【158】 ハニーバニーとパンプキン
(写真はパンプキン)
この頃 はやりの女の子
お尻の小さな 女の子
こっちを向いてよ ハニー
だってなんだか だってだってなんだもん
『キューティーハニー』
(作詞:クロード・Q)
ハニーバニーとパンプキンは、『パルプ・フィクション』のバカップル。
親しい人への愛称(Pet name)に動物や食べ物を使うのは、西洋では一般的。ただし国によって多少の違いはある。
イギリスで主流の Darling は、古英語 Deor(親愛なる)に指小辞 ling がついたもの。アメリカで主流は Baby/Babe(赤ちゃん)、英米共通でハニー、スウィーティー、シュガーなど甘いもの。
ウサギは、ほぼヨーロッパ共通で使われ、どうやら可愛い動物の代表格らしい。ただし蜂蜜は英米独のみ、ハニーバニーは押韻重視の英米のみ、パンプキンはアメリカのみのようだ。
珍しいペットネームとしては、フランスのキャベツ、猫、鼠、虎、雌鹿、鶉、家鴨、蚤。ドイツのクマ、カタツムリ。イタリアの肉団子。ロンドンが舞台の映画『ブリジット・ジョーンズの日記』(Bridget Jones's Diary)では、主人公が母親から「Dumpling(団子)」と呼ばれていた。
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さて、パンプキンはカボチャではない。ヘアとラビットくらい異なる。カボチャ類は中南米原産だと「【059】 うっせえ! うっせえ! うっせえ! うっせえ!」で述べたが、日本名と英名を並べるとこうだ。
ペポカボチャ:Pumpkin
西洋カボチャ:Squash
日本カボチャ:Kabocha
そうめんカボチャ(金糸瓜):Spaghetti squash
全部ひっくるめた総称は Squash 。
Kabocha は、「【131】 柿と臼と猿蟹合戦」で述べた Kani や Kaki のように、すでに英語化が始まっている。
