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ジークアクス7話感想②:殺れたかも委員会:キシリア暗殺先送り?策に溺れるシャリア:のりかな毎日エッセイ250529

2025年5月28日、13時31分。
さて、ジークアクス7話感想、2回目!

機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) - シーズン1 - 7話 (アニメ) | 無料動画・見逃し配信を見るなら | ABEMA

昨日はゼクノヴァについて考察し始めたら、それだけで4千字超えて
しまったため、急遽2回に分けることにしたのだった…。

ジークアクス7話感想①:ゼクノヴァとは判断保留、と考えてみる:のりかな毎日エッセイ250527|のりかな

というわけで、今日はそれ以外の感想について書いていこう。

まず戦闘について。
なんというか、何も考えずに勢いだけで観ると面白い、のだけど…。
「Zガンダム」の戦闘BGMも使われてたし、サイコガンダム、というか
サイコMk-Ⅱかな?も出てくるし、ゲーツとかハンブラビとか、久々の
コロニー内戦闘で盛り上がっててお祭り状態。
やっぱ民間人を巻き込んで、2on2とかじゃなくて乱戦状態の方がガンダム
っぽいというか戦争している感があると思う。
今までコロニー外とかでコソコソ戦っていたのが、ようやく衆目に晒される、お披露目、カーニバルというか謝肉祭。
クランバトルという、古代ローマの地下闘技場のような世界。
奴隷ではないけれど、食いつぶして闇バイトで一発逆転を夢見るしかなく
なった経済奴隷のような人々が、命がけの殺し合いをしている。そのさまを
配信して見世物にしている、いびつな世界。それを愉しむ、普通の人々。
健全な社会の暗部、しかしそれによってイズマコロニーの地下経済も
エンタメも、支えられている。
その地盤の上に、平凡な市民の普通の生活が乗っかっているという歪み。
人々が見て見ぬふりをしてきた恥部が暴露される。
足元の地面から噴出した膿が、「善良なつもりの市民」に牙をむく。

市民「ギャアーーッ!!」
「痛み分けだって思いたいけど。」(byシーブック)

そういう前半部の、総決算みたいな回だと思う。
主人公マチュにとっても、今まで見て見ぬふりしてきた問題というか、勝ち
続けている間は気にしないでこれた矛盾が一気に、押し寄せてきた回だ。
闇バイトに関りながら、平凡な市民を続けてきたツケが回ってきた回だし、
シュウジやニャアンとの三角関係もここで破綻する。
6話の溜めからの解放だし、1話からのマチュの矛盾が暴露される回だし、
イズマコロニー経済の矛盾が暴露される回でもある。
これでもう、(ペルガミノ市長もマチュも、)クランバトルは続けられない
だろうし。儲かるのに残念だね。

サイコMk-Ⅱの装甲がエヴァみたいに剝がれて、Iフィールドを装備した
細かい装甲がリフレクタービットみたいになるという解釈も面白かったし、
モビルスーツの戦闘シーンのマニアとして観れば、楽しい。
シイコさんの戦闘シーンとかもそうだけど、映像としては何度も観たく
なる。映像と音楽も合っているし、映像の快楽を感じる。
懐古厨としての僕の欲求も満たしてくれる。
とはいえ、お話自体はよく考えるとおかしい気がする。
この戦闘の目的は、なんなのだろう?

「ジオンの要人であるキシリア閣下の暗殺」なら分かるんだけど。
終わってみて明らかになったのは、
「ジオンの要人であるキシリア閣下の暗殺をギレン総帥に指示させ、
総帥の計らいで連邦のテロリストを調達してもらい、コロニー内に
潜入させたうえで、キシリアを暗殺させるところを、シャリアが
すんでのところで阻止し、お守りすることで、シャリアに対するキシリアの
不信を解く」というのが目的という…
シャリアおじさんの陰謀というか猿芝居。
だったらしい。
すごい!策士だねシャリア中佐!
となるのだろうか、視聴者は。
…いやそのまま暗殺させればよかったのに、と思うのでは?
その方が、ギレン総帥に自分の忠義も示せて油断させられるし。
あれだけ大勢の市民を犠牲にして、赤いガンダムの居場所がリークされた
のもシャリアの脅しのせいなのに、大勢の人生を狂わせて、その成果
というか大義が、暗殺ならまだしも、暗殺を手配してそれを防いで見せる
マッチポンプというのは、小さすぎないか?
まあシャリア氏には遠大な計画があるんだろうけど…。

ここで指ビーム撃てばいいのに!と思った。
というか、ビームでキシリアがいるビルごと破壊すればよかったのに。なぜしない?
ビルの他の要人は殺してはならない、という指示があったのかな?
もしくはキシリアは殺すな、捕獲しろ、とか。
でも直前に無差別にビームを乱射していたし、謎だ。
(あと、援護のエグザベ君がソドンの後ろからやってくるのはなぜ?
シャリアもだけど、なんで警護対象のキシリアからそんなに離れてたんだろう?)

