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2025/12/08 うまくいかない日の過ごし方 〜それでも「いい日だった」と言いたい〜


2025/12/08

目が覚めて5:30という時間を目にして驚いた。
子どもたちと布団の温もりに負けて、すっかり二度寝してしまっていた。

ため息のような深呼吸をひとつして、慌てて布団を抜け出す。頭の中が一気にフル回転し始める。

段取りを頭の中で並べながら、優先順位が高いものだけをピックアップしていく。

身体は重いのに、頭の中だけが先に動き出す。
身なりを整えて、お弁当を作って、忘れ物がないかを確認する。

子どもたちはいつも通り起きてきて、いつも通り過ごしている。いつもより急ぎ足の声かけになる。
「早く!」と声をかけるたびに、自分の余裕のなさが嫌になる。

気づけば、家を出る時間にはきちんと間に合っていた。

見上げた空はすっきりと青く晴れていて、
「最終的には問題なし!」
自分に言い聞かせるように家を出た。

まさかの生姜焼きの失敗


夕飯は生姜焼きを作った。
いつもなら失敗しないメニュー。

ところが、ひとくち味見をしてみて、思わず眉をひそめる。どんなに大目に見ても味が濃い

そして、焼きすぎてお肉がいつもよりずっと固い

家族の「おいしいね」が聞きたかったはずなのに。
あまり失敗しないメニューだからこそダメージが大きい。

朝から少しずつ積み重なっていた「うまくいかなさ」が、夕飯の失敗で決定的になった気がする。

次女は、保育園でお友達と長縄の回す方ができたことを、嬉しそうに報告してくれた。
「最高だった!」と目を輝かせている。

そして、絵本を描いてきたらしく、見せてくれた。
なかなか可愛らしい絵で、ちゃんとストーリーになっていて上手。思わず笑顔になる。

こんな日は、早く寝るに限る。
夜は、今年のクリスマス絵本を読み聞かせた。

布団の中で肩を寄せ合いながら、ページをめくるたびに子どもたちの呼吸が少しずつゆっくりになっていく。

ようやく一日が終わったと思った。

深夜の揺れがすべてを変えた


23時15分。
実家を含む地域で突然、大きな揺れが襲った。

私はそんなことは知らずにぐっすりと寝ていたのだけれど、夫が大慌てで起こしにきた。

すぐに家族のグループLINEに「警報出てますが、全員無事でしょうか?」とメッセージを送った。
返事を待つ数分間が、とても長く感じられた。

「こちらは全員無事」
「大丈夫です」
「これから避難します」

とりあえず今この瞬間、「無事」という言葉を受け取れたことに、静かに胸をなで下ろした。

うまくいかなかった一日のことが、一瞬でものすごく小さく思えた。
生姜焼きが失敗したことも、朝バタバタしたことも。

家族が無事でいてくれる。
それだけで、十分だった。


大切なものがくっきり見える夜


地震の後、北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表された。先発地震の後に巨大地震が発生することがあるという。

沈んでいた3.11の記憶がずんずんと蘇る。
また、何も出来ずに無力感と後悔でいっぱいになる。

どうか被害が少なく、つらい思いする人がいませんようにと願わずにはいられなかった。

それと同時に「何ごともなく一日を終えられること」自体が、どれだけ大きな幸せかを思い知らされる。

できなかったことや、うまくいかなかったことに目を向けるのは簡単だ。

でも、「今日もちゃんと家族でごはんを食べて、布団に入って、無事に一日を終えられた」という事実は、それだけで十分にはなまるをつけていい出来事なのかもしれない。

本当に大切なものは何か。
日常の小さな失敗なんて、些細なことなのだと。

今日一日を振り返ったとき、どこまでを「よくやったね」と自分に言ってあげられそうですか?

今日のような日があるから、明日はもっと大切にしたいと思える。家族が無事でいてくれるからこそ。

明日も、明後日も、願うのは一つ。
みんなが無事でいてくれますように。




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また明日も、一緒にゆるやかにいきましょう。  
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