成果を出すリーダーの時間の使い方
「重要でないこと」に時間を使うリーダーは、なぜ成果を出せないのか
リーダーの仕事は忙しい。
しかし問題は「忙しさ」ではなく、何に時間を使っているかです。
特にグローバルにビジネスを考えるとき、
優先順位のズレは致命的になります。
小さな問題や重要でない論点に時間を取られている間に、
本来取り組むべき大きなチャンスを逃してしまうからです。
優れたリーダーは、常にこう問い続けています。
「これは本当に重要か?」
たとえば、グローバル戦略を考える場面では、
将来の成長につながる市場か
長期的な競争力を高める施策か
自社の強みと一致しているか
といったインパクトの大きいテーマに集中します。
一方で、重要でないことに時間を使うリーダーは、
細かい議論にこだわる
本質ではない対立に巻き込まれる
判断を先送りする
といった状態に陥りやすくなります。
では、どうすれば「重要なこと」に集中できるのでしょうか。
まず必要なのは、見極める力です。
新しいアイデアや提案に対して、
「それは本当に価値を生むのか?」を冷静に分析すること。
次に、トレードオフを受け入れる覚悟です。
すべてをやることはできません。
一つを選ぶということは、何かを捨てるということです。
さらに、グローバルな環境では倫理観も重要です。
小さな問題に時間を使うよりも、
信頼や誠実さに関わるテーマにはしっかり向き合う必要があります。
そしてもう一つ大切なのが、文化への配慮です。
異なる文化の中では誤解も起こりますが、
些細な違いにこだわるのではなく、
本質的な関係構築に時間を使うべきです。
重要でないことに時間を使うと、
リソースが消耗する
大きな機会を逃す
組織のスピードが落ちる
といった問題が起こります。
リーダーの役割は、すべてに対応することではありません。
「何に集中し、何をやらないか」を決めることです。
その判断が、組織の未来を大きく左右します。
■ 著者プロフィール
山本恵也 マーシャル・ゴールドスミス認定コーチ 、ハリソンアセスメント認定コンサルタント、MBA(英国ウェールズ大学)


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