見出し画像

【私の仕事】「ChatGPT」などAIを導入しているのに、その成果が見えない理由とは【人事労務関連業務/人事の仕事】


AI技術が本格的に導入されしばらく経つが、AI技術が引き起こすと予測されていた雇用の混乱は表れていない。


というニュースを読みました。

ーー

この記事で指摘されているように、

多くの企業でAIの導入を推進しているものの、その結果・経過が事前予想とは違ってきている

という状況が発生しています。

また、様々な分野・業務でAIの導入が推進され始めたことによって、

AIによって消える仕事ランキング
(AIが仕事を奪う職業ランキング)

という記事が定期的に掲載され話題となっていますが、今のところそのような事態は発生していませんし、そのような流れにもなっていないようです。


AIの導入によって、人事労務的には、

AIを導入した業務に関しては、その担当者は必要無くなる。
(=その担当者たちは必要無いので解雇する
 =その分の人件費が浮く)

ということが起こるのではないかと考えられていましたが、上記のように、中小企業だけでなく、AIを積極的に導入した大企業でさえそのようなことにはなっていない、と言えます。

なっていない上に、AIの積極的な導入の結果

AIに関する専門家の雇用が進んだ。
(=逆に新たな雇用が発生した)

という側面もあります。

そうなると、企業側がAIの導入による効果の一つである「人件費の削減」が進まないどころか、「AIメンテナンスの人件費が増加」している状況です。

日本だけでなく、世界中でAI専門家の需要が高まり・人材不足が進んでいますので、この流れはしばらく続きそうです。


そして、会社運営という視点ではなく、人事労務的観点で重要なことは、

AIと人間のすみ分けを行う

ということです。

AIによって業務時間が短縮されたという話しは良く聞くのですが、果たしてそのことが企業側の利益につながっているのか、というところが現在検証が進められています。

先日の「リモートワークの見直しをする企業が増加している」という記事でも書きましたが、

どのような業界でもそうですが、新しい方法で行ったことについての評価は、どのように評価すれば良いかということが定まるまでに時間がかかります。

大企業としては、AIへの投資はもうしばらく続けることになると思います。


現在では、AIが中心となって行っている業務であったとしても、最終的にはその内容や経過について、人間がチェックしていることがほとんどです。

その場合、企業側が望んでいるようなイノベーションが起こっているとは言えませんし、人材の配置的にも「AIの導入費用がかさんでいるだけ」ですので、人事労務的(就業規則など会社運営の仕組み)には大きな変化はありませんでした。

これからは、AIに任せる業務と人間が関わり続ける業務がよりはっきりするでしょう。

そうなった場合に、就業規則などの仕組みや、人事労務業務がどのように変化するか、社労士的・人事労務管理的に対応しなくてはいけません。



☆他の人事労務関連記事☆


今回の画像は【RaM】さんからお借りしました。ありがとうございます。

いいなと思ったら応援しよう!

人事労務 StarVise | グルメと各種イベントも 読んだ方に、何かしらのプラスを届けることをいつも考えています。少しでも「読んで良かった」と思われる記事を書きます!

この記事が参加している募集