ギレン総帥が暗殺の手配に関わった以上、暗殺に失敗したシャリアは
許されないと思うのだけど…。少なくとも口封じのために消されるだろう。
でもそこはスルーされるのかな?
それとも、総帥自身が、「暗殺はフリにしとけよ?」という指示を出してた
のかな?
少なくとも、この暗殺失敗で、ギレン総帥のシャリアに対する警戒度はMAX
になるだろうし。
この先シャリアがギレンに近づいてきたら、キシリアの命令で自分を
暗殺しにきたな?と疑われるだろう。
ギレンとキシリアの両方を暗殺するために、今回は「あえて」キシリア
暗殺を見送った、というなら、その策で、むしろギレン暗殺の難易度は
増しただろう。策士、策に溺れる、というか…。
(と、普通は考えると思うけど、ジークアクスはそこをご都合主義で
押し通すのだろうか?)

暗殺犯二人に、「キシリアを暗殺するフリだけしてください。あくまで
殺してはダメですよ?」とシャリアが指示していたとも思えないし。
「キシリア暗殺を直前で食い止めて自分の嫌疑を晴らす」のが目的なら、
エグザベ君の介入が一歩遅かったらその目的は失敗してたわけだし、
不確定要素が多すぎる。
「キシリアが死んだらそれはそれで…」とか、そんな場当たり的な計画を
立てるキャラなのだろうか?
そう視聴者に思わせる、演出意図が分からない…。
というかラストシーンの、シムス大尉との会話だと、キシリアを今回の
戦闘で死なせる意図は最初から無かったようだし。
ニュータイプの予知で、キシリアは死なないと分かっていたとか?でも、
「大丈夫です、キシリア様は今日は死にません。勘でわかります。」
と口にするシーンも無かったしなあ…。
うーん。
シャリアが、キシリアの嫌疑を晴らすために連邦軍の暗殺犯を利用したの
であれば、例えば暗殺直前に指ビームが出なくなって。

キシリア「どうした…?なぜ撃たない…⁉」
ゲーツ「どうしたドゥー⁉撃て!チャンスだぞ!」
ドゥー「キラキラが…」
ドゥー「キラキラが聞こえない…!」
ゲーツ「ば、バカな⁉」ビービービー(警告音)
「はっ!ドゥー逃げろ!!やられるぞ!!」
ドゥー「動かないんだよお!!」
エグザべ「ご無事ですか⁉キシリア様ァー!!」
ゴシャアアアッ…!!
戦場を遠巻きに眺めるシャリア
「大丈夫です、キシリア様はご無事です。…今日のところはね。」
シャリア「暗殺犯のお二人には悪いが、お二人のオメガサイコミュを切らせて頂きました。
さて、そろそろ介入の頃合い…死んで頂きましょう。」

みたいな展開の方が、シャリアの冷徹さも、暗殺犯二人の利用されてる感、可哀そう感も出ると思うのだけど。
シャリアもずさんで、暗殺犯もいいところでなぜか撃たない負け役感、
予定調和感が出てしまったのが少し残念かな、と思う。
(まあエグザベ君たちの到着が遅れたのは、モビルスーツの受領やサイコミュ
の調整に手間取っていたから、という最もらしい言い訳は立つけど。
視聴者はともかく、それでキシリア閣下を欺けるものだろうか?)

あとこの一件で、「シャリア・ブルがギレン総帥のスパイでないと証明
して見せた」とキシリアがわざわざ、台詞で言っているのもわざとらしい。
シャリアのダブルスパイかもしれないエグゼべ君に聞こえるように言って
いるのは、むしろ一連の猿芝居で、シャリアの容疑が白でなく、真っ黒に
なったから、子飼いのエグザベ君を手元に引き戻したのでは?
シャリアの疑いが0でなく100%になったから、もうスパイする必要など
ない、とも考えられる。

自分のセリフの後、横目でエグザベ君を見るところが、
「スパイに聞かせている」感じがする。

シャリアが「この猿芝居でキシリア様の俺に対する疑いを解くことが
できたぞ!わっはっはっ」と思っているなら、踊らされてる感がある
というか。
「お前のあの芝居が、却って私に確信させたのだよ。お前はクロだ、と。」
「しかしお前が、ギレン兄をも殺そうとしていることが確信できたから、
あえて泳がすことにしたのだよ。私はギレン総帥を好かんからな。」
とか、後々言われそうだな、と思ったり。
シャリア「手の震えが、止まりません。」
キシリア「シャアもそんなことを言っていたな。」

https://ameblo.jp/geanius0920/entry-12563408340.html
キシリア「その上で、だ。シャリア。お前の野心を聞きたい。」


