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迷走は続くよ!SONY PDT-FP1とDJI OSMO POCKET4で約11時間連続でモバイル回線から1440p画質ライブ配信してきたよ、秋葉原駅から新宿駅南口ペンギン広場まで、たったの23km・・・

50キロは歩いたつもりになっていたけど、ライブ配信のあとGoogleマップでアレコレ調べると、総歩行距離はたったの23km・・・

ということで記事のタイトル通り、SONYのAndroidベースの配信機材である「PDT-FP1、ポータブルデータトランスミッター」とDJI OSMO POCKET4というチョット変わったビデオカメラでライブ配信してきました、約11時間連続で

今回の配信方法は、ライブ配信サイトに直接映像を送る「直接配信」はしないで、手元から中継サーバーに映像を一旦送ってそこからOBSで配信する。
いわゆる「中継サーバー(OBSサーバー・かつきサーバー)を使った配信」。
中継サーバーを使うので遠隔操作できるように前もって準備している、とはいってもGoogleリモートデスクトップが使えるようにしただけだけど。

この11時間でわかったことを備忘録としてまとめておこうと思います。

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目次


ざっくり言うと?

  • POCKET4は最大で4k30fps画質のWebカメラになるが、実際には30fpsちゃんと出てないからコマ落ち感がする。iPhone15からニコ生公式アプリで720p30fpsライブ配信のほうが高画質まである。

  • 家電量販店で買える機材でも4k画質の映像を自宅の中継サーバーに送って4k60fps画質のライブ配信は出来る、ただしPOCKETシリーズは除く。

  • 4k60fpsのIRL外配信が現実になった。

  • POCKET3時代の映像エラーはなくなったけど、それ以外の新しい問題が見つかった

  • POCKET4はWebカメラモードのときはジンバルはフォローモード固定

  • POCKET4のDP出力は15fpsしかでない。

  • PDT-FP1もIRL PROもちゃんと4k60fpsのライブ配信できるけど、POCKET4は30fpsのフレームレートも出て無くて、コマ落ち感が酷い。

  • POCKET3では出来ていた「Webカメラと同時の長時間の内部収録」がPOCKET4だと出来なくなった、10分で熱停止(ビットレート高4k60fps内部収録で10分で熱停止、10分で約9GB・・・1時間で54GB計算。

  • 秋葉原駅から山手線沿いを新宿南口まで歩くと、距離は約23km。

  • 普段運動一切しないおっさんは、約11時間も連続で時速5キロで歩けない。

  • 足が攣ると痛い。

  • 約11時間歩くと、すごい疲れる。

  • 機材は軽いほうが良い。


配信機材

配信端末

SONY PDT-FP1・ポータブルデータトランスミッター

  • SONYがAndroidのXperia5辺りを魔改造した配信端末のようなAndroidスマホ

  • 冷却用のクーリングファン搭載で熱停止しにくい(カバンの中で密閉したらこの限りにあらず)

  • USBポートが2つあり、片方は充電専用でもう片方はデータ通信も出来る。

  • 世界で2番目にAndroidなのにゲーム実況で使う「HDMIビデオキャプチャーユニット」機能を搭載した珍しい機種、最大4k60fps画質の映像をスマホに取り込むことが出来る。

  • フロントカメラがない代わりに、UVCかHDMIから取り込んだ映像をフロントカメラやアウトカメラに割り当てる「カメラアサイン機能」が2025年辺りに搭載された。これはライブ配信サイト公式アプリでも外部カメラが使えることを意味する。

  • 有線LANポートがある。単純に有線LANケーブルでインターネットに接続できるし、AndroidならイーサネットテザリングもPDT-FP1側はアダプターレスで接続できる(ポート付いてるから当たり前)

  • アウトカメラはQRコード読み取り専用くらいの画質しか無い。(外付けの外部カメラ使うことが前提の業務用だから)

  • USBポートは2つあるけど、ポートが近くにあるため大きなコネクターのUSBケーブルは使えない。PDT-FP1に接続するUSBケーブルのコネクターは薄型小型のストレートタイプかL字タイプじゃないと刺さらない。


