読まれなくてもいい、わけない。
私が毎朝コラムをやり出したきっかけは、心の支えがほしかったからだ。
ライターを名乗ったにもかかわらず、仕事も何もない状態だった私。
書かずしてライターと名乗る自分が恥ずかしくて、せめて毎日書く人間であろうと、そう思って始めた。
このときの私は「読まれなくたっていいや、自分のために書いているんだもの」と思っていた。
コラムを毎日書き始めて400日以上。
今では定期的に読んでくださる方もいれば、ひょっこり遊びにきてくださる方もいる。
本当に、本当にありがたい。
そして、自分の心境の変化もあった。
「読まれなくたっていいや」と思うことが、減ったのである。
もっと、読んでもらいたい。そう思っている。
ところで、ライターの佐藤友美(さとゆみ)さんは、ライティングゼミの中でこう言っていた。
読んでもらうということは、読者の命を削ってもらっているということ。読んでもらっておいて、読者に何の変化も起こせない文章ではいけない。
今思えば、「読まれなくたっていいや」は自己保身でしかなかったと思う。読まれないという現実に目を向けるのが嫌で、「読まれなくていい」とごまかしていただけだ。
私は、ずっと、読んでほしかったし、読んでもらえ続けるライターになりたい。
noteだからとか、好き勝手書いているから、なんて関係ない。
ライターを名乗る以上、私の書いた文章はすべて「ライター:吉岡かんな」の文章だ。
私の文章を読んでもらいたい。
読んでもらうにはどうすればいいか。
一番根本的に必要なこと。それは、文章が上手くなることだ、と私は思う。
作家の今村翔吾さんが書いた『作家で食っていく方法』(SB新書)の終盤に、こんな一文があった。
売れたい売れたい売れたい。作家を目指す人は、そのくらいの気概が丁度いい。
上手くなりたい上手くなりたい上手くなりたい。
読者を、読後には違う世界に連れて行きたい。
バチバチに魂燃やして、書いていきます。
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