女性の東京配属優遇は社会的必要悪であると言う話
前回の記事では、現在の若手男性は不遇な立場に置かれている旨を述べた。
その中でも、現代の就活や配属と言う観点では、明らかに女性は配属面で優遇されているという点に関して言及させて頂いた。
具体的には、以下のような女性優遇が見られることは明らかであろう。少なくとも金融業界では間違いなくそのようになっていて、露骨な女性優遇策が実施されている。具体的には以下のような方針が見られる。
・就活段階で大手企業は男女比が均等になるように採用活動を実施。ただ高学力大学は、男女比が歪であるため、均等にするために企業側は女性の採用において、男性と比較して学歴のハードルを下げざるを得ない
・その結果として、女性の早慶であれば男性の東大、女性の上智であれば男性の一橋に匹敵するような調整が自然となされる
・更に、入社後の配属面でも女性は優遇。女性総合職の比率を高く保ちたい一方で、男性総合職に関しては、いつでもどこからでも採用可能であるため、女性総合職を優遇するような配属が横行
・若者の多くは、東京配属を希望するため、結果として多くの女性が東京勤務を勝ち取る。東京配属だけならまだしも、女性であれば本社の間接部門への直投も一般的(男性であれば、非常に強力な学歴や資格がないと新卒段階での間接部門配属はあり得ない)
・残った男性総合職は、全国各地に点在する支店や工場や、研究開発施設に配属される。女性と異なり、いきなり本社の間接部門に行けるのは非常に稀
・新卒段階だけでなく、全国転勤が建前でも、途中で転勤になるのは男性だけ。間接部門でスキルを身に着けた女性を全国に飛ばそうとしても辞められてしまうだけなので、企業側としても女性は東京に残さざるを得ない
・昇進面においても女性管理職の割合を引き上げる必要があるため、優遇が存在。男性の場合は、どれだけ頑張っても昇進できない可能性あり
上記の現象が筆者が見てきたものであり、実際に多くの業界で生じていることであろう。
今回は、その中でも女性が優先的に東京に配属されることに関して言及したい。
東京で働きたい若手男性からしたら、上記の現象に対して不満がたまるのも十分に理解出来る。
実際に筆者も本当はおかしいことだと思っている。
ただこの「女性は優先的に東京に配属する」と言う政策は、社会全体で見れば必要悪なのではないかと考えている。
筆者自身がずっと東京勤務なので、「自分が東京勤務だからそのような悠長なことを言ってられるのではないか?」と言われてしまうかもしれない。
でも本音を言うと自分は、生まれ故郷の関西で働きたい。もしくは都市がコンパクトで山も海もある福岡。別に東京に残りたくて残っている訳ではなく、気づいたら東京以外で働く選択肢をなくしてしまっていたのだ。
これは以下の記事で書いた通りである。
前置きは長くなってしまったが、「女性を東京に配属することが必要悪であると考える理由は何か?」と言う質問に対して筆者が考える答えを述べたいと思う。
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