2026/02/10 仕事の波にのまれない 〜心をすり減らさない働き方〜
2026/02/10
群青色の暗闇の向こうに、うっすらと白む気配。
今日は休み明けの出勤。ボーナスタイムの静けさの中で、プロテインを飲みながら手帳を開く。
手帳に「明日は休み」と小さく書き足す。
それだけで、今日一日を踏ん張れる気がした。
呪文のように「明日は休み」唱えながら、いつもより少し早く家を出る。
けれど職場に着いて早々、予想通りというか、予想以上というか。
休んだ分の仕事が、きちんと山になって待っていた。
さらに急ぎの書類が割り込んでくる。
頼みやすい人の役目
仕事は、思っていた以上に忙しかった。
思わず「分量おかしくない?」と心の中でつぶやく。
横には、暇そうな人が欠伸をしている。
でも、頼まれるのは私。
ちらりとそちらを見ながら、私は手を動かしている。
頼みやすい人って、損だよね。そう思った。
でも、頼みやすい人でいたいとも思うのだ。
頼みにくい人の雰囲気よりも、頼みやすい人の雰囲気が好きだから。自分の好きな雰囲気でいたい。
引き受けたら、きっちりやる。
こういう時に率先してやっておけば、次に休むときの自分が安心できるから。そんな打算もある。
飲み込んだ言葉は、すぐには消えない。
でも丁寧に片づけた机を見ていると、少しだけ自分の輪郭がくっきりする。誰かのためでもあるけれど、同時に未来の自分のためでもあるのだと思えた。
小学校からインフルエンザで学級閉鎖の通知が入る。
長女のクラスは大丈夫そうだけれど、今できる仕事を片付けておくに越したことはない。
感染が広がらないでほしいと、静かに願う。
氷が水を吸う実験
次女は今日、保育園でたくさん絵本を読んだ後、園庭に出たという。
日陰に残っていた雪山を見て、「水をたくさん入れたら、氷が水を吸って長く残ると思う!」と仮説を立てて、実験をしていたらしい。
仮説を立て、試してみる。
そのまっすぐな好奇心に、ふっと肩の力が抜けた。
次女は、自分で考えて、試している。
失敗しても、成功しても、それが学びになる。
仕事では、つい「割り振り」や「評価」を考えてしまうのに、子どもはただ面白いからやってみる。
頼まれたからやるのではなく、知りたいからやる。
そこに損得はない。
選んでいるのは私
頼まれやすい人は、損なのか。
そう思う時もある。でも、頼まれるということは、信頼されているということでもある。
でも頼られることは、時々、重たい。
誰かに押しつけられたのではなく、自分で選んだのだと思うと、不思議と軽くなったりする。
選び取った行動は静かに自分を支えてくれる。
明日の予定は、インフルエンザと天気を見て変更になりそうだ。公園からこども館へ。
頑張り時を見極めて、踏ん張って、そして休む。
状況に合わせて柔軟に対応してバランスを取る。
きっとそれが大事なのだ。
あなたは、誰かの期待に応えようとしていますか?
それは、あなた自身が選んだことですか?
少し立ち止まり、「私はどうしたい?」と問いかけてみる。自分で選んだ道なら、きっと揺れにくい。
すべてを正しくしなくてもいい。ただ、その日その瞬間の選択に、静かにうなずけたらそれでいいなと思った。
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