2025/11/22 予定のない一日の豊かさ 〜決めない時間が教えてくれたこと〜
2025/11/22
3時半、少し早めに目が覚めてしまった。
この時期は早朝というより深夜という感じ。
休みの日の方が早く目が覚める不思議。
濃い目に入れたコーヒーにほんのり温かい牛乳を入れる。カフェオレのまろやかさが嬉しくて、私の中ではご褒美の一杯。
寒い朝、温かなマグカップで手のひらを温める感触が、穏やかな安心感を得られてとても好き。
昨日の夕方からのドタバタが嘘のように静かで、不安は消えていないけれど、今朝はどこか柔らかい。
今日は、子どもたちはチアダンスの合宿へ。
張り切っている娘たちの様子をみて、宣言通り笑顔で送り出せてホッとしている。
送迎後、一旦帰宅した。
家に戻ると、いつもより静かな空気が流れていた。
いつもより広く感じるリビングに少し寂しさを感じながら、まだ1時間も経っていないのに…と呆れる。
洗濯を回して、掃除機をかけて、本日2杯目のコーヒーを淹れる。いつもと同じ家事だけど、ゆったりできているように感じるからまた不思議。
子どもがいないだけで、こんなに時間の流れ方が変わるんだと、改めて気づいた。
それだけ、普段は自分が考えている以上に、子どもたちの言動に意識を向けているということなんだと思う。
夫婦でゆっくり味わう
11時半、夫と一緒にうなぎ屋さんへ向かった。
店内は落ち着いた雰囲気で、紀州備長炭で焼かれたうなぎの香ばしい匂いが漂っている。
それこそ、匂いだけでごはんが食べられそうな程。
ふっくらと焼き上げられたうなぎを一口含むと、甘めのタレとごはんが絶妙に絡み合う。最高!
「ここのうなぎは本当に美味しいよね」と顔を見合わせて、ゆっくりと時間をかけて味わった。
注文してから捌いて焼くので待ち時間が長い。
子ども連れには向かないかなと思っていたので、ふたりの時に行こうねと、楽しみにしていた。
ふたりで同じものを「美味しいね」と言える時間は、思っていた以上に満足なものだった。

食後は、「今度はこのお店に来てみたいね」なんて話しながら、ぷらぷらと歩いて満腹のお腹を調整する。
普段の生活圏から少し外れた街を歩くと、同じ市内でも空気が違うものだ。
予定を詰め込まず、その場の気分で動く。
そんな自由が、とても心地よかった。
誰かのために、自分のために
夕飯は近所の台湾料理店へ。
野菜たっぷりの海鮮麺と餃子。
エビ、イカ、ホタテに加えて、野菜やきのこがたっぷりで嬉しかった。

夫は食べすぎたからと、河川敷を1時間ほど歩くという。せっかくの夫婦水入らずだからと、外食続きになったのが原因。
私は不意にできたひとりの時間に、ゆっくりお風呂に入って、丁寧にストレッチをした。
「何も決まっていない時間」って、案外むずかしい。
でも、決まってないからこそ、やってみたいことが静かに浮かんでくる。
私の場合、家事や料理は誰かにしてあげる方が動けるんだなと思っていた。自分のためとか、趣味としてとなると、途端に「またの機会でいいかな」ってなる。
好きなのか、義務だから動いているのか、よくわからなくなっている。普段やっているからなのか、実はあまり好きではないのか。
昔は時間があればお裁縫とか、お菓子作りとかしてたんだけどな。
でも、それも含めて今の自分なんだと思う。
誰かのために動くことが、私のエネルギーになっている。
決めない日だからこそ
合宿へ向かった子どもたちは、今ごろどうしているだろう。心配だけれど、あの張り切った表情を思い出すと、少し笑えてくる。
やってみて楽しくなることもあれば、やってみて「違う」と気づくこともある。
そのどちらにも価値があるのだと思う。
あなたは最近、「やってみたからこそわかったこと」はありますか?
何も決めない日が、ときどき必要なのかもしれない。
そんな時に聞こえてくる心の声に、そっと耳を澄ませながら過ごすのも素敵。
明日もまた、自分のペースで過ごせますように。
特に何も決めずに過ごす日も、たまにはいい。
たまにでちょうどいいのかも。
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