2026/03/16 給食最終日と保育園あと10日 〜崩れるリズムと気づき〜
2026/03/16
窓を開けると、空気が少しだけ湿っている。
夜中から降っていたのか、庭木に水滴が少し。
濡れた地面の匂いも、うっすらと残っている。
小腹をごまかすように、ホットミルクを飲む。
体の奥にじんわりと広がる。
昨日の少し忙しない感覚を、まだどこかに残しながら、それでもいつも通り手帳を開いた。
書き出したいことが多かったから、月曜日だけれど少しのんびりしてしまった。
それでもこの時間があるから一日が整う。
ボーナスタイムは今日も静かで、ありがたかった。
気を引き締めて、夫のお弁当作りに取り掛かる。
たった10分の わずかな違和感
差して忙しい日ではなかったのに、珍しく会社を出るのが遅れた。ほんの10分。それだけのこと。
けれど、年間を通して残業がほとんどない私にとっては、その10分が思った以上に重たく感じられた。
終わらなかったというより、「終わらせきれなかった」感覚。
時短勤務でも時間内でやり切る。
そう決めて仕事している。
年度末はどうしてもバタつく。それはわかっていた。頭でわかっていても、いざ自分が「時間内に終わらなかった」という事実に直面すると、少し思っていたより気持ちが揺れた。
責める必要はない。でも帰りの運転中に、悔しいような、仕方ないような、その間をしばらく行ったり来たりした。
時短で働くということは、時間に対して人より少し敏感でいるということでもある。
1分単位で頭の中に区切りがあるような感覚。
それが誇りでもあり、なかなかの重荷にもなる。
今日はそういう日だった。
変わっていく季節と日常
帰宅して、いつもの夕飯を用意する。
フライパンに照り焼きの香りが広がり、
味噌汁の湯気がゆらゆらと立ちのぼる。
長女は給食の最終日の特別メニューだったと話してくれた。6年生を見送ったこと、明日は卒業式で在校生はお休み。学童なのでお弁当が必要だ、と言われて気づいてメモした。
次女は、あと10日で保育園が終わると聞かされた。
「縄跳びいっぱいしたよ」と、少し誇らしげに。
「10日しかない」と思うのか「まだ10日ある」と思うのか、一瞬迷った。どちらも本当のことだから。
季節が変わるときは、案外無音だったりする。
気づいたときには、もう戻れないところまで進んでいる。
その中で、変わらないように見える日常が、
実は少しずつ形を変えているのだと思う。
崩れた日でも
たった10分の遅れ。
それだけで、今日はどこか落ち込む感じがあった。
けれど、夕飯を囲んで、子どもたちの話を聞いているうちに、その感覚はすっかり薄れていった。
全部をきれいに整えられない日もある。
予定通りにいかない日もある。
それでも、その中にちゃんと残るものがある。
だから私は、うまくできなかったことよりも「ちゃんと過ごせた時間」を見て終わることにした。
今日できたことを、静かに認めるだけでいい。
あなたの中で「もうすぐ終わる」と感じていることはありますか?
ほんの少し崩れた日でも、見方を変えてみると思っていたよりも、やわらかい一日だったと気づくことがある。
節目は、気づかないうちに通り過ぎてしまうから。
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また明日も、一緒にゆるやかにいきましょう。
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