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自分を持っていい理由を言語化できた日|繊細な人向けの生存戦略#6

――“嫌われる勇気”がしんどかった僕が、自分を取り戻せた理由(回復期の実話/今日からできる小さな実践5ステップ)


今日は、アドラー心理学で「自分を持っていい理由」を、僕自身に説明できた理由を書いていきます

こんにちは、のあです。アドラー心理学の考え方を通して、感情の扱い方を知ることで、自分軸で生きられるようになるまでに試行錯誤して学んだことをシェアしていきます。


「ちゃんとしなきゃ」が、あなたを苦しくしていませんか?

もし今あなたが、

  • 人の目が気になって、言いたいことが言えない

  • 断れなくて、いつも自分が後回しになる

  • 頭では分かってるのに、感情がついてこない

そんなふうに感じているなら、このまま読み進めてみてください。

“自分を大事にしたい”と思うほど、なぜか怖くなる。
その感覚、繊細な人ほど抱えやすいものだと思います。


20代の僕は「承認がないと不安になる」人間でした

20代の僕は、人の目が過剰に気になっていました。

褒められたら安心するのに、
少しでも否定された気がすると、すぐ心が沈む。

「もっと上手くやれたはず」
「僕ってやっぱりダメだ」

そんなふうに、毎日自分を責めていました。

気づけば、“誰かの期待に応えること”が生きる目的になっていて、
自分が何を望んでいるのかさえ分からなくなっていたんです。


「自分を持っていい理由」を、自分に説明できないと苦しかった

僕が自分を取り戻すために、最初に必要だったのは
“努力”でも“根性”でもなくて、

「自分を持っていい理由」を、自分に説明することでした。

ここがないまま、

  • 自分軸で生きよう

  • 嫌われる勇気を持とう

  • 他人の目を気にするな

と言われても、僕は動けなかった。

僕には必要だったんです。

“自分の人生を自分で生きていい”という理屈が。

そしてそれが、アドラー心理学の中にありました。


僕が受け取ったアドラー心理学は「自由と幸せの設計図」だった

アドラー心理学って、難しい言葉が多いですよね。

「課題の分離」とか
「目的論」とか
「共同体感覚」とか。

正直、最初の僕は、全ては理解しきれませんでした。

でも、読み進めるうちに、僕の中で一つの輪郭が見えてきました。

アドラー心理学は、僕にとって

“自分を犠牲にしないで、誰かと繋がるための考え方”
だったんです。

僕が受け取っている理論の概要は、こんな感じです。

  • 他者の承認に基づく貢献には、「自由」がない

  • 自由であるために、自分から他者を「信頼」して他者貢献に踏み出す

  • 人は、「信頼」できる他者に貢献できたと自ら思えたとき、自分の「価値」を実感できる

  • その関係性の中に、自分の「居場所」を実感できる

  • 信頼できる人との間で価値や居場所を感じたとき、人は「幸せ」を実感できる

  • だからこそ、幸せを実感するために、他人がどう思うかに縛られず、自分から行動を起こす

これを読んだとき、僕の中で何かがほどけました。

「ああ、これだ」と。


「自分のために生きる」は、わがままじゃない

人に合わせることに疲れ切っていた当時の
僕が知りたかったのは、
たぶん「幸せを実感できる方法」だったんだと思います。

しかも、その幸せは“自分だけの幸せ”じゃなくて、
誰かの幸せにも繋がる形で。

僕の中で、こんなふうに整理されていきました。

  • もう、自分を犠牲にする生き方から降りられる

  • 誰かの承認を得るために生きなくていい

  • 自分のために生きることが、誰かのためになるなら、それはわがままじゃない

  • 自分から始めない限り、自由も幸せも手に入らない

  • 過去も未来も存在しない。今この瞬間を真剣に生きることで、余計な悩みを減らせる

自分でいられる居場所がなかった僕にとって、
これはもう、希望でした。

「この指針でもう一度生き直すしかない」
心の底から、そう思ったんです。


でも、分かっても動けない。そこに立ちはだかるのは「感情」だった

ただ、ここで終わりじゃありませんでした。

むしろ、ここからが本番でした。

アドラー心理学を学んで、
頭では納得できる。

でも、実際の生活では、こうなる。

  • 怖くて言えない

  • 断れない

  • 失敗したくない

  • 嫌われたくない

…そう。
感情が追いつかない。

この“感情の遅れ”が、僕にとって最大の壁でした。

そして気づいたんです。

アドラー心理学を実践するって、結局は
何度も何度も、自分の感情と向き合うことなんだと。


自分を取り戻すための4つの土台(そして避けられない感情)

