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#XRKaigi Hub in 名古屋に行って札幌では何が出来そうか考えている話

こんにちは、じゅんです。
Hokkaido MotionControl Network (#DoMCN)というHoloLens・VR技術好きの技術者コミュニティの勉強会を運営していて、開発者の知見の交流を促進しています。また、元・物性研究者として、研究機関に所属する若手研究者でxRに興味を持つ人を見つけてはHoloLensを被せに行き、開発者コミュニティへの橋渡しを行う事を続けています。これらを適切に表現する職名が無いので、勝手にScientist/Developer Relations と名乗っていました。2024年はCommunity Relationsと言いながら活動し、今年2月くらいにInterCommunity Communications for Tech/Science (#InCommComm)という職名を思いつきました。コミュニティ間越境を伴う交流を最大化するための活動をしています。

7月30日に名古屋市のなごのキャンパスでXR Kaigi Hub in Nagoyaが初開催されました。今年は去年の大阪・福岡の2か所から名古屋・札幌・福岡・大阪の4カ所開催に増えており、その第一弾です。
名古屋会場をどうしても見る必要があり、現地会場に行って来ました。酷暑(気温36℃くらい)のなか運営・展示・参加していた皆さんお疲れさまでした。今回はその備忘録です。

今回の目的はたくさんあります。
①今年のXRKaigiの雰囲気の確認
②出展企業(札幌会場)との関係作り
③中部・名古屋XRコミュニティとの接点づくり
④展示体験ポジティブース with XRm鹿児島 の周知
⑤登壇セッションの材料集め
⑥名古屋開催を勧めた少なくとも1人は私 
⑦#XRMie 桑山さんにぎょれんのホタテスープを布教しに行く
etc..

去年の福岡会場参加の記事はこちら↓


XRKaigi Hub in 名古屋

 東京では毎年12月くらいに開催されているXR領域中心の大規模展示交流会です。今年は12/1-3の開催です。複数の会場でのトークセッションとたくさんのデモ体験ブースで構成されています。
 今回の名古屋の会場でも、1トラックのトークセッション+15カ所のブース展示が同時進行で行われていきます。
 今年度もセッション紹介とブース展示紹介がそれぞれnote記事で出されていました。内容についてはまずこちらを見るのが良いと思います。去年の福岡の際、イベントページに協力コミュニティの名前なども書かれていましたが、名古屋会場は明記されておらず、名古屋の開発者コミュニティの不在ぷりがちょっとさみしいなと思っていました(記事後半に希望が)。

 会場のなごのキャンパスは、廃校になった小学校をリノベして作ったコワーキング施設の様です。名古屋駅から徒歩で北に少し行ったところにありました。

https://nagono-campus.jp/

 正面玄関から校舎(?)に入り、廊下を歩いて一度外に出た先の体育館に入り、上履きのスリッパをもらって中に入るとXR Kaigi の会場でした(自分もそんな構造の中学校だったような気がする)。

 体育館は2/3程の面積を各社の出展ブース、のこりの1/3と舞台の空間でセミナーをやっていました。パネルを使ってやんわり仕切りにしていましたのでお互いのゾーンへの行き来は自由にできました。
 私は例によって当日に緊急対応が入ったので午前中のオープニングに間に合わず、午後の一番日差しがきつい時に会場に着き、午後最初のモバスキョセッションを実況したあとは各ブースを回りながら、時折話しかけてくれる方と世間話をして過ごしました。

モバイルスキャン協会のくわやまさん(@YkuwDesign)

展示の体験レポ(一部)

XR Meetup Aichi +α 開催決定!(11/22-23)

 今回の大きなニュースとして、XRミートアップ愛知の開催がアナウンスされました。かつて愛知県には #xrtechNagoya という開発コミュニティがあり、いまもそのDiscordチャンネルは動いているもののイベントはしばらく開催されていませんでした。当時のメンバーも参加できる形で新しいコミュニティが立ち上がりそうな予感があり、とてもワクワクしています。
 

XR Kaigi Hub in Sapporo の開催に向けて多少のアクションをしてみた

 今年、XRKaigi Hub in Sapporoの開催協力をDoMCNで行ってきております。事前に地元勢&関連の地方コミュニティ運営者で連絡を回してイベント被りが起きないように調整したり、告知ルートの開拓をしてリスト化したり、謎のイベントを建てたり、#XRm鹿児島 あぶちさんと結託してコラボブースを準備したり、全局面で工夫をしている最中です(後日記事執筆予定)。

 7/30に札幌会場の具体的な情報がちょうど公開されて(セッションブース)、これから本格的に各方面にお知らせをして回るうえで、体験の期待値調整ができるかどうかが(私にとっては)超重要です。

