2026/02/26 変わる道具と変わらない心地よさ 〜不便さの中の気づき〜
2026/02/26
曇りの朝。光は弱いのに、空気はやわらかい。
昨日の雨のおかげで、スーッと潤った新鮮な空気のよう。寒さはいくらか戻ったかな。
白湯を飲みながら、静かな机に向かう。
深呼吸ひとつで、体の内側が少しだけ軽くなる。
この軽さを持ったまま、仕事へ行ければいいのに。
会社のプリンターを入れ替えた影響が、地味に時間を持っていく。
本当にちょっとした小さな手間。
でも積み重なると、地味に疲れる。
前の機種の使いやすさに、今さらながら感謝する。
でも、悪いことばかりではない。
印刷は早くて、仕上がりもきれいだから。
慣れるまで、だなと思いながら「前のほうがよかった」と言いたくなる口を閉じた。
環境が変わることに、私は少しだけ不器用だ。
どうしたの?
お風呂から上がると、子どもたちが自分たちの場所を片づけていた。どうしたの?と聞きたくなるくらい、入念に。
「スッキリしてるほうが気持ちいいから」
長女はさらりと言う。
学校で黒板消しの係らしい。
黒板をすっごくきれいにできると、授業が気持ちよく始められるのだと教えてくれた。
あぁ、私が好きな整う感じを、もう知っているのかもしれない。
正直、片づけなさいと言いたくなる場面は日々ある。でも今日は、黙って見ていて済んだ。
そして、この気持ちよさを一緒に味わっている。
にぎやかな夕飯
豚こまのトンカツを揚げながら、油の音を聞いていた。揚げ物を眺めるのは、結構好きだと思う。
泡がじわじわと立って、少しずつきつね色に変わっていく。食べるのも好きだけれど、この過程も好き。
さつま揚げと白菜の煮物に生姜を入れたら、キッチンにふわりといい香りが広がる。
にんじんを短冊切りにしていると、次女が「あ、それって知ってる!七夕の…あれあれ、短冊!短冊切りだよ!」と飛んできた。
保育園で干し野菜を作っているのだという。
身振り手振りで語る今日の体験が微笑ましい。
味見もしていて、大根は辛かったらしい。
銀杏切り、短冊切り、みじん切り、いろんな切り方を先生に聞いて教わってきたのだと、目を輝かせて話す。
知っている切り方もあったと、誇らしそうだった。
スッキリを目指す日も
片づけも、干し野菜も、きれいな黒板も。
気持ちいいと感じるから、続けられる。
うまくいかない日のほうが多いのに、ふとした瞬間に「これでよかった」と思える場面がある。
今日はそんな夜だった。
暮らしの中で「気持ちいい」と感じる瞬間は、どんな時ですか?
慣れない摩擦も、整えていく喜びも、全部。
今日という一日に詰まっている。それでいいのだと、娘たちの寝顔を眺めながら思った。
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また明日も、一緒にゆるやかにいきましょう。
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