2026/02/12 感染の波が迫るけれど 〜共有することで守れるもの〜
2026/02/12
窓の外は、曇り空。
昨日より少しだけやわらいだ空気が、頬に触れる。
白湯の湯気が、ゆらゆらとのびていく。
静かなボーナスタイム。手帳を開きながらも、頭の片隅は落ち着かない。
インフルエンザの感染が広がっている。次女は発熱はなさそうだけれど、今日はどうだろうかと不安が拭えない。
見えないものが広がっていく感覚に、胸の奥が少しざわつく。
呼び出しを待つような時間
朝、次女のお友達ママたちのグループラインに通知が続々と入った。
昨日一緒に遊んだ友達が、発熱でお休みとのこと。
我が家は発熱なし。次女は元気に登園した。
昼過ぎにはみんながインフルエンザBだとわかった。
感染力の強さに、思わず「もう、これはサバイバルだね」とグループラインに流れる言葉。
私は職場で、子どもたちの学校や園の状況を上司に共有した。発熱の呼び出しが来るかもしれないと、頭の隅に置きながら、目の前の仕事を急いで片づけていく。
電話が鳴るたびに、少しだけ肩が上がる。
何事もなく退勤できた時、ふーっと息が抜けた。
お迎えに行くと、次女は頬を赤くしてハイテンションだった。熱があるのかもと不安になるけれど、おでこを触っても体温は高くなくホッとする。
けん玉の技が上達したらしい。心配はどこへやら、と思うほど元気な姿に、体の奥から緊張が抜けていく。
伝えるという選択
昨日みんなで遊んだことは、担任の先生にも共有しておいた。言わなくても済むことだったかもしれない。
でも、だからこそ私は、今回は伝えることを選んだ。
共有しておくことで、対応が変わる。感染が広がった時、いつどこで誰と会ったかを把握しておくことが、周りの人を守ることにもつながる。
伝えるか、伝えないか。
迷う場面は、きっとこれからもある。
けれど、共有しておくことで後処理が変わるなら、そのほうが安心できる。
伝え方は丁寧に、でも事実は隠さない。
不安をゼロにすることはできない。
けれど、備えることはできるのだと、キッチンで思った。
キッチンでも整える
夕飯は、インフルエンザ予防を少しだけ念頭に置いてみた。
夕飯は、玉ねぎたっぷりの豚の生姜焼き。
ジューッと広がる甘辛い香り。
刻んだ玉ねぎの透明感が、少し心強く見える。
大根ときのこのスープ、デザートにみかん。
昨日遊んでいるから、今更予防してもな…と思う。
栄養のことを考えたわけじゃなくて、ただ私に「できること」をしたかっただけなのだ。
睡眠も大事だから、20時半には布団に入ってもらった。
感染を完全に防ぐことはできない。
でも、できることはある。
共有すること。手を洗うこと。
しっかり食べて、たっぷり眠る。
それだけのことを、今日はきちんと。
それで、不安を増幅させる想像をしないことにした。
見えないものに怯えるより、できることを、できる範囲でやる。
あなたは、不安な時にどんな工夫をしていますか?
できることを、見つけられていますか?
全部を防ぐことはできなくても、気持ちを整えることはできる。できることをやった自分をちゃんと認められたらいいなと思う。
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