2025/12/10 冬の朝のゆずれもん 〜小さな成長をそっと拾い集める〜
2025/12/10
4時5分、目が覚めた。
起きられた!その事実に、まずホッとする。
月曜日に二度寝してしまったことが、まだ心のどこかに引っかかっている。
窓の外はまだ真っ暗。窓を開けると、カラカラに乾いた冷たい空気が流れ込んできた。
ママ友に教えてもらった粉末タイプのゆずれもんを、お湯で溶かして飲んでみる。
柚子の香りとレモンの酸味が、体を内側から温めてくれる。寒い季節にこれは良い、と思った。
先日の副菜で出したキャベツの黒胡椒炒めを夫が気に入ったようだったので、今日はお弁当に入れてみる。
横では、起きてきた夫が「喉が痛い。嫌な予感がする…」とつぶやいている。
最近のわが家の体調不良のスタートは大体が夫だ。どうか、今回は大事になりませんようにと、ぬるくなったゆずれもんを飲み干しながらそっと願う。
「できそうなのに」と思ってしまう親心
夕方、チアのレッスンへ。
長女は、先生から「I字バランスできそうだから発表会でやってみない?」と声をかけられていた。
でも、長女は「え、無理です」と答えた。
私は、『できそうなのに』と思ってしまう。
もったいない、という気持ちが、どこかにある。
次女は、一人で合宿でやったダンスをみんなの前で披露した。緊張していて、少しテンパリ気味。
テンポが曲と合わないところが気になる。
それでも、笑顔で踊りきった姿は、偉かった。
周りのママたちからも「安定感がすごい」「形がいつも綺麗」と褒められて、次女は満足気だった。
ちゃんと届いている「良さ」があること。
そして、「ミス」探しをしてしまう自分がいることを恥じた。
子どものためなのか、それとも自分のためなのか。
子どもたちを通して自分のモノの見方を教えてもらっている気がした。
期待ではなく、信じることの違い
家に帰って、ふと考えた。
私は、ついつい子どもたちに「できそうなのに」と思ってしまう。言葉にはしないけれど、きっと表情には出てしまっていると思う。
「できそうだから、やってみてほしい」と思う気持ちは、きっと愛情の裏返し。けれど、その一歩を踏み出すタイミングを決めるのは、あくまでも子ども自身。それを忘れてはいけないと思う。
長女が「無理です」と言ったのは、本当に無理だと思ったからかもしれない。
あるいは、今はその気になれないだけかもしれない。
次女が緊張してテンポがずれても、笑顔で踊りきったこと。それは、次女なりの精一杯だったのだと思う。
「できそうなのに」という期待は、子どもたちに必要以上のプレッシャーを与えてしまうかもしれない。
それよりも、子どもたちが「やりたい」と思った時に、背中を押してあげられる親でいたい。
期待ではなく、信じること。
その違いを、改めて考えた夜だった。
子どもの「今」を、静かに見守る
親として、子どもの可能性を信じることはとても大切だと思う。
でも、それが「できそうなのに」という期待に変わってしまうと、子どもたちを追い詰めてしまうかもしれない。
子どもたちには、子どもたちのペースがある。
「無理です」と言える勇気も、緊張しながらも笑顔で踊る強さも、どちらも尊いこと。
私にできるのは、子どもたちを静かに見守ること。
そして、彼女たちが「やってみたい」と思った時に、そっと背中を押してあげること。
あなたは、「できそうなのに〜」と誰かに期待してしまうことがありませんか?
その期待は、誰のためのものでしょうか?
子どもの「今」を信じて、静かに見守る。
そんな親でいられるように、明日も静かに向き合っていきたい。
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