なぜWeb社長が、SNSをやめたのか?その理由と結果がこちらです↓
大学卒業と同時に起業して、14年目。
TwitterやFacebook、Instagram、LinkedInなど、いろいろなSNSに手を出してきた私ですが…
この度、SNSをやめることにしました。
その理由と結果を、シェアさせていただきます。
(今だから言える)SNSが苦しくても、続けていたワケ
SNSをやめた理由をお話する前に、「なぜ続けていたのか?」について、お話します。

正直私は、SNSでの発信が、あまり好きではありません。
それでもなぜ、これまで続けていたのか?
それは、今だから言えますが、『見栄のため』でした。
私の本業は、士業専門Web集客コンサルタントです。
小さいホームページ制作会社の社長です。
だからこそ、勝手に、「Web集客コンサルタントなんだから、Web周りのことにすべて精通していないと、お客様に信頼してもらえない」と考えてしまっていました。
「フォロワーが多ければ、優れた社長であると思ってもらえるはずだ」と思ってしまっていました。
そう思い、苦しくても続けていたのですが…
でも、やっていて楽しくないんですよね…。
そして、楽しくないことは、ノルマのように感じられて、だんだん苦痛になっていきます…。
心の重荷になり、いい投稿もできなくなっていきます。
◇
今思えば、SNSは、私自身を守る「鎧(よろい)」のようなものでした。
強く優れた社長である!と伝えるための、鎧。
しかし、その鎧が、どんどん重くなってしまい、自由を奪われ、ストレスになっていきました。
正直、SNSは、私の得意分野ではありません。
後述しますが、私は、Podcast(ポッドキャスト)やセミナー、ブログのような、「ある程度まとまったコンテンツ」を発信するほうが、好きだし得意なんです。
苦しいSNSを続けるより、好きなものに集中したい。
そのほうが、世の中にも貢献できる。
私にとってSNSは、メリットよりも、デメリットのほうが大きかった、というワケです。
SNSをやめた理由×5
(1)家族との時間に集中できなくなった
SNSをやめた一番の理由が、これです。
私は、家族が大好きです。
妻との時間、子供たちとの時間を最優先したい。
そう思っています。

しかし、SNSをやっていると、そちらが最優先になってしまう感覚になってしまうのです。
例えば、以下のように。
これはSNSに使えそう!と写真を撮る(子供たちのナマの笑顔ではなく、カメラ越しの笑顔を記録することに執着してしまう)
今朝の投稿、いいね!されてるかな?と気になる(で、スマホ見ちゃう)
コメント入ってたら、すぐ返信しなきゃ、と気になる(妻の話が上の空。右から入って左に抜けていく感覚)
結果、家族との時間をまったく楽しめていない自分がいました。
子供たちには「ゲームの時間に気をつけてね」「テレビ見過ぎじゃない?」のように注意しているのに、その自分が、SNSに気を取られ、心ここにあらずになっている。
これでは、親としてもどうなのか?
そう感じたのです。
(2)スマホを見る時間が長くなってしまった
私はもともと、「スマホを見たくない人」なのです。
例えば、以下のように。
ポケットに入れて持ち歩きたくないので、わざと手の届きにくいカバンの中にいれたり
家でも、いちいち気にしたくないので、リビングにはおかずに、クローゼットや書斎にしまったり
でも、SNSをやろうとすると、リアルタイムに発信したり、反応することが求められます。
つまり、スマホにアプリを入れなきゃいけません。
Twitter(ツイッター)
Facebook(フェイスブック)
Instagram(インスタグラム)
LinkedIn(リンクトイン)
Threads(スレッズ:最近注目されてますね)
などなど、アプリがどんどん増えてしまい、これらを無意識に見てしまう(気になってしまう)んですね。
スマホ脳、という本にも書かれていたのですが、SNSの「スクロールすると次の情報が更新されていく」という仕組みは、カジノの「スロットマシン」を参考に作られているそうです(!)。
SNSの世界では「マインドハッキング」という言葉もあるくらい、いかに消費者の注目を集め続けるか?(消費者に、SNSの中で長い時間を使わせるか?)が研究されています。

