行政、商業、産業、そして国際的な交流の拠点となるべく、ゼロから設計された街。

午後の旅は、いわば「未来の設計図」を巡る旅だ。まだ土の匂いが残る広大な土地に、どのような暮らしが描かれようとしているのか。私は、一人の旅人として、そして都市の成り立ちに興味を持つ者として、その壮大なビジョンを目の当たりにするために、期待に胸を膨らませて車に乗り込んだ。


2.タイムライン

2.1.未来都市の玄関口へ <13:09~14:00>


ホーチミン市7区からGrabに乗り、約1時間強。車窓の風景は次第にのどかになり、やがて視界が開けると、広大な敷地に近代的な建物が姿を現した。ビンズオン新都市の玄関口、「世界貿易センター(World Trade Center Expo)」だ。

日本やアメリカ、シンガポールなど各国の国旗がはためく様は、ここが国際的なビジネス拠点であることを示している。私はその足で、この新都市のビジョンを伝えるショールームへと向かった。


壁一面に広がるパネルには、ベカメックス東急が手がける都市開発の歴史と未来像が詳細に記されていた。交通網の整備計画、商業施設、オフィス、そして緑豊かな住環境。日本の都市開発ノウハウが融合し、一つの壮大な物語を紡ぎ出していると思われた。

そして、その物語のすべてを凝縮したのが、部屋の中央に鎮座する巨大な都市模型だった。整然と区画された街路、高層ビルと低層住宅が調和した街並み、そして広大な公園。それは、まさに未来の暮らしの設計図そのもの。これから生まれる街の鼓動が、静かな模型の中から聞こえてくるようだった。


2.2.未来の暮らしを覗き見る <14:00~14:30>

設計図を見た後は、その未来が凝縮された「暮らしのサンプル」を体験する。案内されたのは、分譲マンションのモデルルームだ。

温かみのある木目調のドアには、最新の電子錠が備え付けられている。部屋番号「B810」。この扉の向こうに、新しいベトナムの日常がある。


中へ入ると、そこは洗練された空間だった。大理石の天板を持つダイニングテーブル、ダークブラウンで統一されたモダンなキッチン。機能性とデザイン性が両立した空間は、日本の都市部の新築マンションと何ら遜色がない。

いやむしろ、天井高があり開放的な空間だった。

説明いただいた東急の方の説明によると、100平米で3千万台とのこと。今の東京のマンション価格と見比べると、目に優しい数字に感じられた。

2.3.新都市の日常と、回転鍋の饗宴 <14:30~17:32>

未来の暮らしを体感した後は、この街の「今」を体験するために、新都市の中核をなすショッピングモール「そらガーデンズSC(AEON MALL)」へと向かった。日本のイオンモールが運営するこの場所は、現地の人々の日常で賑わっていた。

モール内の売り場で、私は興味深い光景を目にした。壁一面にびっしりと並べられた、色とりどりのヘルメット。そう、ここはどんなに未来的な都市であっても、人々の足はやはりバイクなのだ。この光景は、ベトナムの変わらない日常と、新しいライフスタイルの融合を象徴しているようで、思わず笑みがこぼれた。

歩き疲れた私は、遅めの昼食をとることにした。選んだのは、ベトナムで人気の回転鍋レストラン「Kichi-Kichi」だ。

回転寿司のように、様々な具材が乗った小皿がベルトコンベアで流れてくる。薄切りの牛肉、新鮮なシーフードは別途頼む形式だが、野菜類は好きなものを好きなだけ自分の鍋に入れて楽しむスタイル。手軽で合理的。

まさに、この新しい街の気風に合った食事だ。熱々の鍋を囲みながら、私はこの未来都市での一日を反芻していた。

3.旅のまとめ

ホーチミン4日目の午後は、フーミーフンからさらに一歩先の未来、ビンズオン新都市へと足を踏み入れる貴重な体験となった。それは、地図の上に描かれた一本の線が、やがて巨大な街となり、人々の暮らしを育んでいく、その壮大なプロセスの序章を垣間見るような時間だった。

ショールームで見た壮大な設計図と、イオンモールで感じた人々の日常の息吹。その両方に触れることで、私はベトナムという国が持つ、未来への計り知れないポテンシャルを改めて実感した。混沌としたエネルギーが魅力の旧市街と、秩序と静寂に満ちた新都市。この両極端な顔を持つことこそが、現代ベトナムの強さであり、面白さなのだろう。旅はまだ、終わらない。

4.補足

  • GPSデータ(時刻は現地時間)

    • 2025-08-15 13:24:00 | 11.056797, 106.685775 | 世界貿易センター BÌNH DƯƠNG NEW CITY

    • 2025-08-15 13:59:36 | 11.057353, 106.684761 | ビンズオン新都市 ショールーム

    • 2025-08-15 14:07:53 | 11.057364, 106.685150 | モデルルーム

    • 2025-08-15 15:42:46 | 11.045383, 106.678931 | そらガーデンズSC (AEON MALL) / Kichi-Kichi

  • Wise利用情報: この時間帯のログにAEONでの決済記録(3,637円)がある。

  • Grab利用情報: Googleタイムラインによると、15日の午後はホーチミン7区からビンズオン新都市へのタクシー移動が記録されている。

  • 歩数情報: 8月15日(金)の一日の合計歩数は18,788歩。

つづき


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