メインカメラ

「DJI OSMO POCKET4」

こちらは上位機種のPOCKET 4P。望遠専用カメラが付いた2眼構成。

前機種のPOCKET3。


「スティックタイプの手で持てるドローンカメラ」っていうのが一番わかり易いかもしれない。
youtubeを始めSNSで大人気のジンバルカメラ。POCKET4は2026年4月に発売したばかりだけど、その上位機種が6月末に発売。

動画機能は専門家とYouTuberがやってくれるから、この記事ではWebカメラモードのことを少々書いておく

  • POCKET3時代はUVC(USB Video Class)という規格のWebカメラモードしか無かったが、POCKET4になってDisplayPort Alternative Modeという別の出力モードが追加された。

  • POCKET4のUVCは解像度は1080p(フルHD)と4k(3840x2160)

  • リアルタイムに出力できる映像フレームレートは30fpsのみ。おそらく30fpsきちんとでていない、コマ落ち感を感じる。

  • UVC出力のときはUSB2.0世代のケーブルでも行ける(ここ大事)ただし、2.0世代であるために知らない制限とかあるかも知れないけど、それはわからない。もしかしたら使用中にバッテリーが減るとか何かあるかも知れない。

  • Webカメラモード同時にカメラ内部で録画を残して置ける。画質が4k30fps設定のときに「4k60fps」という60fpsの滑らかな動画を残しておくことが出来る。POCKET3のときは4k30fpsでWebカメラと内部収録同時に6時間くらいは出来たが、今回のPOCKET4は冷却できないと10分くらいで熱停止するようになった。事実上、Webカメラモードの時の内部収録は「使えない」熱停止でカメラがフリーズするWebカメラ出力も停止してカメラが固まる。使えないな・・・。4k60fps内部収録のときは60fpsで選べるシャッタースピードしか使えなくなる、1/30や1/50は使えなくなっている。

  • Webカメラモードと内部収録を同時に使うと露出設定(シャッタースピードやISO設定など)がいじれなくなる。POCKET3時代はワイヤレスマイクのペアリングも出来なくなっていたが、POCKET4だとペアリング設定は独立したので上からプルダウンメニューからペアリング自体はできる。

  • POCKETシリーズはオートフォーカスする。ボケ表現にはいいけど、昼間の屋外配信のときは、正直アクションカメラのパンフォーカスのほうが見やすいと思う、この点はPOCKET4でも全く変わらない。ボケ部分はエンコーダーの処理コスト高いと思う。

追記
内部収録に関して、ビットレート標準で4k60fpsだと20分で10GBほど。この20分の動画も夜間の車載でテストしていてWebカメラモード巻き込んで熱停止。4k60fpsでビットレート標準だと約66Mbps、ビットレート高は約120Mbpsくらいかな?
100Mbpsで1時間45GB。
ストレージ高騰時代に4k映像を扱うのが大変になった。笑えない。


POCKET4のDP出力のこと

新しく搭載されたDP出力は、現状は対応のパソコン用モニターに繋いでYouTuberが動画撮影時に確認するためのモードということが、海外の掲示板で言及されている。
発売前と発売後でファームウェア更新で仕様が変わったという情報もある。
現状は30fps形式でしか出力されておらず、しかも2フレームに1フレームはコマ落ちしており、実質15fpsというカクカクした映像になっている。

下記のアーカイブはPOCKET3のUVC出力と、POCKET4のDP出力をHDMIキャプチャーでPCに取り込んでサイドバイサイドで比較したライブ配信。
左側の黄色いおじさんのほうがPOCKET4。カックカク。


業務機材販売店システムファイブの名物スタッフのやまもんさんがPOCKET4発売寸前に投稿したポスト。

これみるとモニターに映っているPOCKET4の映像は滑らかに見える、だけどこれiPhone越しの映像だということと、モニターに出力されている映像のフレームレートは確認していないので、ライブ配信にこの滑らかに見える映像が使えるかと言われたら、何の確証もない。ということが自分はわかっていなかった。
このポストの中のやまもんさんの発言を聞いてみると、モニターには1080pの映像が出力されているがフレームレートは確認していない。恐らくはPOCKET4のモニターに映っている1080p60という表示でやまもんさんも60fpsでていると思っていると思われる。

