Just a touch of loveから派生させた"ポケット・バウンス・ワイパー"全種類バックビートトレーニング
私が暇つぶしにやっていたバックビートトレーニングです。
training 001
ポケット基礎(Just a Touch of Love)
training 002
バウンス強化(Four on the Floor)
training 003
ワイパー転用(Satisfaction)
training 004
ワイパー応用(Cold Sweat)
遊びでやっていただけですが、何故それをやっていたのか、実際に音を鳴らしながら、何の意味があるのか細かく書こうと思います。
私の解釈ですが、
「表」と『裏』
激辛おじさんの言う
「振り」と『返し』
の音をマッピングした楽譜も貼っておきます。
【 training 002 003 001 】
まず前置きなのですが
Just a Touch of Love から学べる最も特徴的な部分は
・1,3バスドラムに合わせて『ブッ!』って弾いたあとに、思いっきり音を「ベィ〜ン」って2,4ポケットにぶち込むニュアンス(0:21)
・1,3バスドラムのところで『ブッ!』で弾いて次の2,4スネアドラムのところでも『ブッ!』で弾くという、スラップ奏法を通して学べるFour on the Floorのニュアンス
前者からは『1,3拍目・裏』と「2,4拍目・表」の関係性を学べる
後者からは『1,2,3,4全拍が裏である』という質感を学べる
前者ポケットの質感、後者バウンスの質感、Just a Touch of Loveをしっかり練習することで、それらが身に付くのではないか。
つまり "二つのレイヤーの自然な重なり"
バックビートに最も必要な感覚というかゴールであろう "「ポケット」のところでも『バウンス』させる感覚" が当たり前になるのではないか。
training 002
バウンス強化(Four on the Floor)
ベースで、四つ打ち・Four on the Floorをやるというトレーニングです。
スラップ奏法のうんあーうんあーの『うん』をバスドラムに沿わせることでFour on the Floorの質感を掴もうという趣旨です。
Just a Touch of Loveの後者パターン、オクターブでスラップする"うんあーうんあー" の "あー"を省略して空振りすると
『うん』 (あー) 『うん』 (あー) って
『返し』だけを抽出できるじゃないですか。それはそのままFour on the Floorの質感になるはずで
スラップの低音弦だけ意識すれば、バックビートのグルーヴならではの重低音『バウンス感』なる質感が掴みやすいのではないか
それは別に前者パターンでも同じで、1,3バスドラムに合わせて『ブッ!』って弾いたあとにベィ〜ンって2,4ポケットに落とし込む際の、『ブッ!』だけを連続してやっても同じです。
ぶっぶっぶっぶ!っていうバックビートならではの低音の質感を体に叩き込む
キックペダルがあれば尚良いとは思うのですが、フローリングを利き足でキックペダル踏むが如く蹴りながら弾いてます自分は
スタッカートのアクセントとはまた異なるキュッキュッキュッキュッっていう独特のインパクト感が出しやすいので
(エビデンスあるのかっていう話ですが、激辛おじさんのレッスンにはキックペダル踏みながらベースを弾くというレクチャーが存在するようなので決して意味のない手法ではないとは思います。)

Four on the floor と 2beats to one
キックペダル、もしくは壁や床を蹴りながらベース弾く際は、ゴスペルステップ出来る人は、ゴスペルステップの足でやれば質感出しやすいとは思いますが
タッタドゥンステップでも良いとは思います。激辛おじさんとWillie BryantさんがやっているステップやTemptations walk、もしくは山北さんのバスドラムの蹴り方とか真似すれば良いんじゃないでしょうか。
いずれにせよ2beats to oneの強拍から弱拍の流れを利用するのが重要だとは思います。
タッタドゥン、タッタドゥン、タッタドゥン!ドゥン!ドゥン!ドゥン!ってFour on the floorに移行させる
一回その4つ打ちの状態に入っちゃえばあとは2beats to oneは特に意識していません自分は。ただ、任意のタイミングでいつでも戻れるかどうかは結構大事な気がします。
ドゥン!ドゥン!ドゥン!タッタドゥン!タッタドゥン、って2beats to oneに移行させる
常に演奏中、Four on the floor(4つ打ちのまるで弱拍しか存在しないかのような質感・バウンス感)と、2beats to one(強拍弱拍のワンセット具合・ポケット具合)が同居しているってところが自分は大事だと思っているので