Facebook開発者は、SNSの依存性の高さを「ヘロインに匹敵する」とまで話しています。
ちなみに以下は、iPodやiPhoneの開発に携わったアップル社の幹部トニー・ファデルさんの言葉です。
冷や汗をびっしょりかいて目を覚ますんだ。
僕たちはいったい何を創ってしまったんだろうって。
うちの子供たちは、僕がスクリーンを取り上げようとすると、まるで自分の一部を奪われるような顔をする。
そして感情的になる。それも、激しく。
そのあと数日間、放心したような状態なんだ。
こんなスマホ・SNSとの付き合い方は、もう嫌です。
(3)投稿がノルマに感じられて苦しい

SNSは、投稿したものが、どんどん流れていってしまう仕組みになっています。
(フロー型のコンテンツ、と言えます)
だからこそ、注目してもらうには、毎日投稿しなければなりません。
始めるときは、よしやろう!とやる気もあるのですが…
モチベーションは、そんなに長く続かないものです。
特に、「SNSをやれば信頼される、売上も上がるかも」のような、外発的なモチベーションは、最初は頑張れても、長続きしません。
(最強のモチベーションは、「それ自体が好き」という、内発的なモチベーションです)
結局、SNSでの投稿がノルマに感じられ、ストレスフルで、全く楽しくない…。
今日もつぶやかないと、今日も何か言わないと…。
私が義務感で書いている投稿では、当然反応は伸びません。
(4)いいね!やコメントの不毛感

SNSは、交流ツールです。
お互いが、いいね!やコメントをし合うことで、自分の投稿も拡散されやすくなっていく仕組みになっています。
考えてみれば、すごく合理的な仕組みなのです。
SNSの運営側だって、SNSの中で時間を使ってほしいわけですから。
しかし、このいいね!やコメントが、なんだか不毛に感じられたのです。
もちろん、ビジネスにおいて、影響力を伸ばすのは大事です。
それが信頼にもつながり、集客に役立つという面もあります。
しかし、私はそれ以前に「自分、なにやってんだろ…」みたいな感覚の時のほうが多かったのです。
SNSを通じて親しくなれた人もいますが、別にSNSで交流しなくてもいい。
交流したいときには、直接(1対1で)やり取りしたほうが、私はよほど価値を感じられます。
(5)自分の好きな・得意な情報発信ではなかった

私が好きなのは、フロー型ではなく、ストック型の情報発信です。
SNSは、フロー型。
例えば、10年前につぶやいたツイートが、今でも同じように効果を発揮してくれるか?というと難しいでしょう。
一方、ブログやPodcast(ポッドキャスト)は、ストック型です。
価値あるコンテンツを、コツコツ積み重ねていく感覚。
10年後も、検索などでヒットして、価値を届けることができます。
こっちのほうが、自分に向いているし、好きなのです。
まとめると、自分の人生なのに、SNS(スマホ)に主導権を握られている感じがして嫌だった。
これが、SNSをやめた理由です。
SNSをやめた結果、得られたメリット×5
そんなこんなで、SNSをやめた私ですが…
やめたことで、以下のようなメリットがありました。
(1)家族との時間が、より幸せになった

