身体的スイング+音楽的スキャット=私の思う激辛メソッド(二音奏法最終編)
前回身体要素で補強した二音奏法を
今回さらに音楽要素のスキャットで補強する
【 Topic180:Scat(本題) 】
外国人が学んでいることを単にトレースするだけでは多分意味が無くて
タッタドゥンステップで得た身体感覚に、音楽的スキャットを沿わせることで、自然と意味が生まれるのではないか。ステップを踏み基本的リズムを感じながら、"フレーズの表裏・二音奏法" の理解を養う。
私が個人的にノリを感じやすかったのが、上記のBarry Harrisさんの 15:00 のスキャットです。(ちなみに激辛おじさんのもカッコいいです。)
ロゼとブルーノマーズがやってるみたいにステップ踏みつつ、swingの流れをちゃんとイメージしながら口ずさむことで、質感の理解が深まるのではないか。


そこにさらに、ダブルで二回胸叩くHeartbeatで補強する。(前回のトニーコールマンさんもそうですが)このダブルの質感はやっぱり重要だと思います。シンプルに私は、胸叩きながらやるとスキャット言いやすかったです。
In the Groove・On the Groove
バックビート界隈をぶった斬っているこの動画の意味。この真意がわかる人は深く動画を見ている人だと思うのですが、
要するに、結局〈ポケット〉がわかっても、《スキャットや二音奏法》がわからなければ、頭重心のままだよ。ってことですよね
言い換えると
〈リズムの表裏〉と《フレーズの表裏》が噛み合ってない状態を指摘しているというか
バックビート界隈の人たちの脳内を想像してみたんですが、こういう感じ方・弾き方、になっているんじゃないでしょうか。

いっちに。さっんし。ガッカガ。ガッカガ。
どすんっどすん、どすんっどすん。
みたいな印象を抱きませんかね。右の図
日本人は強拍と弱拍の違いがわからない。そして、拍をグリッド座標の点のように扱う。そんな状態で、変にバックビートを取り入れてしまった。
1と2の"あいだ"が、なんとなく間(ま)のようなノリに感じませんかね右の図
"間延び"っていう言葉が日本にはありますが、そのような状態に陥ってしまっているのではないか。バックビートの本質を理解しないでやっているから
間延び
意識的に重さを出す、意図的に落とし込む。そういう変な意識で演奏してしまうと、結局グリッドから抜け出せずにグルーヴにならない。
みんなネットで色々調べて、バックビートのポケットが頭では分かったとしても、感じ方までは分からないので、どうしても上手くいかないという問題
二音奏法と紐づけず、ポケットだけ理解しようとすると多分そうなるんじゃないでしょうか。
私は、ポケットというものを頭脳で理解したわけではありません。
元々ギターが好きなので、激辛おじさんのブルースの動画のen4〜の落ちる質感をトレースしたのがキッカケです。そこにガッカガッカとカガッカガッの違いという構造を足していった感じです。
一回冷静にやり直して、ぶんっっっっぱ。ぶんっっっっぱ。みたいな変なノリをまず一回消さないと、本来の気持ち良さには辿り着けない
ここに来て耳コピ
分析すればするほど、構造を理解すればするほど、つい蔑ろになる部分が耳コピだと思うんです。
基本に立ち返り、明らかにバックビートを理解しているであろう人物の、音色を完璧にコピーしてみる。とか
ぶんっぱ。でも無いし
ぶんっぱ〜も不正確じゃないですか
Boom! powなわけだから
ぶんっぱぁぅ
(個人的には、"ぱ〜"だと音がだらしなく下に落ちてるだけな感じがしますが、"ぱぁぅ"だと落ちながらもどこか弾んでるような、バウンス感が少し混じってるような気がするんです。)
そもそも二音奏法のうんあーうんあーも、普通の日本人からしたらは?って感じかもしれないけどこれも口真似・スキャットじゃないですか
日本人はメロディを口ずさむ時、ラーラーとかターターとか単一の音でやってしまうっていう指摘がありますよね。
リズムの1,2,3,4とandという、比較的頭でイメージしやすい表裏というものが、実はフレーズにも存在する。フレーズにも「表感」『裏感』のような二種を想像しながら口ずさむ必要があると。
それがうんあーでありスキャットの本質だと思います
バックビートの本質的な部分に関して
ちょっと思ったんですが、二音奏法の "んあーんあー"
ナカツカさんとのsyncopationの動画で、"「振り」の方が短いから難しい" って言ってたじゃないですか。
要は「ん」より『あー』の方が音的には長い。
でも、性質としては表ではなく裏属性で、『弱拍・キュッと縮む拍』とマッチする性質を持つ。理屈的にはそれで合ってるとは思うんです。
ただ、音的には長く伸びてるからなんとなくみんな混乱?する
で、二音奏法の動画って結構限られてて、こっちの動画だと "あうん!あうん!" ってやってるんです。うんあーうんあーじゃなくて
(※これは多分言葉には囚われない方が良くて、"あ"と"うん"の振りと返し、表と裏の性質がひっくり返ってるということではなく、単に音の質感で捉えた方が良くて、
要はおそらく、"あうん!"だろうが"んあ!"だろうが別に一緒であると。)
ちょっと脱線しましたが、私が言いたいのは、『弱拍・キュッと縮む拍』にぶつける感覚を身に付けるには、まず、短い音から入った方が良いのではないか?と思ったんです。
つまり、無理に『あー』で伸ばして練習するよりも、縮む拍である弱拍に対して合う短くて鋭い『うん!』をぶつける練習の方が、取り組みやすいのではないか?と
