理想郷シャンバラランドのお参り作法 エネルギーセンターを訪ねて|シャンバラとは?|モンゴル人姉妹と巡った信仰の地のパワースポット【GWモンゴル10日間一人旅】
サインシャンドのエネルギーセンターには、有名な「ブッダアイ」がある。
けれど実際に訪れて印象に残ったのは、巨大な目のモニュメントだけではなく、色々な形で人々が示す、信仰そのものだった。
サインシャンド旅、2つ目の目的地はエネルギーセンター。
サインシャンド旅の始まり
エネルギーセンターのモンゴル名はシャンバラ・ランド。シャンバラというのは元々はユートピアを指す言葉らしい。
シャンバラという言葉、その意味
チベット語で理想郷とかユートピアとかそんな意味を持つらしく、聖典の中では理想的な王国を示すこともあるらしい。シャングリラという言葉の語源という説も。
ニコライ・リョーリフという人
ロシア語話者の私がシャンバラと聞いて思い出すのはロシア出身の哲学者ニコライ・リョーリフ。画家や詩人としても有名で、彼の「海を越えて来た客」という絵がとても素敵なのでみなさん検索して見てみてほしい。
話を戻すとニコライ・リョーリフはシャンバラ研究に大きな貢献をした人物で、私がシャンバラという言葉を知るきっかけになった人。絵をきっかけに彼を知って、彼の人生を調べてはじめたのを覚えている。なんと彼はシャンバラを追って1924年、49歳にしてヒマラヤから始まる旅を始めている。
ロシアの西に生まれて、シャンバラを追う
リョーリフは旅の多い人生を送っていて、ニューヨークに渡ったり、インドで人生の幕を閉じたりと様々な場所を訪れた人物ではあるけれど、それにしてもシャンバラのために旅をするなんてとてつもない行動力だし、モチベーションの高さが伺える。
リョーリフはロシアのサンクトペテルブルク生まれ。サンクトペテルブルクはざっくり言うとフィンランドの下あたり、エストニアの近く。つまりモスクワよりも日本から見て西。厳密に言うとロシアの西端ではないけれど、ほぼ西端レベル。そんなヨーロッパのはるか遠くに生まれたリョーリフをも魅了して、旅に出させるパワーを持つシャンバラ。すごい。
やっぱいいよねソフトクリーム

やっぱり暑いところでは冷たいもの食べたいよね。甘いものはみんな好きだもんね!ソフトクリームって世界中にあるよね。開発して発展させてきた人たちすばらしい。大尊敬。



東コビ、砂漠の街サインシャンドのエネルギーセンターに桜
桜を見つけて私とお姉さんが盛り上がっていると、妹さんが桜の逸話を教えてくれた。
日本からはるばる来た桜の伝説
その昔日本からモンゴルにはるばる修行に来た僧侶が、この桜を持ち込んだという話があるとかないとか。苗木を持って船旅に耐え、陸路移動を粛々とこなす過酷な旅だったはずだけど、必死で自分の命と苗木を守ったのだろうか。ドラマチックすぎる。
ブッダアイ エネルギーセンターの代名詞
チケット売り場から真っ直ぐ歩いていくと、エネルギーセンターの顔、特徴的な目が見えてくる。

抜けるように青い空!なつかしいなあ。こんな色のきれいな空は東京では見れない。懐かしくて仕方ない。
ブルハニーヌールのブッダアイと対峙

この目!ブッダアイと呼ばれるこの目と60秒くらい目を合わせてパワーをもらうらしい。みんな列を成しているので、探さなくてもすぐわかる。
ブッダアイはチベット仏教でよく見られるモチーフらしく、もちろんチベットにもあるとのこと。

ブッダアイが描かれているこの建物は、ブルハニーヌール、仏様の顔と呼ばれているらしい。この絶妙なピンク。青い青い抜けるような空とのコントラストが美しい。


ブッダアイを過ぎるとこんな光景。
お線香を供える人々

もし準備出来るなら、お線香を買ってくるといいかも。シャンバラランドをより深く体験できそう。
お水を供える

買ってきたペットボトルのお水の出番はここ。
ペットボトルからそのままお水を入れてOK。前ならえで真似て進めば大丈夫。

水瓶?が7個あるので、少しずつペットボトルのお水を注いでいく。
自然と歌がはじまる

ここでみんな「ウレムジーンチャナル」という歌を歌い出す。

石碑に刻まれているのはその歌詞。ここでこの歌を歌うとお経を千回唱えるのと同じ徳を得られるらしい。マニ車みたいな考え方。

誰が音頭を取るでもなく、人が集まれば自然と歌い出す。体に染み付いているんだろうし、この場所に来たら歌うのはセットなんだろう。



太陽の感じが伝わるだろうか。遮るものがなくて日焼けするための場所みたいな日の強さ。
赤土の石に寝転んでパワーチャージな日向ぼっこ

こんな感じでみんな寝転んで、いいエネルギーを得つつここで時間を過ごす。おしゃべりしている人もいればTikTokを撮る若者もいたり。みんなとてもリラックスしていてモンゴルらしい。


この少年2人は脱力してリラックスモード。私たちは20分くらいここで過ごしたけど、彼らはそれよりもずっと長くいた。いいエネルギーを感じていたのだろうか。ここで昼寝も気持ちいいだろうな。

この空の色!直接見た空の色もきれいだったけど、写真で見るのもまた違っていい。サングラスを外すとなかなかつらいので裸眼で見たのはほんの一瞬。その意味でも空の写真をたくさん撮っておいてよかった。

赤土の石がエネルギーセンターの象徴的なマテリアル。ごつごつしているけど、暖かくて心地よい。





続いて向かったのは瞑想の洞窟。その様子は次のnoteで。
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