【アフター万博】過去最大規模のアフターイベント「麦食音祭」をレポ!
大阪・関西万博が閉幕して約5か月。万博ファンの熱はまだ冷めておらず、関西を中心にさまざまなアフターイベントが開かれています。
その中でも注目されたのは、3月13日〜15日に万博記念公園で開催された「麦食音祭(ばくしょくおんさい)」。
参加国は40カ国以上、グルメや物販ブースが65個。
ビールと食事と音楽と文化で盛り上がる、過去最大規模のアフター万博イベントです。これはすごい。
自分も最終日の3月15日に参戦したので、現地の様子をお届けします。なお、イベント自体は入場無料ですが、万博記念公園の入園料は必要です。

・イベント本部とNTTブース
会場の入口に近づくと、見えてきたのはおなじみの「行列」。
地図を見るとイベント本部のようで、なぜこんなところに並ぶのかと思いましたが、人気の「サーキュラーちゃん」のスタンプを押せるようでした。

隣のNTTブースには、万博に展示されていた公衆電話型オブジェ「せかいがきこえる伝話」。所定の番号にかけると、心温まるストーリーが流れます。
このオブジェにも20分ほどの待ち列。万博会期中はガラガラだったはずで、いまさら並ぶのかという気もしますが、少しでも万博の残り香を求めている人がそれだけ多いのでしょう。

このほか、NTTパビリオンのスタンプを押せたり、ユニフォームを試着できたりとファンにはうれしい展示がそろっていました。

・サーキュラーちゃんフォトスポット
会場に入ってまず目を引くのがサーキュラーちゃんのフォトスポット。多くの来場者が自撮りやぬいぐるみとの撮影を楽しんでいました。

ちなみにフォトスポットの手前は、水を浄化・循環させて手洗いできる装置です。WASSEで展示されていましたが、「循環アイテム(?)」としてサーキュラーちゃんとコラボしました。
こういうイベントで便利そうな装置ですが、今回の役割はまさかの「ただの台」。少しもったいない気がするのは自分だけでしょうか。
・メイン会場
広めの会場にはざっと1000〜2000人。
想像以上の来場者が並んだりフードを食べたり思い思いに楽しんでいました。

ブースを紹介していきますが、数が多すぎるため、印象に残ったところを紹介します。
ちなみに価格帯は以下のような感じ。街中よりは高めですが、万博価格ほど高くはなく、標準的なお祭り価格といったところでしょうか。
・軽食:600〜800円
・しっかり食べられるフード:1500〜2500円
・海外ビール:800~1200円
・EXPOクウェートキッチン
入口すぐにあったのは、クウェート料理のブース。万博でも料理を担当していたシェフが運営し、難波にテイクアウト店もあるそうです。
中東の珍しい料理ということで気になりましたが、注文までに1時間、料理が出てくるまでにさらに30分という人気ぶりだったようです。人が多く、近づいてメニューを確認することすら難しいほどでした。

・らぽっぽファーム「ミャクミャク焼き」
こちらでは万博でも人気の「ミャクミャク焼き」を販売。新商品として、お風呂でくつろぐミャクミャクをイメージした「ととのいミャクミャク」も販売していました。遊び心がありますね。
さらに❣️
— らぽっぽファーム【公式】 (@lapoppo_oimo) March 12, 2026
新商品も登場🫣㊙️
新発売🎉
ジャグジー入浴中🛀「ととのいミャクミャク」も販売します☺️!
ぜひお待ちしております😊
麦食音祭2026 〜 アフターEXPO 〜
3月13日(金)〜3月15日(日)
in 万博記念公園 pic.twitter.com/KYSIOyWn6X
やはりミャクミャク関連は強く、何度も折り返す複雑な行列ができていました。噂では2時間待ちとか。

・ドイツ館公式グッズショップ 78degrees
今回の目玉のひとつが、サーキュラーちゃんの新色「桜餅」の販売。初日は平日なのに「朝7時から入場待ち」「3時間待ち」「ラインカット頻発」と万博並の激戦だったようです。

ただ、自分が訪れたタイミングでは人気グッズが売り切れ、行列はほとんどありませんでした。近くに残された行列用スペースが争奪戦の激しさを物語っています。

・ヨルダンカフェMEZETE
万博でも大人気だったヨルダンですが、フード類は早い段階で完売。ヨルダンコーヒーやデーツシェイク、バクラヴァといった軽いメニューだけが残っていました。