 そこで、今年の現地会場の雰囲気をまず名古屋で知っておく事を第一のインプット目標として参加し、名古屋会場に出展している企業の中で札幌にも出展を予定している企業ブースの体験をして各担当者の方に挨拶をしつつ、札幌で計画している前昼祭(エンジニア向け展示交流会)のお知らせをして回りました(当日までに2会場の出展情報が公開されていて助かりました)。

 前昼祭で遊んだコンテンツのいくつかが翌日の本番のXRKaigi にも自由展示として出てくるという仕組みについては好評のようでした。

 また、札幌の本番会場は電力の供給が若干細い問題が分かっていますので、展示に大きな電力を使いそうなハシラスさんには前もって伝えておきました。
 今回は出展のモチベーションとどういう人に来場してほしいかもブースの方から聞き取る事もできましたので、地元の声掛け先もだいぶ絞れてきたように思います。
 道外のXR企業が2回目以降も札幌に展示に来てくれるかどうかは企業側のwinの部分をちゃんと作るかどうかだと私は思っていて、現状のさっぽろだと重要な告知が地元・周辺地域のキーマンに届かず厳しいので、そういう方にダイレクトにこちらから届けに行くアクションが重要になっています。

 段取りが間に合わず、札幌→道外企業への集結のお誘いをして回るフェーズを通りすぎてしまっていますので、あくまで来道が確定している企業さんに絞って展示ブースを回りました。このため、ご当地名古屋のコンテンツを体験する時間がほとんどなくなってしまったのはちょっと残念でした。これは東京のXR Kaigiと同様、知りあいが多すぎるほど展示が回り切れない問題という感じです。

中部・名古屋XRコミュニティとの接点づくり


 いつもの手口です。参加表明を初期から当日まで発信しつづけながら現場に入り、身バレの目印(HoloLens, ツイッターアイコン缶バッジ(500円)など)を身に着けて会場の実況をしていたら、SNSでおなじみの方々が来てくれました。
 私からはどなたがどのアカウントの中の人なのか全然わかっていないので、このように来ていただいて知りあいになれるのはある意味理想的な流れだと思っています。

 3Dカメラ関連の仕事に詳しい @Takumi3DCamera さん、XRミーティングでもかつて登壇してくれたことのある @Ykoba791 さん、オンラインイベントの実況を見てくれているらしい @terurium_chu さんらが初めましての方々で、@segur_vita さんはその前の週のVketReal in Sapporoで一緒に行動したぶりのご挨拶をしました。
 ホタテスープを無事渡せた #XRmie #モバスキョ @YkuwDesign 桑山さんからは11月ミートアップにお誘いされましたが、動けるかどうかはその時の貯金次第なので、代わりにミートアップ愛知の文脈により近そうな存在の小樽の中村さんを送り込めるようにネタを紹介してきました。今度のミートアップに関わりのある、行政側の方も紹介してくれました。こういう場に出てきてくれる行政の方は、本当に貴重かつ起点として重要なので、札幌にも現れてほしいなと強く思っています。

↘全部入り空間スキャンとか本当にすごいのでみんな見てほしい

 東京でのコロナ感染拡大がまた表面化していますので、本州もリスクがあると判断して、今回の懇親会も不参加で宿に帰りました。札幌ではブース展示・セッショントークなど正規の発信側でも参加するので、懇親会も一応参加しますが、札幌の下水データでもいつものごとく増加に転じており、結構ドキドキしています。

 懇親会のお店アレンジにはJAWS-UG札幌のテッダーさん(@_falken)にもお手伝い頂いているので、ここにもメモしておきます。

長距離の越境をする人をどれだけ作れるかが地方コミュニティの寿命に影響しているオレオレ仮説

 今回の講演テーマにもしようと思っている話題になりますが、地方間を飛び越える人をたくさん生み出すことが界隈活性化のカギだと考えています。
 かつてHoloLens ミートアップが東京で開催されていた時に、札幌からわざわざ現地に見に行っていた個人が数人出た結果、札幌でのミートアップも運営するようになりました。DoMCNはここが原点です。
 最近は、XRミートアップ三重に鹿児島から見に行った人が2人揃うという奇跡からXRミートアップ鹿児島が生まれ、1年半以上もイベント開催を続けています。
 直近の札幌では、東京でのApple Vision Proハッカソンに参加したメンバーが中心となって新たに作った #XR研究部会 という集まりもあり、運営の姿勢によってはこちらも長く続きそうな予感を感じています。