当初DP出力の1080p60fpsの映像をライブ配信に使えたらと期待していた。ところがDP→HDMI変換ケーブルを使うと先述したとおり15fpsしかでていない。もしかしたら変換ケーブル次第なのかも知れないけど、変換が絡むとフレームレートが下がるならHDMI変換ケーブルは使えないイコールビデオスイッチャーに映像を入れられないということになる。
ライブ配信にも60fpsの滑らかな映像は使えない。アップデートでこの辺り改善されないかなって思ってる。もしくは60fps出るHDMI変換ケーブル。

「配信端末のPDT-FP1」と「配信アプリのIRL PRO」が60fpsに非対応というわけではない

SONY FX3というシネマカメラのHDMIから4k60fps映像を出力して、PDT-FP1の背面にあるHDMIビデオキャプチャーポートで取り込んで、カメラアサイン機能でインカメラに割り当てて、IRL PROでインカメラの映像として使ってみた。

IRL PROの配信画面の左下に「59fps」と表示がある、これは現在IRL PROが認識して処理している映像フレームレート。

下記の画像はPDT-FP1で画面スクショ撮った画像。60fpsになってる。

これはつまりIRL PROはちゃんと60fpsの映像を扱うことが出来る、しかもPDT-FP1で。実際それでライブ配信もしている。
下のyoutubeライブは実を言うとマイクが2つ付いていることに気がついて無くて、音声が2重になっている恥ずかしいミスしたライブ配信だった
でもPDT-FP1とIRL PROの組み合わせで4k60fpsライブ配信が出来ている、しかも外配信を想定したモバイルデータ通信を介した方法で。
滑らかさがPOCKET4のWebカメラモードと全然違う、天と地の差くらいある。

これではっきりしたことは、カメラの性能で、もしくは仕様によっては60fpsの滑らかコマ落ちのない映像になるかも知れないし、POCKET3や4のように常にコマ落ち感を感じる状況になるかも知れない、ということ。

まぁーHDMIもDP出力もUVCも全部規格が違う。

ちなみにDJI OSMO POCKET4をラトック社のRS-USHD4k60-2MというDPからHDMI変換するケーブルを使ってPDT-FP1に接続してみる。期待としては60fps出てくれたら嬉しい、せめて60fpsで認識しないかな?

結果は30fpsしか認識しなかった。しかも1コマおきにコマ落ちなので、実質15fpsになっている、カックカク。

さらに、POCKET4にDP出力ケーブルを接続してモニターとかHDMIキャプチャーに繋ぐと数秒で下記の画像のような選択画面が表示される。

1080pライブ配信(4k動画撮影)
4kライブ配信(1080p動画撮影)
これは1080pのDP出力のときは、内部収録は4K画質になるということ、逆に4kライブ配信のときは内部収録は1080p画質になるということ。

1080p出力
4K出力

DP出力時にPOCKET4のモニターを上にスワイプすると出てくる録画フレームレートと出力フレームレート(ストリーミングフレームレート)の設定。

  • 両方24fps、25fps、30fps設定

  • 内部収録48fpsで外部出力は24fps

  • 内部50fpsで外部出力は25fps

  • 内部60fpsで外部出力は30fps

設定できるのはこれだけ、60fps出力がない

録画(内部収録)と外部出力のフレームレートを設定できる

下の画像は録画は60fpsだけどDP出力は30fpsということを表していると思う。つまりDP出力で60fpsは無いということ。
60fpsの滑らかなライブ配信はできないってこと。

2026年6月現在では内部では60fpsで動画収録出来るけど、フレームレートは結局最大で30fpsしか設定できない。

内部で4k60fpsで録画できて、リアルタイムのライブ配信では1080p60fpsなら大喜びしていたと思う。
1080p30fpsでも30fpsちゃんとでていてくれたら、それでも良かった。

前機種POCKET3は外部出力だけ4k60fps(このときは内部収録は出来ない)という設定ができた、しかし1080p60fps出力は2026年現在も実装されてない。
POCKET3の4k60fps出力はIRL PROでは認識しないため使えない
POCKET4はそもそも外部出力で60fps出ない