スローブルースシャッフルは、バスドラの弾ける余韻が大きいと思うので、んっあ〜んっあ〜で練習して、通常テンポの4/4シャッフルは、あうん!あうん!のニュアンスで練習する。
みたいな感じが合理的なのかな?と今ちょっと思いました。
(実際私はそこまで考えてはいませんでしたが、とにかくぶっぶん!ぶっぶん!っていうダブルのバスドラに合わせて、何かぶつけるようなニュアンスで取り組んではいました。ポケットの存在を認識したあとは正直、『返し』だとか「振り」だとか「表」だとか『裏』だとかあんまり気にし過ぎず、耳コピと目コピでいいんだと思います。)
【 Topic181:Swing Ratio(休憩) 】
今回Swingに関して色々調べていたら面白いサイトが見つかったのでただの紹介です。
スイング比をスライドバーで変更して遊べるという面白ツールです。
Miles Davisからしたら、So what?(だからなんだよ)って感じだと思いますが、ちょっと面白かったので
【 Topic182:Gospel(あとがき) 】
今回のスキャットの話で、とりあえず書きたかったことは全部書き終わりました。残ってるのはジェームスブラウンワイパーくらいですが、それはまた暇なときにでも書こうと思います。
こんな意味不明NOTEを読んでいる人の精神力、その知的好奇心があれば、激辛おじさんの動画も全て読み解けると思います。
いくらやっても出来ないのであれば、今頭で思い描いているその全てが間違ってるので、時間をかけて築き上げたその全てを簡単に放り捨てて冷静に読み解き直すべきだとは思います。
一つ言えるのは、ゴスペルステップをやってみて出来ない場合は、『返し・反動・バウンス・裏・弱拍』の理解が明らかに不足している。それは確実に言えると思います
そのバロメーターは結構定期的に使えるので個人的には便利だと思います
さっきから"思います"しか言ってない
というか界隈の人に足りてないのはもうゴスペルただ一点。と言っても過言ではないんじゃないでしょうか。
あとは、たとえ意味がわからなくとも、キメのワイパーについてちょっと考えてみるとか。間違ってるかもしれないけど、見よう見まねでやってみるとか。
みんな多分、ゴスペルもそうですけどワイパーもスルーしてますよね。ポケットに落とすことばかり考えるというフェーズはもう一段落させて、バウンスの方を突き詰めてバランス取った方が良いような気がします。
皆さん音楽好きだと思うので、何か自分の好きな曲で、あれ?ここってワイパーかな?とかなんとなく思うニュアンスってあるじゃないですか
今浮かんだのがキュアーのHot Hot HotとローリングストーンズのSatisfaction、マイルスデイビスのBye Bye Blackbirdだったんですが
ッバッバッバ!あぁ〜みたいな。返しッ返しッ返しッ振り〜みたいな感じで弾けばいいってことですよね。わかんないですけど
で、こっちはッバ!ッバ〜。っていう強い返しの勢い利用して逆側のポケットに思いっきりぶっ飛んでいくみたいなフィール?知らないですが
ちょっと手をウチワみたいにして、ッバッバって往復ビンタみたいにジェスチャーだけやってみるとか結構重要な気がします。スポーツでもそうですが、とりあえずなんでもやってみないと感覚とか質感は掴めない。独自解釈のヘンテコタイミング論に縋るよりはだいぶマシじゃないでしょうか
(ちなみに、ワイパーに入る瞬間も一瞬、例の"あの挙動"が出てます。フォーオンザフロアの際は前後に、ワイパー時は横に。ここから言えるのはやっぱり根底にある『返し』の質感が必須っていうことと、その感覚さえわかれば全部芋づる式に理解できる可能性があるということじゃないでしょうか。)
間違ってるかもしれないからやらないとか、どうせ間違ってるって指摘されるから何も言わないとか。なんだかそういう人が多いような気がしてます
激辛おじさんがどこかで言ってました。
"間違ったからダメってことではない"みたいなこと。
逆に思いっきり間違ってくれた方が、それを糸口に解決すべき方向が見えるみたいな、多分そういう真意だと思うんですけど。変にカッコつけてダメな部分を絶対見せないようにするとか、何かそういう潔癖さが現代人の思考や行動を邪魔してたりするのかなとふと思いました
特定の誰かを指した言葉ではなく全体に蔓延る精神性に対して
とにかく、ゴスペルは必須科目として確定してるので、聴覚的にも身体的にも『返し』の質感を学び取るしか道はないんだと思います。逆に言うと、そこに突破口があるっていう
やはり絶対的にゴスペルのプレイズは出来るようにしてもらわないと、先に進まない事がわかった。
THE CORE
XGの新曲
やっぱり私にはJURIAさんがバックビートで、HINATAさんが頭重心で歌っているように聞こえる。というか私の耳はどこまで合っているのか、いまだによくわからないと言ってしまえばよくわからない。
とにかく可愛いということはわかるのでそれでもう十分なのかもしれない
if only for a se! が、1,3でバウンスさせて2,4でもバウンスさせてるようなそんなニュアンスに感じる。
でもalways be by mmは2,4が跳ねてるように感じる。
どちらにせよ、XG好きな私は1st album買います。煩悩108除夜の鐘に合うような最終記事を12/31に書いて今年を締めくくりたいと思っています。バックビート界隈の皆さま、よいお年をお迎えくださいませ
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(チップは全てレッスン代として使います。レッスンで得たことを記事にして還元したい)