もともと、「家族との時間が侵食されている感じがしてやめた」SNS。
そのおかげで、家族との時間に、SNSを気にしなくなり、より幸せを感じられるようになりました。
妻と一緒にランチしたり。
子供たちとポケモンのパズルに熱中したり。
絵本を一緒に読んだり。
公園で思いっきり遊んだり。
長男と一緒に親子サッカーで汗を流したり。
SNSのために写真を撮る必要もないので、これら1つ1つに集中できるようになりました。
心から楽しめるようになりました。
ちなみに、ハーバード大学のヴェイラント氏らが行った調査では、『私たちの幸福と健康を高めてくれるのは、いい人間関係である』という結果が出たそうです。
この研究、なんと75年にわたって対象者の幸福度と要因を追跡し続けたという、すごく信頼性のある研究なのです。
収入や家柄、学歴、職業、老後資金の有無などではなく、「人間関係」。
この人間関係の中でも、一番近いのが「家族」であることからも、私自身の幸福度が上がったのは、ある意味当然だったのかもしれないなぁ、と感じています。
(2)好きな仕事に、より集中できるようになった

SNSをやっていたときは、ついつい、SNSのことが気になってしまう自分がいました。
いいね!されてるかな?コメント入ってるかな?
そんなことが気になり、無意識にSNSをチェックする癖がついてしまっていました。
でも、そうやっていると、本当に大事な仕事には、集中できなくなっていきます。
カリフォルニア大学情報学部のグロリア・マーク教授によると、『作業が中断されるたびに、それを完全に再開するまでに平均で23分15秒もかかる』そうです。
つまり、仕事中に3回SNSのことが気になったら、集中力を1時間以上無駄にしている、ということ。
これでは、良い仕事ができないし、楽しめないですよね。
SNSをやめてから、気にする必要がなくなったので、自分が好きな仕事をもっと楽しめるようになりました。
Podcastやセミナーなどのコンテンツ作成に、もっと集中できるようになり、質も上がりました。
◇
SNSをやめて、あらためて気づいたのですが、私は、「ある程度まとまった量の情報を体系立てて、分かりやすいコンテンツにまとめる」のが、好きだし得意なようです。
Twitterの140字の中では、私の強みは活かせない。
「好きこそものの上手なれ」という言葉もありますが、私が好きなPodcast、セミナー、そしてブログといったコンテンツに集中していきたい。
あらためて、そう気づけました。
「SNS=デイトレード」のような感覚
書いていてふと思ったのですが、TwitterなどのSNSは、感覚的に「デイトレード(投資で例えると)」に近いように感じます。
常に張り付いていなきゃいけない、みたいな。
一方、Podcast、セミナー、ブログといったコンテンツは、投資の神様:ウォーレン・バフェットの「買ったら持ち続ける」に近いように感じます。
時間が経つにつれて、価値も上がっていくような、そういうコンテンツが好きなんだなぁ、とあらためて気づいた次第です。
私の中での、noteの位置づけ
ちなみに、noteは、私の中では「ブログ」の位置づけです。
noteは、「スキ」や「フォロー・フォロワー」のように、SNS的な要素もありますが、私の肌感覚的に、「つながりを強要されない感じ」とか「いつも張り付いていなくていい、ゆる~い適度な距離感」みたいな感じがして、好きです^^
言葉にするのが難しいのですが、noteのスキやコメントは、他のSNSと違って、心がホワッと温かくなるというか、コミュニケーションできている感覚があるので、ありがたいです。
(3)気持ちが自由になった

「今日も投稿しなきゃ…!」
「ネタ考えなきゃ…!」
「いいね!やコメントにすぐ反応しなきゃ…!」
こういう焦りがなくなり、気持ちがすごく自由になりました
心の平安が手に入ったような、そんな感覚です
気持ちが焦っていると、仕事にもプライベートにも影響してしまいます。
例えば、以下のように。
子供たちが、パパ遊ぼうよ!と言ってくれているのに、ちょっと待って、と言ってSNSのネタを考え続けている自分
SNSに投稿するためだけに、「はい、そこに立って、こっち見て笑って~」のように、今を楽しもうとする子供たちに強要する自分
あげくのはてに、「待ってって言ってるでしょ!」と怒り出す自分
今思えば、自分は何をやっていたんだろう、と。
こういう焦りや、SNSに追われている感じがなくなり、気持ちが自由になれたのは、私にとって、すごく価値があることでした。
(4)手紙を書けるようになった
私、手紙が好きです(唐突)
妻や子供たちに書くこともありますし、両親や、お世話になっている在宅スタッフさん、お客様、友人など、大切な人を想って手紙を書くのは、すごく良い時間です。

