生活費を見える化したら、働き方を変える選択肢が見えてきた話
※この記事は、「40代で気づいた違和感」から始まった
シリーズ第3回です。
働き方を変えたい。
でも、生活は守りたい。
この矛盾の中で、何年も足踏みしていました。
今の職場で働き続けることに、
少しずつしんどさを感じるようになりました。
それでも、生活のことを考えると簡単にはやめられません。
辞めれば楽になるかもしれない。
でも、家族の暮らしを守れなくなるかもしれない。
その間で、ずっと揺れていました。
その状態から一歩進めたのは、
生活費を具体的に計算してみたことでした。
生活費を書き出してみた
正直、書き出すのは少し勇気がいりました。
現実を突きつけられる気がして。
でも、思い込みのまま不安を抱えているより、
一度きちんと向き合ってみようと思いました。
住宅費、食費、教育費、車、日用品……。
実際の数字を並べてみると、
我が家の生活費は、月およそ35万円でした。
今の収入も並べてみる
現在の収入は、
・本業手取り:約30万円
・妻の収入:年間約80万円
・副業:月1万円前後
・配当:年間約12万円
いまは、回っています。
問題は、本業をやめた場合です。
本業がゼロになったらどうなるか
仮に本業収入がなくなったとしたら――
残るのは、妻の収入と、副業と配当。
月にすると、およそ9万円弱。
生活費35万円との差は、約26万円。
26万円は、決して軽い数字ではありません。
でも、
「どうにもならない壁」ではなく、
「埋め方を考える数字」だと分かりました。
26万円を分解してみる
26万円を一気に稼ぐのは、現実的ではありません。
でも、分解してみると見え方が変わりました。
例えば――
今より責任やストレスの少ない働き方で月15万円。
(パートやアルバイトなど、時間をコントロールできる形)
副業で月5万円。
(ハンドメイド販売やブログ、動画配信など、今取り組んでいることを少しずつ伸ばす)
配当を月3万円。
そして、通信費や保険の見直しで月2〜3万円。
こうして並べてみると、
26万円は「壁」ではなく、
組み合わせて作る数字に変わりました。
全部を副業で埋める必要はない。
全部を投資に頼る必要もない。
いくつかの柱を持てばいい。
そう考えられるようになりました。
46歳という現実
今年で46歳。
60歳まであと14年。
健康寿命を考えると、
今と同じ働き方を続けることが本当に最善なのか、
自然と考えるようになりました。
資産の額よりも、
残された時間のほうが重く感じるようになったからです。
だからこそ、
壊さずに、少しずつ変える。
それが、いまの私の考えです。
生活費を見える化して分かったこと
生活費を見える化しただけで、
働き方がすぐに変わるわけではありません。
不安が消えるわけでもありません。
でも、
「今の働き方しか選べないわけではない」
そう思えるようになりました。
ゼロか百ではなく、
段階的に変えていく。
生活を守りながら、
自分のペースを取り戻していく。
私が欲しかったのは、
退職そのものではなく、
「選べる」という感覚だったのかもしれません。
その可能性が見えただけで、
毎日の重さは、ほんの少し軽くなりました。
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