training 003
ワイパー転用(Satisfaction)
皆さんが何気なくやっている"グリス"は果たして「表」なのか『裏』なのかというのを考えたことある人いますか。
何気なく2,4拍目でやる "グリス" あるじゃないですか。ブゥ〜ンってエンジン蒸すようなニュアンスの、弦を滑らせる技
あれって、ポケットに落とし込む「ベィ〜ン」の質感と、うんべーうんべーのオクターブスラップの『うん』の質感。
どっちに近いですかって言われたら、両方のハイブリッドじゃないですか?言い換えると、無自覚にポケットの拍でバウンスさせることが出来ている、と私はそう思うんです。
そしてそれを、意図的にコントロールしたのが、ジェームスブラウンの "ワイパー" なのではないか?というのが最終的に私が言いたいことです。
ポケットとかレイドバックなんかよりも重要であろう項目。バックビートのグルーヴ内で起こる謎の質感
激辛おじさんが車のワイパーや振り子のようなジェスチャーを踏まえて音色を伝えている謎のフィール
Just a Touch of Loveの前者のように思いっきり2,4に突っ込んで行くフィールのまま、後者のようにボウンッってバウンスさせればジェームスブラウンのッバッバ!っていう雰囲気が出せるのではないか

グリスとワイパー
ここでもまた意識的にやってることと、無自覚にやってることっていうのが関わってくると思うんですが、
ブッ!ベィ〜ンってやるときの、1,3拍目から2,4拍目に向かう時の感覚と
オクターブスラップをするときのうんべーうんべーの、1,3拍目から2,4拍目に向かう時の感覚って違いますよね
だから意図的に、その二つの感覚を、合体させればいいんじゃないか?って話です。(混乱する人も居ると思うんですが激辛おじさんは、ポケットもバウンスも、別に変わらない。って発言もしてるんです)
ポケットに対してベィ〜ンという表の音(振り)ではなく、ボウンッという裏の音(返し)をぶち込みに行くような感覚
だからグリスの話を取り上げたんです。ブゥンッっていうエンジン蒸すようなグリッサンドの感覚って、上記のどちらでも無くないですか?っていう。むしろ合体させたかのような質感じゃないですか?と
グリスって、2,4拍目から、1,3拍目に向かいやすいから入れるわけじゃないですか。1,3に向かうグルーヴの流れを感じる
で、ベィ〜ンの前に鳴らすファンクのザワンのような『ブッ!』は1,3拍目から、2,4拍目に向かいやすいから入れる。2,4に向かうグルーヴの流れを感じる。レイドバックの浮遊感のような
その感覚を、Satisfactionで強化すればいいのではないかという、そういうトレーニングです。
『ブッ!』「ベィ〜ン」の落とし込むフィールから
『ブッ!』〈ブゥンッ〉のグリスのフィールに変えて
『ブッ!』『ブゥッ』ってグリスを弱めていって
『ッブ!』『ッバ!』のワイパーに持っていく
ッバ!っていうのは、スタッカートで無理やり音を止めることではないと思うんです。ブレーキはかけるけど、Gだけが飛んでくみたいな。大げさに言うと休符をグリスさせる
1,3拍目から2,4拍目にぶっ飛んで行くんだけれども、ぶっ飛んで行った先の2,4拍目からもまた1,3拍目へとその流れのまま帰っていく。
その音の勢いや繋がりを意識しやすいんじゃないか?と思いやっていたのが、Satisfactionです。
training 001
ポケット基礎(Just a Touch of Love)
で、そのためにもストーミーマンデーから続く基礎であろう前者の「ベィ〜ン」も、蔑ろにしてはいけないという。
「ポケット」に落とし込む際は、みんなレイドバックを意識してしまいがちじゃないですか。
でも上記の動画のようにレイドバックの逆、を意識した方が良いと思うんです。つまり2,4拍目までが、重要なのではなく、2,4拍目からが、重要だっていう意識。
激辛おじさんは二音奏法の動画で、例えモタったとしても、弾き切れ。って言ってるんです
つまり、ポケットである「表拍」を、目一杯使い切れ。ってことだと思うんです
個人的には、もはや1,3拍目の音出すの間に合わなくなるんじゃないか?ってぐらい誇張してベィ〜〜〜ンって伸ばしても良いんじゃないかとも思ってます。逆に裏拍に鋭さが出るんじゃないでしょうか。わかりませんが
二音奏法とワイパー
二音奏法とスラップ奏法は何が違うかを考えると、ベクトルが逆だと思うんです。
二音奏法は
「表」『裏!』って、一瞬振ってから拍にぶつかるようなフィールで
スラップ奏法は
『裏』「表〜」って、拍にぶつかってから振るようなイメージですよね
だから二音奏法の
"あうん!うん!"
