108の瞑想岩窟と砂漠の桜|擬似的に生まれ変われる大自然の穴くぐり【GWモンゴル10日間一人旅】モンゴル人姉妹と相乗りサインシャンド旅③
エネルギーセンターの次の目的地は108の瞑想岩窟。
広いエリアに名前の通り岩窟をはじめとする岩が生き生きと積み重なっていて、大地と宇宙をどちらも感じるような不思議な場所だった。
岩窟の名の通り岩場には洞穴があり、その中に仏像が安置されていたりと信仰が目に見える形で表現されている。洞穴だけではなく通り抜けられる穴もあり、そこをくぐり抜けて生まれ変わったように素晴らしい人生を願う伝統もあり、モンゴルで脈々と受け継がれてきた信仰を、じっくり体験することができた。
Dornogovi, Sainshand, Monastery Khamar
大自然の中の信仰の場

「108」の名前の理由は、ここに108日籠って修行をした僧の逸話があることに由来するらしい。その僧は、ダンザンラブジャーと呼ばれる人物の弟子たち。
ダンザンラブジャーは、このあとのnoteで紹介するサインシャンドの代名詞的な寺院、ハマリン寺院(ハマリン・ヒード)を建立した人物であり、宗教家であり宗教指導者であり詩人であり劇作家。

迷彩服のおじさんは警官とか警備とか軍関係者ではなく、ファッション。ナルトが好きだと言っていた。




土曜日だったのでそこそこ人がいた。土曜日だったので姉妹+配偶者さんと会えたのだ。よかった。

どこまでも大地が続く。そして風もあり太陽も強い。緑の広がる原っぱとか、木々とかそよぐ枝を見て癒されるのは、むき出しの大地に置かれた人間の弱さをDNAが知っているからかもしれない。

エネルギーセンターに続き桜が

この桜は単に桜がきれいというだけではない。モンゴルにはるばる修行に来た僧侶が持ち込んだという逸話があるらしい。姉妹の妹さんがエネルギーセンターで教えてくれた。





お米のお供え

お米とか穀物がたくさんあるのは、お祈りとか捧げ物としてのもの。みんなぽーんと軽くひとつまみ投げることで、信仰を示している。
サインシャンドツアー出発直後、姉妹に教えてもらって買ったお参りグッズにお米があった。そのお米を使っている。

荒野の自然







ここって神聖なんじゃなかったっけ?と思いつつ敬意の表し方は人それぞれ。それより日焼けがすごそう。翌日真っ赤になってそう。この静かなカオスさもモンゴルらしくてお気に入りの写真。
生まれ変わりの「産道」
そしてこの入れ墨お姉さんが見ている先にあるのが産道や子宮口と呼ばれる穴。洞穴の先に穴があるようなイメージで、くぐりぬけられる。でも狭いし何より腰が立たないので、かがんで進む。これにより、生まれ変わる体験ができると信じられている。
信仰の中でとても大切にされているものなので、写真は取らずにくぐり抜けだけ体験させてもらった。


このエリアはほんとうに滑りやすい。転びはしなかったけど滑りやすい。目の前で筋肉もりもりのお兄さんが10段ほど滑り落ちていったのでどんな人でも慎重になるべき階段で間違いなさそう。


別の桜






オフロードもあるからパンクとかいろいろ怖いけど、運転したら気持ちいいだろうな。オフロードじゃなくても小石とかいっぱいありそう。
夏に来たら一面の草原に、ぽつぽつと荒野に映える花が咲いていたりするんだろうか。また来たい。


おまけ

続いて向かったのは真っ白で美しい仏塔。砂漠に凜とたたずむ、ハマリンヒード(ハマリン寺院)のお隣さん。中には美しい彫刻と、信仰の歴史と仏教的な教えがつまった寓話が刻まれていた。
ハマリンヒードを訪れるならぜひチェックしてほしい、美しい信仰の姿をうかがい知れる場所。
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