10月から本気になっても、伸びる教科と伸びない教科がある
第2話|10月~12月スタートで「伸びること/伸びないこと」
本話は、第1話の続きです。
はっきり書きます。
10月~12月から本気になったとき、
親が一番知っておくべきことがあります。
それは、
「この時期から、何でもかんでも伸びるわけではない」
という現実です。
ここを知らないまま進むと、
期待と現実のズレが大きくなり、
親も子も苦しくなります。
まず、はっきりさせておきたいのが、
英語と数学についてです。
この2教科は、いわゆる積み上げ型。
1年、2年、3年と積み重ねてきた理解の上に、
今の学力があります。
10月~12月から本気になったとしても、
基礎が抜けている部分をすべて埋め直すのは、
正直かなり厳しい。
もちろん、
全く伸びないわけではありません。
でも、
「短期間で大逆転」
を期待すると、ほぼ確実にズレます。
一方で、
まだ十分に動かせる教科もあります。
それが、
理科と社会です。
理科・社会は、
理解+暗記で点数につながりやすい。
出題範囲もある程度決まっていて、
対策が結果に反映されやすい教科です。
この違いを知らずに、
「全部同じように頑張ろう」
としてしまうと、どうなるか。
時間が足りない
どれも中途半端になる
結果が出ず、やる気が下がる
という悪循環に入りやすくなります。
親としてつい言ってしまいがちなのが、
「まだ間に合うよ」
「本気出せば大丈夫」。
励ましているつもりでも、
この言葉がプレッシャーになることもあります。
なぜなら、
子ども自身が一番感じているのは、
「本気って、どうやるの?」
という戸惑いだからです。
全部を完璧にやろうとすると、
結局どれも手につかなくなる。
だからこの時期に必要なのは、
期待を下げることではなく、
目標を絞ることです。
たとえば、
英語と数学は「大崩れしない」を目標にする
理科・社会で点を取りにいく
志望校に必要な点数を現実的に見る
こうした整理があるだけで、
勉強の意味が変わります。
「これをやればいい」
が見えると、
子どもは少しずつ前に進めます。
逆に、
「全部やらなきゃいけない」
状態のままだと、
人は動けません。
この時期に成績が伸びる家庭は、
特別な勉強法をやっているわけではありません。
多くの場合、
期待値の置き方が現実的です。
伸びるところに力を使う
伸びにくいところは守りに入る
結果が出るまでの時間差を理解している
その積み重ねが、
最後の数点につながります。
10月~12月スタートでも、
何も変わらないわけではありません。
ただし、
変えられるものと
変えにくいものがある。
それを知った上で動くかどうかで、
受験後の後悔は大きく変わります。
この現実を受け止めたとき、
初めて
「今、何を優先すべきか」
が見えてきます。
次の話では、
親がこの時期に一番やりがちな
**“静かな失敗”**について書いていきます。
ここを避けられるかどうかで、
家庭の空気は大きく変わります。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
この時期の高校受験は、
子どもより、親のほうがしんどいことも多いと思います。
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同じ立場の親として、一緒に考えていけたらと思っています☺️
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