「ギレン総帥もキシリア閣下も所詮はオールドタイプの指導者だ。
この戦争で、地球連邦の指導者もまとめて共倒れさせて、ニュータイプの
ための世づくりを実現したい。」
というのはもともと、一年戦争のときにシャアがシャリアに語っていた
野望だ。その頃から、シャリアはニュータイプにとって邪魔になる、
ギレンもシャリアも暗殺する意図を、シャアと共有していたのだと思う。
だから7話のエンディングでシムスに向かって、お家騒動でジオンを混乱
させるギレン総帥もキシリア閣下もこれでは、排除するしかありませんね、
と今思いついたかのように言うのは、シムスに対する嘘だと思う。
シムスもこのはかりごとに巻き込もうと、口説いているシーンなのだろう。
とはいえ。
結局、今回のはかりごと、陰謀の結果、シャリアはギレンからも暗殺に
失敗したどころか意図的に失敗させた「キシリア派」だとみなされるし、
キシリアからの疑いも黒にしてしまったかもしれない。
両方を同時に殺るために、両方の警戒を解こうとして「あえて」今回は
殺さないのだ、という策が、策に溺れてしまった感がある。
暗殺のための千載一遇のチャンスをフイにし、かえって、両方同時暗殺
という、ただでさえ困難な目標の難度を、つり上げてしまったシャリア。
「殺れたかも委員会」にならないといいけど…。

https://abema.tv/channels/abema-special/slots/9a92K5zAJb868X
「まだ駄目だ、このタイミングではやれない、失敗する、もっと策を練らないと…」
という状態になってたら危険。策ばっか練って一生実行できないかも。
策をガチガチに固めているうちに、キシリアに全て見透かされている可能性も…。


といってもこれは、僕にはそう見えたというだけの話で、ギレンやキシリア
が普通の人間なら、かえってシャリアへの疑いを濃くするはず、という話で
しかない。
ジークアクス世界のギレンやキシリアは、この策でシャリアに心を許して
しまうようなアホ、という設定なのだと言われたら、そうですか、としか
答えられないし。
アホなら仕方ないね。
それはそれで、「なんだかな~」という気持ちになるけど…。
(キシリア様から見れば、本当に自分を護衛する気があるなら、直前に
駆けつけて来なくても、最初からキケロガでビル周辺に待機してれば
いいわけだし、サイコMk-Ⅱがビルに、自分の目の前に迫りくるまで、
助けに来ないってどういうこと?と不信感を抱くと思う…。)
とはいえ、策がはまってこの先、ギレンやキシリアが首尾よく暗殺される
展開になったとしても、「なんだかな~」とは思いつつ、観続けるとは
思う。大前提として面白いわけだし。
でも乃木坂炎上とかが無ければ、もっともっと面白いものを見れたかも、
と恨みがましいことを思ってしまう。
あのリアクションが「視聴者代表」と思われてしまったら、まじめに設定
を作る労力を他に回そう、という話にもなるだろう。炎上対策とか。
もっと単純にしようとか。
まあただの愚痴だけど。せっかくここまで面白かったのに…。
いやじゅうぶん面白いんだけどね。
視聴者のリアクションも含めて、いろんな制約の中でアニメは作られて
いく。良い作品は良い観客が生み出す、のだと僕は思う。
(でも今の時代は、悪いリアクションばかりが多数派で、目立ってしまう…)

7話は少し、出来事が詰め詰めで、出来事の連続に登場人物が驚いて
ばかりで、感情が一辺倒というか、緩急緩急…じゃなく急急急…になって
いた気がする。特にマチュは、ずっと気を張っていたし。
やっぱしシュウジのゼクノバは後回しでも良かったのでは…と思うけど。
マチュにはいろんなツケが一気に押し寄せてきて、でもシュウジは
助かって、張りつめていたマチュも、私テロリストになっちゃったけど
まあ、シュウジが助かって良かった(∀`*ゞ)エヘヘ、とソドンの中で
胸をなでおろして一安心。絶望のゼクノバは次回以降でええでしょう。
で、ゼクノバの代わりに暗殺を持ってくる。
キシリア暗殺という大事件が起きている裏で、マチュはシュウジが助かって
良かったと、自分ごとで安心している、という罪深さも描けるし。
まあだったら自分で描けよって話なんだけどね…。
でも詰め詰め過ぎて、テロリストの二人は2話で即退場してしまったし。

