本気の女性支援 学会ワークショップに参加して
学会に参加しこれからの女性への支援について有意義な内容だったので、 婦人科看護師としての臨床の知、元看護教員としての確かな知見、 そしてアラフィフ真っ只中の等身大の私が感じたことを記事にします。
1.産婦人科の先生のお話
印象に残ったこと。
✴︎多くの診療をされた知見から話されました。
●PMS(月経前症候群):月経前の心身の不調
●PMDD(月経前不快気分):月経前の精神的、身体的に強い不調 重症の方もおり生活、人間関係に支障をきたす
実は、いつもの体の不調が現象として現れる。
自分の心身の脆弱性を月経の前に顕在化し教えてくれる。
●ホルモンの変化に対応できる体の土台作りが大事である。
栄養・睡眠・運動・心の持ち方✴︎セロトニン活性を高める行動も重要
●月経に対応できる、自律した女性を育てたい
若いうちから、女性の一生がホルモンに左右されることを理解してセルフケアを高めておく。そのことが必ず訪れる更年期、老年期にも適切に対応し、健やかに生活できる糧になる。
納得することばかりでした。
やはり共通して思うのは、正しい知識を知り、正しい行動をとること。自分の体をいたわりコントロールできること、必要な時にはためらわず医療機関を受診することが重要だと改めて実感したところです。
2.PMS.PMDDが増えてる
本題は
月経に伴う体の不調に悩む人が多いという事実
一昔前は、月経は毎月来るもの、女性である以上は仕方ないもの、月経痛も月経前の体のむくみも我慢するものだと。
自分なりにお腹を温めたり、鎮痛剤を飲んだり。
高校時代、親しい友人は月経過多で貧血がひどく、鉄剤を内服していました。
もちろん、月経が旅行や大事な日に重なると、気持ちがブルーになり十分楽しめません。
昔、温泉に行ったとき、「みんなで温泉に入りましょう」と誘われましたが、「月経だから一緒には入れません」と断りました。
昔の話です。
今の40歳代以降の方は、このような経験が一度や二度はあるのだと推測します。まさに私がそうでした。
現在はピルが認可され、月経をコントロールできます。
月経による不調を、ホルモン剤を服用することで月経自体を起こさない、または回数を少なくしたりできます。
イベントやアスリートの大事なここ一番の時には月経を避ける。
心強い時代です。
30~40代で子宮内膜症や子宮筋腫で悩む方は多いです。 月経のたびに腹痛を訴える。それも冷や汗が出るほどの痛みと。
特に現代社会は出産しない女性や、出産しても1人~2人という方が増えています。 そうなると、月経にさらされる期間が、多産が当たり前だった昔の女性(妊娠と授乳期などを合わせると無月経期間が長い)と比べ断然多いです。 =エストロゲンにさらされる期間が長い
*エストロゲンが原因となる疾患が増える(子宮内膜症、子宮筋腫など)
*月経で悩む期間が長いため、おのずとPMSやPMDDは増える。
ピルがうまく使えない人がいる
ピルは胃腸が弱く吐き気などを伴うため中断する人もいる。
ホルモン剤の内容に関しては、様々な種類もあり、
症状をみながら調整されます。
信頼できる産婦人科医に丁寧に症状を診てもらうことが大事と改めて感じました。
3.体の土台作りが大事というお話
いくらホルモン剤にて調整しても、症状を0にはできない。
日常生活から見直し、日々の体の悲鳴が月経前にあらわになったのであるから、生活を見直して土台を作りましょう、というのが基本とのこと。
栄養:貧血改善に鉄剤とタンパク質も重要
✴︎特にタンパク質(アミノ酸)はセロトニン・メラトニンの材料となる(トリプトファン)
マグネシウム:
ビタミンD:カルシウム吸収
よくする
亜鉛 :粘膜の状態をよくする
心の持ち方も気分よく過ごせるマインドを持ちましょう
セロトニンを活性化しましょう
*光を浴びる、ウォーキング、深呼吸など
まさに私が感じてたお話でした。日常の中の少しの工夫からなんです。
4.最後に感じたこと
PMSの診療から
妊娠、出産を経て更年期に向かう自分の体に向き合いながら、過ごすことができれば更年期を前向きに乗り越えれる。
信頼のできる産婦人科医が若い時からかかりつけでいてくれたら。何かあれば相談し、月経の事やホルモンのバランスによる心身の変調を理解してくれる存在になってくれたら。
思春期から性成熟期、更年期と様々なライフステージの中で、パートナーのように伴走してくれる存在になってくれたら、心強いなと思いました。
医師の数や診療の現実から見て夢物語のようですが、私はこれからの人生を困っている女性とともに伴走し、支えて行けたらいいなぁと思いました。
女性一人一人が輝く未来を目指して。


