2026/01/24 おしゃれさんになる娘 〜母が願うのは危険を知る力〜
2026/01/24
昨日よりいくらか寒さは和らいで感じる。
ゆっくりと白湯を飲み、身体を起こす。
白湯をすすりながら、手帳を開く。
書き込んだ予定を眺めながら、ふと昨日のカレーのことを思い出す。
いつも通り、ピアノ教室の後に買い出しをして、お昼は昨日のカレーをカレーうどんにして食べた。
少しとろみのあるスープが、冷えた身体にやさしく染みる。
おしゃれさんになっていく娘
午後は美容室へ。
いつものアッシュブラウンにカラーリングしてもらう。赤みも黄色みも抑えた、落ち着いた色。
念入りにトリートメントをしてもらい、サラサラになった髪を触りながら帰り道を歩く。
その足でショッピングへ。長女が選んだのは、くまの刺繍が入ったブラウンのパーカーと、黒のスエット地にラインが入ったインナーパンツ付きのスカート。
そして、黒のルーズソックス。
「可愛すぎる!絶対買う!」と言って、自分で手に取った服を見せてくれる。
いつもはシンプルなものを選ぶ長女が、今日は少し違う。チアのお姉さんたちの影響だろうか。
ちょっとずつ、おしゃれに目覚めている。
次女は、うさぎとにんじんのワンポイント刺繍が入ったレモン色のトレーナーと、黒とシルバーのチェック柄キュロットを選んだ。
さらに、シマエナガ柄のパンツも見つけて「これもほしい!」と目を輝かせている。二人とも大満足で、袋を抱えながら笑っていた。
外の世界から影響を受けながら、自分なりの形を探していくのだろう。

守り方を教えるということ
夜、長女と夫が「もしもの時は、ランドセルを捨てる」という話をしていた。
もし誰かに後をつけられたり、ランドセルを掴まれた時、ランドセルは捨てて逃げなさいという話。
危険を察する力。
どこまで想像できるようになるか。
私も横で聞きながら、胸がぎゅっと締めつけられる思いがした。
伝え方は難しい。怖がらせすぎてもいけないし、かといって何も伝えないわけにもいかない。
世界にはやさしい人ばかりじゃない。
そのことを、どうやって教えればいいんだろう。
長女は「ブレなさそう、周りに流されなさそう」と、今日も美容師さんに言ってもらった。嬉しかった。
誇らしい気持ちにもなった。
でも、その「ブレなさ」が、時に危険に気づく力を鈍らせることもある。
優しさや信じる心を持ちながら、同時に「疑う力」も持ってほしい。ちょっと欲張りだろうか。
選び取って見えてくるもの
髪を整え、服を選び、言葉を選ぶ。
暮らしの中の小さな選択。
影響を受けながら、自分で選び、少しずつ更新されていく。
世界は美しいということ。そして、世界には危険もあるということ。どちらも本当で、どちらも大切。
おしゃれを楽しむようになって、友達との時間が増えて、少しずつ親の手を離れていく。
それは嬉しいことだけど、同時に不安でもある。
でも、不安だからといって、全てを管理することはできない。
だから、伝え続ける。
信じることの大切さと、疑うことの必要性を。
あなたは今日、子どもに何を伝えましたか?
その言葉は、未来のどんな場面で、子どもを守る力になるでしょうか?
今日の髪色と、子どもたちの新しい服。
どちらも、少しだけ「今」を更新してくれた。
やさしさを持ちながら、賢く生きてほしい。
そのために、今できることを、ひとつひとつ丁寧に。
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