って拍にぶつかりに行くような感じからも
"ッバッバ!"
のフィールを少し掴めるのかもしれません。
というか二音奏法とスラップ奏法を合体させても面白いのかもしれません。
ぁうん!ぁうん!ぁうんあ〜うんあ〜。って
二音奏法の小さい振り「ぁ」と
二音奏法とスラップの共通音『うん』
スラップの大きい振り「あ〜」
いつもの如く話が長くなりましたが、これが私がやっていた、Just a Touch of LoveからFour on the Floorに移行してSatisfactionに繋げるという謎の遊びです。
色々やっているうちに、2,4ポケットにぶち込むフィールや、1,2,3,4でバウンスさせるFour on the Floorの質感、その二つが何ら違和感なく当たり前に同時にあるということを、自然に認識できるようになるのではないか、と思っています。
(下記はおまけの話です)
【 training 005 006 004 】
training 005 バウンス強化(I'll Take You There)
training 006 ワイパー転用(Lonely Avenue)
Just a Touch of LoveからI'll Take You Thereに移行してLonely Avenueに繋げるという謎の遊びパート2です。

Just a Touch of Loveは本当に色んなものが詰まっているなと個人的に思うのですが、
うんうんあんあうおん
の、あうおんは
そのままI'll Take You Thereにも使えると思います。あうあーあうおんって感じで(スキャット的にはバブバーバブボンって言った方が雰囲気出るのかもしれません)
ベースという楽器で変なDJミックス遊びというか謎のマッシュアップ遊びというか、本当にこういう遊び感覚で、私は色々やってました。
激辛おじさんの動画から基礎を学び、それを自分の好きな曲に転用させるためには共通点を見つけることが大事だと思うので
この部分ってもしかしてあの曲のあの感じで弾けば良いのかな?とか、激辛おじさんはここを返しって言ってるということはここも返しなのかな?とか。ということはこういうふうに弾くとぽくなるのかな?とか
training 004
ワイパー応用(Cold Sweat)
Cold Sweatも、今の時代Moisesでドラム音だけ取り出せるのであれですが、どこがどうなっているのか把握したくて、自分で打ち込んでトラック作って練習してました。
I feel goodは結構譜面通りというか、アップピッキングの質感で上に跳ね上げさせるだけと言ったらあれなんですが。自分はどちらかと言うとCold Sweatの方が複雑に感じて、ジェームスブラウンさんたちが一体どういう感じでやってるのかあえて機械的に判断したかったというか
私が適当に作った練習用コールドスウェットトラックですが、バックビート取り組んでる皆さんよかったら遊んでみてください(coooooldの部分と最後の部分は拍をズラしてます。)
原曲にもありますが、キメのフレーズ終わりのスネア2回叩くところって、en4だと思ってるんですが、en1なんですかね?海外の人がen1で解説してたんですが、正直ワイパー時っていまだにカウントよくわからなくなります。
上記のLiveだと、キメのフレーズに入るときもスネア2回叩いてるんですが、それは間違いなく1enなんですが、終わりはen4から抜けてくのかな?と思って自分はen4解釈です。というかLiveバーションのイントロの入り方カッコよすぎませんか
そもそもなんでワイパーに入るところの1でバスドラム鳴らさないのだろうかと思ってたんですが、普通にバスドラ叩くバーションもあったのでそんなに重要なポイントではないのかもしれません。
あと、coooooldは特大バウンスなのか特大アップビートなのかも正直謎っちゃ謎です。
