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太宰府天満宮仮殿 参詣

先月の上京に併せて観覧した展覧会、「藤本壮介の建築:原初・未来・森」(森美術館 2025.7.2~ 11.9)

大阪・関西万博 大屋根リング 1/5部分模型(高さ4m超)
サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン2013 スタディ模型
仙台市(仮称)国際センター駅北地区複合施設 模型
未来の森 原初の森 共鳴都市 2025

大阪・関西万博の会場デザインプロデューサー・大屋根リング設計者として、一躍注目される建築家:藤本壮介の大規模個展にふさわしい内容で満足した。

藤本壮介の建築をもっと生で感じたい、と興味を持ったのも当然の流れである。
調べたら福岡県の太宰府天満宮仮殿(本殿の大改修に伴う一時的な仮住まい)が藤本氏の手による建築だと知る。3年間の改修のため、重要文化財である本殿の前に建築されたらしい。

それが2023年春のこと。来年には改修終了予定。
しかも天満宮の宝物殿で去年の8.10から今年の9.15まで、仮殿に焦点を定めた藤本壮介展が催されてるではないか。

取るものも取り敢えず、カバンに荷物をつめて旅程を組んだ。

朝の伊勢湾とセントレア
福岡空港国際線ターミナルからバス乗車
西鉄太宰府駅のバスターミナルに到着
参道は国内外からの観光客で賑わう


太宰府天満宮 仮殿
進化する屋上緑化
回廊の檜皮葺にも緑

夢中で写真を撮ってる間も、仮殿の奥では何組ものご祈祷が執り行われていた。参拝客も途切れることがなく、厚く信仰されるお宮の様子に触れられて鳥肌が立つ。天神様の息遣いが聞こえるようだ。
寺社仏閣の本殿が持つ独特の、在る者が居る凛とした空気感。

太宰府天満宮の境内はどこか賑やかな印象で、鳥居をくぐり三つの橋をわたるところはガヤガヤと物見遊山な雰囲気が漂うが、楼門と回廊で囲われた空間の中に立ち入ると空気が張り詰めた。

その空間の中で、わずかな時間ながらも天神様が住まう仮殿の、黒塗りの鉄骨と屋根を覆う森の緑の配色、奥に祀られる御幣や神鏡。
これが天神様の社であると投げかけられる異様な事実。
それらの異形を事も無げに受け容れる参拝客。
「伝統と革新」と一言で投げてしまうには整理がつかない感覚と感情。

いろいろと考えさせられて、なにもまとまらぬまま、見たものの記録を今、書き記してる。

改修中の本殿の前、仮殿から右奥の位置、菅公のお膝元に根付く飛梅

……大宰府にも、また折を見て訪れたい。


続き


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