そして、ヨルダンといえばやはり砂。万博で人気だった赤い砂が容器に入れられ、実際に触れられるようになっていました。

・ペルー料理34番地
万博で食べたペルー料理がおいしかったので気になっていのですが、13時30分頃にはすでに販売終了。イベント最終日とあってか、人気店はかなり早い時間に店じまいしていました。

・ブルンジ共和国 イノカワコーヒー
コモンズA館で人気のブルンジコーヒーや、ブルンジ産ハチミツを使ったバウムクーヘンも販売。店外には「イノカ〜ワ、イノカ〜ワ、いいものよ」とおなじみの呼び込みをするお兄さんもいました。

・Afrikawaii(レソト料理)
アフリカの小国レソトの家庭料理を出すお店です。揚げパンや野菜料理もあったようですが、残念ながら自分が訪れたタイミングではチキンしか残っていませんでした。

・日本のお店たち
ここまでは万博感のある珍しいお店を中心に紹介しましたが、会場にはフードイベントでは常連のお店も数多く出店していました。
目新しさはありませんがそのぶん行列は短め。「とにかくお腹が空いていてすぐ食べたい」という人にはこういうお店もありと思います。




ちなみに「麦食音祭」の「麦」はビールのことらしく、多種多様なビールが販売されていました。酒飲みにとって嬉しいポイントです。
・食事タイム
会場を回るうちに空腹になり、比較的すぐ買える海外フードのヤムニョムチキン(700円)とトッポギ(600円)を注文。味は安定のおいしさです。

昼過ぎにはフードも混んでいましたが、15時を過ぎると行列も短くなっていました。
そこで第二陣として、レソトのチキン(700円)とチェコビール(800円)を注文。こうした各国グルメのハシゴはアフター万博イベントの醍醐味です。

・ショー
ステージ周辺がにぎやかになったので見に行くと、ちょうどショーが始まっていました。出演者はトーゴ出身のダンサー、アラン・シナンジャさん(インスタグラム)。
前半は藁で作られたブラシのようなものを背負ってバレエ風のダンスを踊るという前衛的な内容。「これが異文化なのか」といった感じで一同ポカンと見ていました。

これで終わりかと思いましたが、後半になると「みんな立って一緒に踊りましょう」と呼びかけ。振り付けを教えてもらって陽気なリズムとともに会場一同でアフリカンダンス。
他のイベントだと恥ずかしがってやらない人も多いですが、今日は会場が一体となって大盛り上がりしました。こういう一体感はまさに万博という感じですね。
ショーが始まったと思ったら謎のアフリカンダンスを来場者とともに踊る🕺このわけの分からない一体感はまさに万博🤣#麦食音祭 pic.twitter.com/iWcMnL8QWS
— ジュン右近@万博ロス勢 (@Jun_Ukon) March 15, 2026
・物販コーナー
各国の物販ブースも出ていて、ぶらぶら眺めているだけでコモンズ館のような気分になれました。ここでも印象に残ったブースを紹介します。






中でも変わっていたのがネパールの物販ブース。なんと、パビリオンで実際に使われていたレンガが販売されていました。たしかにレアですが、こんな重いもの誰が買うんだ…と思っていたら、いつの間にか完売。思った以上に物好きが多いようです。

・終わりに
結局、2時間半ほど会場をぶらぶらし、写真を撮ったり列に並んだりして過ごしました。そこまで劇的な体験はありませんが、万博の余韻をのんびり楽しめるイベントでした。
普段はあまり意識しませんが、世界には200近い国があり、その多くに実際に行くことができます。とはいえ、日常生活の中で、海外に興味を持つきっかけはそこまで多くありません。そうした中で、万博は異文化の魅力を伝える「世界の窓」のような存在でした。今回のイベントも、そうした空気があったように感じます。
ここまで読んで、「面白そうだけど行けなかった。残念」と思った方もいるかもしれません。
でも、ご安心を。ゴールデンウィークの5月1日〜6日に、万博記念公園で再び開催するそうです。今回は3月開催で肌寒かったですが、5月ならビールもさらにおいしく感じられるというものです。
もしかすると、集客次第ではこうしたイベントが定期開催されるかもしれません。万博ファンにはうれしい流れで、今後に期待したいところです。

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