Cold SweatにせよLonely Avenueにせよ、取り組んでる人でさえ語ってる人少ないのでよくわかりません。重要項目のはずなんですが
いずれにせよ、スローブルースシャッフル、ゴスペル、そしてワイパー。色々な方面から取り組む面白さがあって、音楽って面白いなあとシンプルに思います。
【 training ドラムマガジン 】
身体論は言語化しすぎると音楽から掛け離れるし、感覚論は言語化せずにいると抽象化してオカルト化する。だからこそ難しいとは思うのですが
ドラムマガジンの編集長さんが、激辛おじさんに質問してたじゃないですか。
めちゃくちゃ良い質問をするなあと思って私は10月号を読んでいたのですが
つまり "バックビートの話って、感覚的なものじゃなくて明確に答えがあるんですか?" と
激辛おじさんは、"あります。" と
確かに音楽は感覚の話ですが、他の感覚的な話と決定的に違うのは、物理法則の如く明確な答えが存在するということ。
つまりスロー再生すると、頭重心の演奏は1,3拍目に向かって遅くなるしバックビートの演奏は2,4拍目に向かって遅くなる。
いわゆる「強拍ポケット・主要拍ドミナントビート」の存在
2/4拍子ストーミーマンデーの基本的ポケット、4/4拍子フォーオンザフロアの基本的バウンス、その二つのレイヤーの重なり、シャッフルのガッカガッカとカガッカガッの具体的構造、ゴスペルの身体的ステップと聴覚的な聴こえ方。
もちろん大前提として、感じ方が重要なんだけれども、こんなにも情報が揃っているのだから、考え方のトレーニングも大事ですよね。という結論です
まとめ
そんなこんなで私は、ベースで音の宇宙を旅する気分で楽しく練習していました。
Just a Touch of Loveで基本を学び、シンプルなSatisfactionを経由してから複雑なCold Sweatに繋げる。
そしてI'll Take You Thereも、Just a Touch of Loveで学んだことが使えるのではないか?と組み合わせて変なDJプレイをしていると、実はLonely Avenueとの共通点もあるのではないか?と探求が続く。
色々やってまたJust a Touch of Loveに戻ってくると、至ってシンプルに思える最初の三音 "うんっうんっあん" も、ロンリーアベニューワイパーのように "ッバッバッバ" って弾くと "ポケットのところでも落とさずにバウンスさせる" というニュアンスが当たり前になってくるのか?とか思いながら。
正直ワイパーに関しては、答え合わせが出来ません。
頭重心とバックビートの切り替えに成功しているかどうかは、Moisesのスマートメトロノームやスロー再生である程度確認可能ですが、ワイパーの質感がちゃんとできているのか勘違いしているだけなのかは激辛おじさんに見てもらわないとさすがにわからない
というのが正直なところです。
ッバッバ。っていう謎の質感
強い返しのあとにただ強い返しを持ってきている。もしくはグリスを1,3のところでも2,4のところでもやる。というだけの話にも思えるんですが、私の解釈が間違っているのかどうなのか
ちなみに私のオススメのピックはエラストマーという謎のゴム素材?のピックです。
これを親指と人差し指で持って、中指と薬指でプルするという謎のスラップ奏法で弾いています。
ピックは色々使いましたが、なるべくガリガリ言わないものを探していたら謎の素材・エラストマーに辿り着きました。
でもうんうんあんあうおんの
あうおんとかは指弾きの方が質感出しやすいですよね
私は指弾きが未だに慣れません
それはさて置き
XGの1stアルバムがアメリカのBillboardチャートで93位は普通に凄いです
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(チップは全てレッスン代として使います。レッスンで得たことを記事にして還元したい)