詰んだ。

配信アプリ

「IRL PRO」

配信端末がAndroidなので当然Androidアプリになる。実はIRL PROの紹介記事を書いた。

上記の記事は機能紹介で実践設定も基本は1080p用のオススメ設定を記載してる。

今回のライブ配信は手元の配信機材から4K30fps画質でモバイルデータ回線を使って映像送信して、自宅の中継サーバーで受信してパソコンの配信ソフト「OBS」で取り込んでライブ配信に使っている。

つまり屋外から自宅のパソコンに映像を送信して、自宅のパソコンで取り込んでOBSでライブ配信している。

youtubeライブだけなら4k画質でライブ配信が出来たけど、youtubeとkickという配信サイトの2つで同時配信したので、youtube側は1440p60fps、kickは1080p60fpsで配信した(パソコンは9年前のハイエンド骨董品)。

自宅サーバーの方法はZepさんのBelabox receiverをウブンツ上でドッカー経由で動かすもの。

配信アプリから直接youtubeライブやニコ生、kickにTwitchなどをする場合は1080pオススメ設定でいいけど、今回はIRL PROから自宅のベラボックスのレシーバーに映像送信しているので設定が一部違う。

IRL PROのVideoの設定

  • Resolution(解像度)は4k(3840x2160)16:9

  • FPSはSystemDefault

  • WhitebalanceはAuto

  • Anti-flickerはOff(少しでも処理を軽くしたい)

  • Bitrate matches Resolutionはオフ

  • Bitrateは8000kbps(8Mbps)

  • Bitrate ModeはConstant Bitrate

  • Keyframe frequencyは2sec

  • FormatはHEVC

  • H.264 ProfileはSystemDefault

  • HEVC ProfileもSystemDefault

  • Electronic image Stabilizationはオフ(POCKET4使うので電子ブレ補正は不要)

  • Optical image Stabilizationはオフ(対応したスマホ用設定)

  • Noise reductionはOff(少しでも処理を軽くしたい、POCKET4の映像に期待)

  • Adaptive frame rateはOff

解像度を4kに、FormatをHEVCに、Bitrateは8000kbpsをターゲットビットレートにしている。
特にHEVCは普通の配信サイトだと対応していない圧縮エンコーダーなので、実は自宅サーバーやかつきサーバー使うときの旨味はHEVCだったりする。

bonding(ボンディング)のこと

ボンディングは複数の回線を使って映像を分割送信する通信技術。
IRL PROでは映像プロトコルをSRTLAプロトコルにすると自動でボンディング機能が使用され、それに伴ってVideo設定の下から2番目のModeが自動でIRL PRO STR/SRTLA Bondingに設定されるようだ(この設定使うよと映像送信開始時にアナウンスされる)。
一般的なライブ配信サイトではSRTおよびSRTLAプロトコルは対応していない(キックを除く)一般的なサイトでは太古の昔からRTMPプロトコルが使われている、これはAdobeのFlashPlayerとセットでよく使われていたが、現在はHTML5に視聴環境が完全移行している。

RTMPは基本的にボンディング技術に対応していない。SRTLAはベラボックスが開発したフリーの映像送信プロトコルでボンディングに規格仕様で対応している。複数のモバイルデータ回線を使用して映像を分割して送信するため、一つ一つの回線が速度の出ない弱い電波でもデータ量を分散して送信できるというメリットが期待できる。
ただしボンディングでも用意した回線の電波が全部ない場合は、当然映像送信出来ない。
IRL PROは最大で3回線まで使うことが出来る。

映像圧縮エンコーダーは最新のHEVC(H.265)を使っている。現在主流のH.264と比べてデータ量が半分で同じ画質に出来ると言われている。一応、ツイキャスとyoutubeライブはHEVCに対応しているけど、直接配信だと電波が無くなると番組がオフラインになる。
だから、電波がなくてもオフラインにならないように中継サーバーを使っている。

IRL PRO使っていて気づいたこと

IRL PROでのFPS設定は動かしているAndroid端末のカメラの性能およびメーカーが決めたAPIに依存するかも知れないということ。例えば今回使った配信端末「PDT-FP1」はアウトカメラは動画のフレームレート30fpsしか出ない。そのためIRL PROでもFPS設定で60fps fixedは選択肢に表示すらされない。Xperia5ⅢだとFPS設定で60fpsが選択できる。

