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幸いなことにこのところの体調のおかげで過去いちばんの体重に近づいた


はじめに


 世にダイエットに関する情報は多い。もちろんそれは体重を減らす方向。ところがなかには増やしたくてもなかなか増やせないで苦労する場合もある。

きょうはそんな話。

(注意:医療の情報があります)

腎臓が


 10代の頃から扁桃を腫らしがちで高熱を出し血尿がつづき、検診ではいつも「要観察」。

検診時の医師の勧めで受けた大学病院での精密検査でも「様子を観ましょう。」だった。そののち何度かの急性腎炎を経て、30代はじめに慢性化しCKDの診断を受けた。腎臓を傷める溶連菌感染をあらわすASO高値の要因のひとつと思われる扁桃を切除。1年以上かかってようやくASO値は正常値に。生活習慣の結果でないのは明白だった。

それからずっと食事制限をつづけてきた。もともと基礎代謝が高いため、いまもってなかなか太れず、大病したらおそらくひとたまりもない。そんな経緯とサルコペニアを防ぐために、1年半ほど前に医師の指導をいただきながら、運動とともにタンパク質制限を緩めつつ体重をすこし増やそうと努力している。

良質のタンパク質


 生化学、しかもタンパク質を長年研究対象にしているのは何とも皮肉。なるべくアミノ酸スコアが良いタンパク質を選んで食べる。スコアの低いゼラチンなどのタンパク質は避けて選ばない。もちろんビタミンや、ミネラル、食物繊維などほかの栄養素とのバランスも考えて選ばねば、タンパク質と塩分ばかりに気を向けていると一気に偏ってしまう。

そんなタンパク質制限を試行錯誤しながら若い頃から長らくつづけてきた。何とか腎臓のほうはもちこたえてくれている。ところがこのところ筋力の衰え、とくに上半身でそれが感じられ、上で記したサルコペニアが心配になり医師に相談。その結果、食事制限のうちタンパク質の制限をすこしだけ緩めてみようとなった。

基礎代謝量


 体組成計に乗ると、基礎代謝量はメモリが振りきってしまう。つまりとても高い。食べたものはすぐに代謝され燃焼してしまいがち。食べる量や回数を増やそうとするのだが、もともと胃腸は強い方でない。弱るとたいてい下してしまう。ろくに運動らしい運動をせずともこんな調子だから、いざ体重を増やそうとしても容易でない。

医師の指導を受けながらとはいえ、運動を上乗せしてとり入れているのだからようやく摂ったカロリーはあっさりと消費される。おそらく時間がかかるだろうと思ったとおり、しばらく何の変化もなかった。対策が手ぬるいかと思った。

糖質は


 一方で、カロリーの確保はやっかい。米やパンはそこそこタンパク質を含み、しかもそれらに含まれるタンパク質のアミノ酸価は高くない。つまりあまり頼りにくい。そこでタンパク質の低めのさつまいもをほぼ年間をつうじて食べる。サツマイモはビタミンや食物繊維も同時に摂れていい。

砂糖でカロリーを確保しようというのはあきらかに生活習慣病をまねくので、なるべくさつまいもや油をうまくつかった料理を楽しみつつ意識して摂るようにしがち。

おわりに


 その結果、めずらしくこの春は過去でいちばんの体重を示した。これはうれしい。服を着ながらウエストの具合がこれまでとすこしちがうなと感じられる。血液検査の数値に変化は見られない。BMIでみると「やせすぎ」から「やせぎみ」の状態へと変化した。

なんとか腎臓への負担をそれほどかけずにねらいの方向へと進んでいるようですこしばかりほっとしている。運動とともにつづけてこのまま順調に標準的なところに近づけて、そのあとは維持していきたい。


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