…いやでも、サイコMk-Ⅱは頭部がコクピットで脱出ポッドのはずだから、
今回頭部が破壊された描写は無かったし、生きてる可能性はあるのか。
ゲーツは死んだけど、ドゥー嬢が脱出ポッドで生還している可能性はある。
マチュ母かアンキーに匿われて、キラキラしてないまっとうな教育を
受けて、ガリガリじゃない健康な少女になる未来に、期待しよう。
「数か月後、そこには元気に走り回るドゥー嬢の姿が!」

http://gundamlog.com/archives/51315406.html
↑サイコMk-Ⅱの頭部設定画。
でもジクワのサイコガンダムは別物かも知れないけど。

【数ヵ月後、そこには元気に走り回る○○の姿が!】 - - atwiki(アットウィキ)←元ネタは「世界丸見え!テレビ特捜部」

ドゥー・ムラサメが生還していれば、ゲーツも回想シーンで再登場できる
かもだし。
ドゥー嬢を育て直す過程で、アンキーの諦めきった性格とか、マチュ母の
教育方針とかに良い影響を与える可能性もある。
というわけでまあ、多分生きてるでしょう。

マチュ母と言えば、マチュ母は監査局職員で、マチュ父は外交官だと
テレビのニュースで言っていたね。
外交官なら、マチュ父が地球にいる可能性は、まだ残っているか…。

というわけで、そろそろ締めよう。
キシリアの暗殺先送りが、シャリアというキャラを説明するための演出意図
だとすれば、策に溺れたシャリアが決行を後伸ばしにしている間に、
キシリアに機先を制される展開が待っているかもしれない。
「あのとき策を弄しすぎなければ…殺れたかも…いやシャア大佐なら迷い
なく殺っていたはず…それも自分の手で…」
と後悔するシーンのために、今回は暗殺見送りという展開にしたのだと、
期待しておこう。
シャアに憧れ、シャアになろうとして、なりきれなかった男、シャリア。

https://ameblo.jp/akimu1537/entry-12598918237.html
シャアなら今「殺れそう」だと思ったらとっさに行動に移すだろう。

でも今回、ソーラレイの登場が匂わされていたし、普通にソーラレイ、
ゲルドルバ照準でギレン総帥、キシリア閣下を乗艦ごと抹殺、
という展開になる可能性も…。
「この時のために、イズマコロニーではあえて暗殺しなかったのですよ。」

https://x.com/1970Chione/status/1079147574597021696
キシリア(レビル)とギレン(デギン)、和平の場で死す。

シャリア後悔展開になるか、シャリア俺ツエー展開になるか。
次回はまた一年戦争回想シーンだから、それ以外だとあと4回。
地球に行く前に、ジオンのお家騒動に何らかの決着がつくことに
なりそうだね。
そして寺山修司、じゃなくてシュウジ・イトウが消えた後で、
修司にすがっていた家出少女たちはどうなるのだろうか。
修司の語るキラキラに、ここではないどこかに心を持っていかれたまま、
心にぽっかりと空洞ができてしまった少年少女たち。

シュウジのキラキラ絵はモザイク⁉アートテロリストの挑戦と隠蔽の歴史:youtube初投稿感想:のりかな毎日エッセイ250526|のりかな

シイコもシャリアも、同じ経験、ニュータイプに置き去りにされた経験を
して、それぞれ違った大人になっていったけど。
マチュとニャアンはどうなるのか。
などと引きを作ったところで、今日はここまで!
相変わらず長文になってしまった。ここまで読んでくれる人がどれだけ
いるのか…。
明日はyoutube投稿の視聴者をどう増やすか、考えることにしよう。
というわけで、では、また明日♪
(例によって寝過ごしてしまった…ので、一回お休みにして、
この投稿を木曜日の分にします…うう…)


(おまけ:シャリアはキケロガをどうやって要請したのかな?
「中立のサイド6でキケロガを使いたい⁉無理です、よほどのことが無い
限り許可できません、シャリア中佐。」
「そのよほどのことが起きそうなので要請しているのです!」
「よほどのこと⁉はっまさかキシリア様の危機を予知したのですか⁉
であれば私から、キシリア様の警護隊に増援を指示しておきましょう!」
「(そんなことされたら私の活躍の機会が…)いえ、キシリア様の危機は
感知していません、あくまでシャア大佐の捜索に必要なのです。」
「なんだキシリア様絡みではないのですね、なら要請は許可できません。」
というふうに、ごり押しするとキシリア様の危機を疑われるし、後々、
危機を見知ってきながら報告しなかったと疑われる素地を作ってしまう。
このやり取りが記録されてたら、キシリア派が疑う根拠になるし。
ことほど左様に、暗殺計画は薄氷を踏む行為なので、リスクを積み重ねた
暗殺計画を、今回はあえて失敗させましょう、とするのは天才描写だと
しても、リアリティーが無い気がするのです。)

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