僕が実践してきた方法は、大きく4つです。


1)自己受容:今の自分にOKを出す

今の自分でいることにOKを出す。
感情を否定しない。

悲しいときは、悲しんでいい。
怖いときは、怖がっていい。

感情って、敵じゃないんですよね。
ただの“サイン”です。

「今、無理してる」
「今、怖い」
「今、本当は嫌だ」

そう教えてくれるもの。


2)課題の分離:背負わなくていいものを下ろす

自分の責任と他者の責任を、明確に線引きする。

僕がよく使う問いは、これです。

相手がどう思うか。
相手がどう評価するか。
相手が機嫌を悪くするか。

それは、相手の課題。

僕の課題は、
“自分がどう行動するか”だけ。


3)他者信頼:「信用」と「信頼」を分けて考える

信用は、条件付き。
信頼は、条件なし。

「あなたが先に与えてくれるなら、信じます」
これは信用。

「今は分からないけど、信じてみる」
これが信頼。

繊細な人ほど、ここが怖いです。
傷つくのが怖いから。

でも、信頼がないと、
ずっと孤独なままです。


4)他者貢献:役に立てた実感が、自分を救う

他者貢献は、自己犠牲ではありません。

“自分を削って尽くすこと”ではなく、
自分の意思で、できる範囲で、誰かの役に立つこと。

これができたとき、
人は「価値」を実感できる。

そして、居場所が生まれる。


感情と向き合う5ステップ(小さくていい、でも確実に変わる)

そして、これらを実践していく上で、
何度も「感情」と向き合うことになります。

失敗。
恥ずかしい。
悔しい。
落胆。
怖い。

たまに、嬉しい。

こういう感情を、丁寧に味わう。

僕はこれを、ある5つの流れで回してきました。


①「今、何が怖い?」を感じる(逃げない)