逆にXiaomi14Ultraは純正カメラアプリなら8k30fpsや4k60fpsの動画はちゃんと撮れる、1080p60fps動画も撮影できるけど、ライブ配信アプリには60fps出力をしない。
60fpsの滑らかなライブ配信が出来ない
つまり古いカメラAPIのアプリだとXiaomiスマホのカメラを使い切れない可能性がある。Xiaomiが制限かけてる可能性もある。

Androidのカメラ映像を扱うAPI(Application Programming Interface)には実は世代があって、近年新しくなった模様。
ところが今回使用した配信アプリ「IRL PRO」は、実は開発は2024年で事実上停止している。アプリをよく見るとグレーアウトになっていて機能しない項目がいくつかある。

IRL PROはロシアのソフトベラム社のLarix SDKを使って開発された配信アプリ。有志がボランティアで作った、世界中の外配信者が使っているアプリ。でもPOCKET3もPOCKET4もIRL PROが開発停止した前後に発売されたカメラであるため、POCKETカメラのUVCにIRL PROが対応していないかも知れない。Larix SDKが古い可能性は十分あると思う。
特にIRL PROではPOCKET3の4k60fps設定のUVCに対応できていないが、パソコンのOBSならPOCKET3の4k60fps設定を使用して60fpsにちかい滑らかな映像を配信に使うことが出来る(コマ落ち感に関して保証できない)。


使っていたUSBケーブルのこと

POCKET4が届いた初日に絶望したのがUSBのフレキシブルケーブル使えない問題。

POCKET3時代で使えていたUSB2.0の540度回転するコネクターのフレキシブルケーブルが使えなくなった。
と、思い込んでいた。

実は使い込んでいた2年前に買った便利な540度回転ケーブルは、発売当初からAmazonのレビューを見ると「内部の接点が簡単に接触不良起こしてデータ通信を辞めてしまう」という報告があった。
それでも2024年はトラブル無くPOCKET3で使えていた。次第にiPhoneでよくねってなってこのケーブル自体を使わなくなって1年以上放置してた。

1年放置して540度回転するコネクター内部の金属接点が接触不良を起こしていたようで、少しでもコネクターを触るとPOCKET4のWebカメラモードが解除されてまともに使えなくなっていた。
ものは試しと思って「コネクターの回転部分を360度グリグリと回転、180度フリフリと首振りを何度もやってみて接続してみると、普通に使えた

それでも540度回転ケーブルが使えなくてUSB3.0世代のケーブルの時も、かってにWebカメラモードが解除されるトラブルは確認しているため、POCKET4はケーブルに相性問題あるんじゃないのって思って勘ぐっている。

今回の11時間のライブ配信でPOCKET4に使ったケーブル。
サンワサプライのUSB2.0ケーブル。

POCKET4のWebカメラモードは映像出力に圧縮エンコーダーを使っていて、これで転送速度の遅いUSB2.0ケーブルでもちゃんと4k30fps映像を扱うことが出来る。
POCKET3の時と同じ様にPOCKET4でもUSB2.0で「UVC出力」は出来る

しかしDP出力はUSB2.0の転送速度では間に合わない、それとDP出力するために必要な内部配線がないため、そもそもUSB2.0ではDP出力が規格上できない

上記のケーブルがまだ使えないと思っていた頃に、試行錯誤して使ったUSB3.0世代のシリコンケーブル。

L字ケーブルは太いけどシリコンタイプで柔らかいため取り回しはしやすかった。しかしPDT-FP1をカバンに縦に(ペットボトルみたいに)差し込んで使うときにL字だと都合が悪いので、他のUSB3.0世代のシリコンケーブルを健闘していた。

そこで見つけたのがCIOのオスメスUSB3.0シリコンケーブル。

信じがたいと思うけど、世の中はもうすでにUSB4時代。ヨドバシカメラでも日本トラストテクノロジー社の90度変換アダプターが売っていたりする。

https://www.yodobashi.com/product/100000001007850984/

UGREENのアダプターもUSB4、このアダプターとCIOのケーブルの組み合わせで、なるべくケーブルが絡まないようにと考えていた。今でも導入してもいいと思ってる。

重要かも
PDT-FP1のUSBポートは結構狭いため540度回転コネクターが実は使えない。そのためPDT-FP1側に取り付けるUSBケーブルはどうしてもL字かストレートタイプになる。


モバイルバッテリーのこと

ライブ当日持っていったモバイルバッテリーは

CIOの10000mAh 30W
Amazonでは品切れ、終売かな?

