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あまりに寒いのでオーブンしごとで部屋を暖めつつサツマイモパウンドケーキを焼いて寒さを忘れる


はじめに


 販売所にくずいものサツマイモがたくさん出ていた。600gほどで150円。すかさず購入。いつものべんとうにスライスして焼いて加えつつ、まだまだあるのでパウンドケーキにしようと思いつく。粉の半分量をサツマイモで作る。そのあいだ寒さを忘れられた。

きょうはそんな話。

いもが安い


 西南日本でサツマイモをじゅうぶんつくれるはずなのに、動物害でもはや無理。早々にあきらめてもうずいぶんになる。それ以来、サツマイモはわが家では買うものに。作るのと買うのとでは心理的にずいぶんちがうもの。店ではこんなに値がするんだといつも目をまるくしていた。

それでもこの季節はずいぶんサツマイモが豊富。すでに次期作のためのイモ苗の準備、つまりサツマイモの芽出しにはいる頃。同時に保蔵してあるイモをすこしずつ放出するタイミング。たまたまそんなくずいもを販売所で見かけた。600gで150円。わたしでもサツマイモにこんな値段で値付けしたことがないぐらい安い。きれいだが細く、おそらく繊維が強いだろうと察したがそれでもいい。ただちに購入。

べんとうに


 サツマイモは調理しやすい。薄くスライスしてフライパンで素焼きする。香ばしさとともにほんのり甘い。週3回のしごとに持参するべんとうに入れる。昼頃にはすこしだけしっとりしてちょうどいい。

ビタミンや食物繊維の摂れるすぐれもの食品。もっと表舞台に登場してよさそうなものなのに。昔も今も食料が窮乏した場合に頼ることになりそう。ここはとりあえずさまざまアレンジして試しておこうと思う。

パウンドケーキ


 今朝は思いの外、寒かった。せんたくもせねばならない。そこでからだを温めようとオーブンを使い何かつくろうと思いつく。そうだ、サツマイモ。うんうんパウンドケーキをしばらく食べていない。とるものもとりあえず早速つくりはじめる。レシピを書いたノートを本棚から見つけて、はかりを戸棚から取り出す。

何度か作っているので、サツマイモをレンチンする手順は何も見ずともからだがそう動く。あとはパウンド型の所在を確認。たびたびつくるのでパラフィン紙のストックが心もとない。そろそろいろいろとまとめ買いしておくか。

気が紛れる


 寒さを忘れるには何かしら家事に没頭してしまえばいい。その作業のあいだは気にならない。しかもオーブンレンジを使うあいだは台所はあたたか。暖房をせずともここに居られる。

同時にその勢いのまま昼ご飯をコンロでつくれば、きょうの食事についてはなにも心配がいらなくなる。オーブンの加熱時間が折り返しを迎える。部屋じゅうにラム酒の香りが充満してきた。きょうは車の運転のない日なので思う存分パウンドケーキにラム酒をふりかけた。大きな瓶で菓子用に使うばかりでなかなか中身は減らない。開封してもう何年になるだろう。古酒となりますますまろやかな風味に。

おわりに


 寒い日はこれに限る。オーブン使いで半日すごせた。あとにはできあがったばかりのパウンドケーキ。数日のあいだの冷蔵保存でしっとりあじがまとまりよりおいしくなるはず。

焼きいたばかりの本日のケーキ


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