例えば、職場で自分の意見を伝えたい場面。

「否定されたらどうしよう」
「空気が悪くなったらどうしよう」
「変なやつって思われたらどうしよう」

そんな恐怖が、ふっと湧いてくる。

たぶん僕らは、ここでよくやってしまう。

怖さを“消そう”とする。
怖くないフリをする。
平気な顔で飲み込む。

でも、それをやるほど、心の奥に残ったままになります。

だから最初は、ただ確認するだけでいい。

**「あ、今の僕、怖いんだな」**って。

怖いままでいい。
震えててもいい。
強くならなくていい。

その感情は、あなたが弱いから出てくるんじゃなくて、
ちゃんと自分を守ろうとしてる証拠でもあるから。

そして大事なのは、怖さを消すことじゃなくて、
怖さを抱えたままでも“次の一歩”を選べる状態に戻ることです。


②「これは誰の課題?」と線を引く

怖さを感じたら、次にやるのは“整理”です。

ここで効くのが、課題の分離。

「否定されたらどうしよう」と思うとき、
僕らはつい、相手の反応まで背負ってしまいます。

でも、本当はこう。

相手がどう思うかは、相手の課題。
相手が不機嫌になるかどうかも、相手の課題。
相手が評価を変えるかどうかも、相手の課題。

僕が背負うのは、
自分の意見を伝えるという“自分の課題”だけ。

「嫌われないように言う」じゃなくて、
「自分が納得できる形で言う」を選ぶ。

ここで線を引けると、心が少しだけ自由になります。

だって僕らは、
“相手の機嫌をコントロールする仕事”をしてるわけじゃないから。

もちろん、配慮はしていい。
言い方を工夫してもいい。
タイミングを選んでもいい。

でもそれは、「相手のため」だけじゃなくて、
自分を守りながら前に進むための工夫でいい。


③「協力してくれる人はいる」と信じる

全員じゃなくていい。

今のチームの中に、“少なくとも一人”は協力してくれる人がいる。
そう信じることが、勇気を後押ししてくれます。

信じることは、祈りじゃなくて、選択です。

もし、完全にアウェーなら。
無理に戦わなくていいし、今すぐ強くならなくていい。

まずは、味方を探すところから始めていい。
部署の外でも、昔話しやすかった人でも、社外でもいい。

「ここなら少し安心できる」
そう思える場所を一つ持つだけで、人はちゃんと前に進めるようになります。

そして補足です。

僕はアドラー心理学の中でも、「他者信頼」は感情の整理で終わらないと思っています。

信頼できる他者に貢献することが、自分の幸せに繋がることならば、
誰と付き合うかが、自分の幸せにとって重要な要素になると考えるからです。

他者信頼に基づく貢献は「信じて与える行動」なので、
状況や相手、目的によって“選ぶ行動”が変わってきます。

だから僕は、「誰でも信じよう」とは言いません。
自分を守りながら信じる、でいいと思っています。


④今の自分にできる最善の行動をする

自分は目の前の人に何を与えられるか?
を考えて実行する。 

ここで大事なのは、完璧な正解を出すことじゃありません。

“今の自分でもできる一歩”を選ぶこと。

たとえば、提案をするなら
いきなり大きく変えようとしなくていい。

「これ、こうしたら少し楽になりそうです」
その一言だけでも十分です。

行動のサイズは小さくていい。
でも、自分で選んで動いたという事実は、
あなたの中にちゃんと残ります。


⑤結果と感情を受け入れて、自分にOKを出す

ここが、繊細な人にとっていちばん大事なところだと思っています。

提案した結果、周りがどう反応するかはコントロールできない。
うまくいけば「嬉しい」。
否定されたら「悲しい」「悔しい」「恥ずかしい」。

その感情を、無理に消さなくていい。
見ないふりをしなくていい。

ただ、ちゃんと感じてあげる。

そして最後に、行動できた自分にこう言ってあげてください。

「それでもOK」
「怖かったのに、よくやった」
「えらい」

結果がどうであれ、
“自分で選んで動けた”という経験は、あなたの中に残ります。

この積み重ねが、
少しずつ「自分の味方」を自分の中に育ててくれます。


「勇気」だけで乗り越えようとすると、繊細な人ほど折れる

嫌われる勇気って、確かに大事です。

でも僕は、正直に言うと

勇気だけで突っ込むのは、しんどかったです。

怖いのに、無理やりやる。
感情を置き去りにしてやる。

それって一時的にできても、
長く続かない。

むしろ、反動で動けなくなる。

だから僕は思います。

繊細な人が変わるには、
感情を無視しない変わり方が必要だと。

そしてもうひとつ。

「どうして今、こんな感情が湧いてくるのか」を、
最低限だけでも**“脳の仕組み”として理解しておくこと**で、
「だから自分はダメなんだ」と元の自分に戻らずに済むし、
勇気を後押ししてくれると思っています。