SNSにかける時間が0になったので、今まで以上に、こういう落ち着いた時間がとれるようになりました。
そもそも私は、友達が少ないのです。笑
本当に大事にしたい人を、大事にしたい。
そのため、量よりも、質を大切にしたコミュニケーションのほうが、性に合っているのだと感じます。
他にも、実家に電話する時間も増えました。
両親の声を聞けるのは、やっぱり嬉しいですね^^
(5)半径3メートル以内の人を大切にできるようになった

身近な人を幸せにできないような人間に、多くのお客様を幸せにすることはできない。
私はそう感じています。
私にとっての半径3メートル以内の人は、ずばり、妻。そして子供たち。
半径3メートル以内の人を幸せにできれば、それが波紋のように、広がっていきます。
ハーバード大学の研究で、「幸せは伝染する」ということが分かったそうです。
●「幸せな人」の友人は、平均15%、幸福度が高まる
●「幸せな人」の友人の友人(つまり、その「幸せな人」を直接知らなくても)は、平均6%、幸福度が高まる
ちなみに、アメリカ・イリノイ大学名誉教授:エド・ディーナー博士らの研究によると、幸福度が高い人は、そうではない人と比較すると、
●創造性:3倍高い
●生産性:31%高い
●売上:37%高い
●欠勤率や離職率も低い
という結果が出たそうです。
つまり、幸福度が高まれば、結果的に、仕事にもプラスになる(お客様に、より貢献できる)ということ。
自分が、幸せの出発点になる。
半径3メートル以内の人が幸せになり、伝染していく。
仕事の生産性なども上がり、お客様にも貢献できる。
これが、巡り巡って、私自身をも、より幸せにしてくれている。
そう感じます。
まとめ
以上が、私がSNSをやめた理由と、それによって得られたメリットでした。
まとめると、以下のような感じです。
【SNSをやめた理由×5】
(1)家族との時間に集中できなくなった
(2)スマホを見る時間が長くなってしまった
(3)投稿がノルマに感じられて苦しい
(4)いいね!やコメントの不毛感
(5)自分の得意な情報発信ではなかった
【SNSをやめた結果、得られたメリット×5】
(1)家族との時間が、より幸せになった
(2)好きな仕事に、より集中できるようになった
(3)気持ちが自由になった
(4)手紙を書けるようになった
(5)半径3メートル以内の人を大切にできるようになった
もちろんこれは、「良い悪い」の話ではありません。
「合うか合わないか」「向いているか向いていないか」の話です。
SNSを楽しめて、健全に付き合えて、人生にプラスになっていて、幸せを感じている人は、続けてもいいと思うのです。
しかし私は、そうではなかった。
SNSに向いていなかったので、やめた。
そういうお話です。
◇
私は、SNSを手放したことで、本当に心が楽になりました。
言葉にすると一言ですが、この違いはすごく大きい。
結局、自分が幸せかどうか?は、自分の心が決めます。
いくら環境(例えば、お金など)に恵まれていても、心が「これは幸せじゃない」「もっと!もっと!」と思っていたら、それはその人にとっては、幸せではないのです。
SNSをやめたことで、目の前の幸せに気づく、心の余裕が生まれました。
家族にも、仕事にも、健康にも、言葉では言い表せない多くのものに、すでに恵まれている。
ベストセラー作家の、ひすいこたろうさんがおっしゃるように、「成功は築くもの。幸せは気づくもの」なんだなぁ、と、あらためて感じました。
この記事が、なにかしら、あなたの気付きやキッカケになれたら、嬉しく思います^^
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