 一方で、地元の文脈とかDiscordチャンネルにこもると、ある程度の安心感をもってメンバー間コミュニケーションが取れる反面、その様子を外部から見る事も出来ないので活動がまったく知られず、メンバー個人個人の機会に繋がっていかないみたいなのは結構目にしてきました(団体としてはあるので、主宰次第になる)。

 別の地域のコミュニティに参加する際、発信をセットで行う事で行先側コミュニティ、または他のコミュニティから自分の存在を知られる可能性が生まれ、何かしらの連絡が回ってきます。この中から次のおもしろに繋がるものをうまく選び取って、実績化していく事で長期化への道筋が出来ていきます。少なくともDoMCNはそれを続けて7年遊んでこれています。

 事後ではなく最中に発信する事の出来る越境マンを増やすことができれば、機会も集まって来やすいのではないかと考えています。

そんなわけでXRKaigi Hub 札幌では現在の発信の象徴に来てもらい、発信多めの前昼祭を実施します

8/21 XR Kaigi Hub in Sapporo勝手に前昼祭-コミュ展示練習会 with #XRm鹿児島

 越境を伴う発信を地元民が出来るようにするための練習の場を準備しようと考え、前昼祭の企画に至りました。


 札幌開催を知った瞬間から段取りをはじめて、#XRm鹿児島 のメンバーに来てもらえる流れを作り続けています。#タツノオトシゴXR コンテンツで去年のXR Kaigi にも出展参加していた @abricheese さんを迎えて、北海道の地元XRエンジニアとの交流会を勝手に行います。自由。

 場所もやり方も2024年のXRミートアップ三重 in 札幌の時のスタイルでやるので、特に新しい事はなく進められる予定です。

 札幌のXRエンジニアさんで展示慣れしている人は少なく、心理的ハードルが高い行いである事は間違いないので(私もビビっている)、ここで展示の練習をしてもらうとともに、展示面でのノウハウなども鹿児島から吸収させてもらいましょう。

 やる気がでたら翌日の展示体験ポジティブースにエントリーして、一般参加の人相手にもコンテンツを紹介してみましょう(30分とかだし)。デモブースのサポートも入ります(私が体験係 兼 撮影係をする)。

 もし手ごたえが得られたり、もっと多くの人に体験してみてほしくなった場合は12月の東京 XR Kaigiで展示できる方法を一緒に探しましょう。

 という取り組みです。

 鹿児島のほかにも大阪・東京からの遠征者の方もすでに参加予定となっており、いろいろな地方の情報も得られる会になる予定です。

 XRKaigi出展予定企業の方にもこのイベントは直接共有済みで、もし時間に余裕がある日程での札幌入りされていれば、こちらにも来てもらえるとうれしいなあと思っています。

 体験参加のみの方も、気に入った作品の様子などを積極的にSNS発信してもらえると、札幌のイベントで展示参加する事の客観的な意義が高まっていい流れに繋がると思いますのでご協力お願いしますm(_ _m)


XR Kaigi Hub in Nagoya翌日はトヨタ産業技術記念館へ

 本当は7/29に行ってこようと思って旅程を立てていたのですが、38℃の酷暑の日にぶつかってしまい、暑さにやられて何もできなかったのを帰る前に取り返しに行ったのでした。
 繊維機械館と自動車館が2大展示スペースで、それぞれ工場ごと産業技術を展示しているという雰囲気でした。館と館の間のスペースにロボ・蒸気機関・キッズ向けアトラクションゾーン・レストランなどが配置されており、館内には様々な国籍の家族連れの来館者で賑わっていました。
 午後2時くらいまでひたすら歩き回って、その後空港に向かいました。
 バイオリンを弾くロボを教えてもらったので見に行ってみると、思ってたより本格的にバイオリンを演奏している様子に驚きました。現存はこれ一台になってしまったと係の方から聞きました。近所の方は遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

 今回はXR Kaigi Hub in Nagoyaでの出来事をまとめました。当初たてていた目的はおおむね果たせましたので満足な出張でした(暑かったけど)。XR
ミートアップ愛知が始まる事には単純に喜んでいます。
 去年の福岡の時点ではまったく想定していなかった札幌回が3週間後に開催されます。名古屋会場に比べて総面積が半分くらいのコンパクトな会場での開催ですので、名古屋の時のような集客になるとギッチギチになってしまう問題も想定されます。
 本当に必要な情報と思って来てくれる人を想像しながら参加のお誘いを順次送っていきますので、なるべく早いレスポンスをお願いします('ω')

 たぶん、東京・大阪・横浜・福岡を除く都市でXR Kaigi Hubが自分の地元に来てしまった!という時のホスト側の協力の仕方の指針になるかもしれないと思いますので、足跡を残しておきました。

以上です。

(2025/8/4 初稿 5995字 240 min)