怖くなるのは、弱いからじゃない。
不安になるのは、甘えでもない。

脳が「危険かもしれない」と判断して、
あなたを守ろうとしているだけ。

そう分かるだけで、
自分を責める時間が少し減って、
次の一歩が踏み出しやすくなると思います。

だからこそ、
“感情を丁寧に扱うこと”は、変化の速度を上げるためじゃなくて、変化を継続できる形にしてくれる。

僕はそう信じています。


自由な思考を持つほど、現実との摩擦が増える

アドラー心理学には「目的論」という考え方があります。

感情も、行動も、
“何かの目的のために選んでいる”という見方。

この視点は、すごく自由です。

でも同時に、こういう現実もあります。

  • 周りはそんな考え方をしていない

  • 自分だけ違う視点を持つことになる

  • 望まずとも、波風立てる場面に遭遇する

僕自身、何度もこの場面を味わいました。

それでも続けてきた理由は一つです。

続けた先に、“自分で選べる自由”が手に入ったから。

誰かの顔色で決める人生から、
自分の意思で決める人生へ。

この差は、想像以上に大きいです。


この考え方が刺さる人、刺さらない人

ここまで読んで、

この考え方を取り入れてみたいと思った人へ。

この生存戦略が、特に刺さるのは

  • 自分の人生の選択を、自分で引き受ける自分になりたい人

  • 泥臭くても、感情と向き合おうと思える人

  • ゆっくりでもいいから、自分を取り戻したい人

逆に、

  • 今すぐ自由がほしい

  • 一瞬で変わりたい

  • 感情は置いていきたい

という人には、向かないかもしれません。

でももしあなたが、
“自分を取り戻す”ことを本気で望むなら。

この道は、きっとあなたを裏切りません。


今日、ひとつだけ。あなたの人生で試してみてほしいこと

最後に、提案です。

今あなたが「変わりたい」と思っている場面を、ひとつだけ思い浮かべてください。

職場でも、家庭でも、人間関係でも。
小さなことでいいです。

そして、さっきの①〜⑤を、頭の中でなぞってみてください。

①どんな感情がある?
②これは誰の課題?
③誰か一人、信じられる人はいる?
(もしくは、自分が繋がりたい人は誰か?)
④今できる最善の行動は?
⑤結果と感情を受け止めて、自分にOKを出すと決める

できそうなタイミングで、実践してみてください。

うまくいったとき、
あなたはきっと小さな自信と、

「自分にも、誰かの役に立てる瞬間がある」

という実感を味わえると思います。


まとめ:自分を取り戻すのは、派手な変化じゃなくて「小さな選び直し」

僕はずっと、
「変わる」って劇的なことだと思っていました。

でも実際は違いました。

変わるって、
自分に戻る回数を増やすことでした。

怖いときに、怖いと認める。
他人の課題を背負いそうになったら、手放す。
自分の選択を、自分で引き受ける。

その積み重ねが、
静かに人生を変えていきます。

あなたは、あなたのままでいい。
そして、あなたは、あなたの人生を生きていい。

その許可を、今日から少しずつ、
自分に出してあげてください。


※ここから少しだけ補足です

このシリーズでは、

「今日を越えるための考え方(無料)」と、
「実際に使えるようにするための手順(有料)」を分けて書いています。

正直に言うと、

無料部分だけでも、考え方は理解できます。
でもそれだけだと、

 “分かってるのに動けない状態”から抜けるのは難しいです。

なぜかというと、

感情は「理解するもの」ではなく、
 “扱えるようになるもの”だからです。

有料記事では、

・感情にどうやって名前をつけるのか
・「目的」をどうやって言語化するのか
・それをどう行動に繋げるのか

このあたりを、実際の思考の流れごと書いています。

もし、

👉「このまま終わりたくない」
👉「ちゃんと使える形にしたい」

そう感じた方は、続きを用意しています。

👉感情は敵じゃない|怖くても1歩踏み出せる5ステップ



👉 このシリーズでは「自分軸で生きるための感情の扱い方」を、これから少しずつ書いていきます。

このnoteが、あなたが本来の自分を取り戻す小さな追い風になれたなら、心から嬉しいです。一緒に、ゆっくり成長していきましょう🍀よかったらスキやフォローで繋がってくださいね☺️


【フォロワーさんの記事紹介】

〜今日の心の整え方〜

【心と言葉を整える|かんてら さん】の記事です。

※僕が勝手に紹介しているので、削除希望がありましたら、お申し付けください。

今でこそ、それっぽいことを書いているつもりですが、
何を書けばいいのか分からず、
立ち止まっていた頃の自分に届けたい記事です。

今の自分に書けることを書く。
それしかできないし、それを読みたいと言ってくれる人がいる。
だから書けばいい。

そう、少し前の自分にも、今の自分にも伝えたい。

(以下、かんてらさんの本文より)
私が読みたいのは「大した人」の話じゃない。
うまくいかない日も抱えたまま、それでも投げずに書かれた、等身大の文章。



【関連記事】


#7 感情を守るためのアドラー心理学


#5 自責で生き延びてきた僕の、生き方の再設計


自己紹介記事



「自分の経験を、誰かに届けたい」と感じたら

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

もしこの記事を通して、
「自分の経験を、誰かの役に立つ形で言葉にできたら」

そんな気持ちが、ほんの少しでも芽生えていたら。

僕自身、
文章を書くことが「自分の人生を取り戻す手段」になりました。

同じように、
・自分の経験をどう切り取ればいいのか
・何を書けば、誰かに届く文章になるのか
その考え方を学べる場所があります。

はじめの一歩として、
こちらの無料レポートを置いておきます。
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必要だと感じたタイミングで、覗いてみてください。

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