CIOの20000mAhのブラック

CIOの20000mAh 67W出力タイプのホワイト

Anker PowerCore Ⅲ Elite 25600mAh 87W
古い機種のため終売。

Ulanzi BG-4というアクションカメラのバックアップ用のバッテリーグリップ。POCKET4の延長棒として使い、サブスマホの充電用に使用する。
容量は5000mAh。

BG-3は10000mAh

配信端末のPDT-FP1にはAnkerの25600mAhで高出力モード(普通モード)で電源供給していた。
3時間50分くらいに高輪ゲートウェイ駅直結の施設で休憩中に確認したときは、残量メーターの8つのLEDのうち2つしか消えてなかった。
約4時間で2つしか消えて無くて、すごい長時間できると苦笑いしてる。しかもCIOの20000mAhのバッテリーは2つとも100%で残っていた。

6時間43分頃目黒駅直前で休憩して調べたとき、8つのLEDのうち4つか5つくらい消えていてまだまだ配信できると思っていたが、9時間50分頃にちょうど原宿駅前の竹下通り入口くらいで配信が切れてしまった。
そこで確認するとPDT-FP1のバッテリーが残量2%になっていた。恐らく目黒から原宿の間にバッテリーが急激に減少して0%に、その後はPDT-FP1自体のバッテリーで配信していたと思われる。
あまり残量メーターは当てにしないほうが良いかも知れない。8時間くらいが限界かも知れない。恵比寿駅の頃はもう0%だったのかもしれない。

ライブ配信中に自分の放送のコメントと映像の音声を確認するためのサブスマホ用にUlanzi BG-4から電源を供給していたけど、原宿駅前ではすでに残量0%になっていた。

今回はPDT-FP1のPOVO回線とiPhone15のmineoのマイそく回線をボンディングで同時に使っていたので、iPhone用にCIOの10000mAh 35Wを専用に給電させていた。
高輪ゲートウェイ駅で確認したときは4時間で残量72%。
6時間44分頃に確認したときは、ちょうど50%。
原宿駅前の時点ではもう残量O%になっていた、いきなりどこかでストンと減っているような気がする。
ゴールまではCIOの20000mAhに切り替えている。新宿駅南口に到着したときにはモバイルバッテリー残量77%。

もう一つのCIOの20000mAhバッテリーは途中からワイヤレスイヤホンやサブスマホの充電に使い始めて、新宿駅南口では残量73%になっていた。

用意したモバイルバッテリーなら、うまく使えば山手線一周位は持つかも知れない。Ankerの25600mAhのバッテリーは恐らく8時間くらいは持っていたと思う。

POCKET4のバッテリー残量は?

POCKET4はPDT-FP1に接続してそちらから給電を受けていたが、秋葉原時点で89%くらいまで減っていた。これは録画もしながら運用したためでバッテリーの消費も早かったと思われる。

アキバの万世橋でPOCKET4はWebカメラモードの時に4k60fps録画に耐えられないことがわかり、万世橋で録画ストップ、それ以降は減りは少なくなっていった模様。POCKET4の利点とは・・・。
1時間2分、東京駅前で79%。
6時間44分頃、残量68%、もっと減ってると思ってた。
最終的に9時間50分くらいで残量46%となっていた。

もしかするとUSB3.0のもっと給電能力の高いケーブルならPOCKET4自体のバッテリーは減らないかも知れない。でも今回のサンワサプライのケーブルも100W給電対応なので、それならPDT-FP1からの供給ではどのみち足りないのか?

ちなみにPOCKET3時代はGPD WIN MINI2023というUMPCで配信していたけど、6時間配信してPOCKET3のバッテリーは減っていなかった。しかもWebカメラモードと同時に内部収録してもバッテリーは減っていなかったと記憶している。
現状POCKET4はPOCKET3よりバッテリー食いだと思っている。


ライブ配信で使ったモバイルデータ回線のこと

今回使ったモバイルデータ回線は、

  • メイン回線はauのサブブランド「POVO」でライフ配信当日は24時間データ通信無制限オプションを有効にしていた(一回330円)

  • ボンディング用にmineoの「マイそく」のDプラン(ドコモ回線)も24時間データ通信無制限オプションを有効にしている(一回200円)

サブスマホは楽天モバイル回線で自分の放送とコメントを確認している。

ボンディングはIRL PROを使う一番のメリットで、複数の回線で映像を分散送信できる、つまり一つ一つの回線は弱くても複数回線あれば配信が成立する可能性を高めることが出来る。
ボンディングはライブ配信の継続性の冗長手段。ただしIRL PROだと最大で3回線しか使えない。
iPhoneのモブリンの「モブリンク」なら用意した回線分のスマホが必要になるけど4回線でもそれ以上でも回線をグループ化して分散送信に使える。

モブリンクは通常の配信では使えない、今回のように中継サーバーを使う場合に有効になっている。

中継サーバー・OBSサーバー・ストリーミングサーバー・かつきサーバーなど色んな界隈で色んな呼ばれ方がしている「サーバーを使ったライブ配信」の触りの部分を知りたい人向けの記事書きました。

新しい音声エラーの話(検証中)

配信中何かのタイミングで音声がガビガビになる音声エラーが起きた。これはPOCKET3時代では全く経験したことのないもので、長時間配信の前のテスト配信でも確認していた。
最初はサーバー側のOBSの設定でLatencyパラメーターの間違いかと思っていたが、結局それもどうやら直接の原因ではない模様。

仕方なく対処療法として、サーバーのOBSのメディアソース取り込みをオンオフして見た所、音声が正常になったのでリモートで対応できるように準備をしておいた。

配信ソフト「OBS」の近年のアップデートで、スマホから自宅のOBSをリモートコントロールできるようになった。

しかし、OBS Controllerは同じWifi環境じゃないと使えない、モバイルデータ回線越しでは使えないので、世界標準になるつつあるTailscale(テイルスケール)というVPNアプリを使ってスマホと自宅のパソコンを繋いで、そこ経由でOBS Controllerを使っている。ちゃんと動いた。

本来はNOALBS(ノーアルブス?)をサーバー側にインストールして動いていればOBS ControllerもGoogleリモートデスクトップもテイルスケールも要らないかも知れないけど、うちの環境だとNOALBSが動かなかったため、かなり原始的でめんどくさいやり方で強行突破してる。

さらに気がついたこと
昔はサーバーを使わないで直接配信しかしてなかったから気が付かなかったけど、IRL PROのAudio サンプリングレートを48000ではなく44100にしていた。これはIRL PROの標準設定だったりするからいじってなかった。

チャッピーやジェミニに聞くと「48000にしないとダメ、それ絶対ダメ」と言ってきた。ボンディングや処理落ちなどでサンプリングレートが噛み合わなくなってエラーになるんじゃないかというのが最後の望み。

もしコレで解決するならPOCKET4のWebカメラとしてチョットだけ希望が持てる。



使ったマイク

POCKET3も4も本体マイク性能が高いが、手持ちしたりボディマウントしたりすると音声が近くなったり遠くなったりするので、DJI Mic2というPOCKETカメラとセットで販売されていたワイヤレスマイクを使っている。

DJI Mic2の唯一の特徴として、専用の有線ピンマイクが使えるという点。

POCKET4とはワイヤレスで接続して、マイク送信機は胸ポケットにそこからピンマイクを襟首に挟んで使っている。
これだと少し動いた程度ではマイクがはずれないのが良い。音質に関してはコンデンサーマイクかなっていうくらい集音性が高いので、POCKET4側で入力ゲインを下げたほうが良いかも知れない。

コメントビュアー

youtubeライブのコメントはstreamTTSというコメント棒読み代行サイトを使っている、自分のライブ配信のURLをコピペで入力して接続するとコメントの読み込みと読み上げをしてくれる。
無料で使えている。

kick側のコメントは「kickのコメビュ」というサイトを使っていて、自分の放送のコメントを読み込み、棒読みで読み上げもしてくれる。

2つのサイトを使うため、グーグル・クロームとファイアフォックスをAndroidスマホでマルチウィンドウ機能で同時に使って画面上下を分割して同時に表示してる。

2026年7月4日追記

POCKET4に思うこと

  • アーカイブを見直すと、意外とブロックノイズのない時と処理落ちの時とで画質が結構変わるという印象、きれいなときはさすがPOCKET4といったところ。コマ落ち感はシャッタースピードを1/30にしてモーションブラーでごまかすと意外と気にならない。でもコマ落ち感がないわけではない。

  • Webカメラモード中の同時内部収録をビットレート高(100Mbps~)ですると10分で熱停止するのは、仕方がないのか・・・かなりガッカリ。今度ビットレート標準で挑戦しようと思う。でも出来れば4k60fpsで長時間撮影できたらいいなと希望的観測。

  • 音声エラー問題も、もしライブ配信アプリの設定で解決できるなら、正直嬉しい。

  • 11時間やって映像エラーは起きなかった、この点は嬉しい誤算だった。

  • WebカメラモードのうちDP出力に60fpsの夢を見ていたので、60fpsはできないという点で、未だに失望と絶望の中にいる。

映像エラーがなく、後は音声エラーも無くなれば、内部収録ができないPOCKET3といった感じになる。
良いのか悪いのか・・・。
youtubeライブだけなら4K設定ライブ配信も出来る。うちの自宅のパソコンは骨董品なので複数のサイト同時配信すると4kが使えなくなる。

11時間も歩いて未だにアドレナリンとドーパミンで思考が正常ではないのかも知れない()
悪くないかも知れないと思い始めた。

2026年7月13日追記

USBケーブルのこと

後半の新宿駅から池袋経由で秋葉原駅までも歩いてきた。結論から言うとやっぱりUSB2.0のケーブルは安定動作しなかった。
下記のライブ配信のアーカイブでも、気持ち悪くなるレベルの回数で機材調整をしている、業務でやってたら二度と仕事依頼なんて来なくなるレベル。

当日は夏日でカメラも相当発熱していたから複数の要因が絡んでいると思うけど、とにかく機材が安定動作しなかった。


観念してUSB3.1のシリコンケーブルに切り替え

後日、終電後の渋谷を徘徊しつつ六本木ヒルズや東京タワーを経由して東京駅まで歩いた。
実はこのyoutubeライブのアーカイブは最初の35分をトリミングして消している。ライブ配信開始して35分間、まともに配信できなかった

観念してUSB3.1のシリコンケーブルに切り替えた所、トラブルが一切無くなった。

でもやっぱりPOCKET4のUVC出力(Webカメラモード)はコマ落ち感が酷い。
1080p60fpsで滑らかなライブ配信されている他のYouTuberさんのライブ配信と比べると、やっぱりカクカク感が拭えない。
滑らかに出力されている時とされないでコマ落ちしている時の差が激しくて、困惑している。

POCKET3に戻してみると・・・

散々文句を言って使わなくなった前機種の「DJI OSMO POCKET3」。アレだけ呪う勢いで酷評して他人にも全くおすすめ出来ないと太鼓判を押した、POCKET3を引っ張り出して4時間ほど深夜散歩してきた。

正直言うとPOCKET4より全然好感触。POCKET3ってこんなに良かったっけ?w
勿論、電波の厳しい場所やジンバルが激しく仕事して内部の映像処理が忙しく処理落ちしているときなどは、やっぱりコマ落ち感が拭えない。
スマホなら60fpsで滑らかに配信できるのに、でもPOCKET4のひどさの前ではPOCKET3がマシに見える(良くはない)。




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後、ライブ配信のアーカイブは基本的にyoutubeにアップロードされるので、よろしければそちらもフォローしてください。


出来たら高評価もお願いします。

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ジョイフル 2026年も配信機材に全振りしていこうと思います