「玄関」の多様性|マスクド★note第2弾 各作品感想編
おはようございます、あわいです。
マスクド★note第2弾の正解発表されましたね〜。いやー、難しかったー。
今回は覆面作家側だったので、事前に公開することができませんでしたが、
前回同様、各作品の感想を少しだけ。
そしてやっぱり考察とか分析はできないので、本当にちょっとしたコメントだけですが、もし「読んでもいいよ〜」という方がいらっしゃいましたら、よかったらどうぞ〜。
(ほとんど感覚で文章を読んでいる人間なので、「全然違うよー」という方もいらっしゃるかもしれません。その時はすみません……。)
それでは、いきまーす。
せーの、どん!
1_玄関開けたら鈴木のパンツ
初っ端からぶっ飛んだ作品来たな、が正直な感想でした。ゲームマスターの采配の妙を感じます。まず、パンツで誰のかわかる、という設定がすごいです。置き土産も強烈です。こういう作品を読むと、自分が如何に普通か、ということを痛感します。
2_黒いものの流出を避けるため我は日々努力するがその努力は今日も報われない
黒いもの、黒いもの。読んでからしばらく、この黒いものが玄関に居るような気がして、出るたびにちらっと中を見てしまいます。黒いものと我は、どうなったのか。ご武運を祈ります。
3_スマホにも「玄関」がある
もの書きにとっての「言葉の玄関」というワードが、心に残りました。以前、本か何かで聞いた、「心とは『自分』と『他者(≒社会)』との接点(≒境界面)にある(生まれる)」という話を思い出しました。
4_錦色
鯉の恐怖と祖父の愛情。錦鯉への怖さの書き方がリアルです。確かに、あのぬめぬめとした感じ、小さい頃は怖かったかもしれません。祖父のわかりづらい愛情が、沁みます。
5_義両親へのご挨拶
偏見、というか、自分が持っているイメージって怖いなぁ、と感じることになった作品でした。でも、このシチュエーションだとそう感じるのも無理はないなぁ、とも思いつつ、うむむとなりました。
6_玄関はタイムマシーンだ
せ、せつない……せつないです。なんだかさみしい。あっという間に過ぎ去っていく日々を、こんな風に描写できるのは、とても素敵だなぁと思いながら読んでいました。それにしても、確かにタイムマシーンみたいですね、玄関って。
7_狭間の玄関
この作品を、ホラーだと思って読んだのは、私だけでしょうか。6のタイムマシーンとは別の意味で、玄関がタイムマシーンになってませんか。それとも、タイムマシーンではなくて、閉じられた世界ということでしょうか。玄関を出ただけのはずなのに、なんでこんなに怖いんでしょうか。
8_ようこそ、マスクの下の家へ
上品そうな感じの文章だな、という印象を受けました。確かに、身体の中で最初に食べ物が入る場所、という意味で言えば、口は玄関だな、と思いました。人としての姿勢を問われているような気持ちになりました。
9_ドアよ、開け!
炎天下でのこのシーン、かなり血の気が引きますね。私だったらどうするだろう、管理会社に電話かなぁ?いや、ほんとに頭から水かぶりたくなります。夫さん、素晴らしいです。救助されてよかったです。
10_玄関のむこうに広がる世界は
便利と恐怖が表裏一体、みたいな感じの作品だなぁと思いました。怖い、怖いです……。帰って来れないリスクを背負って、便利を選ぶのか。それとも、便利を捨てて、確実さを選ぶのか。未来にありそうな装置だけれど、人類は便利を選ぶのか、安全を選ぶのか。問われている気がしました。
11_ただいま、玄関より
この夫婦に、一体何があったのでしょうか。あと、些細なことなんですけど、夫はどうやって玄関を開けたのでしょうか。泥のしずくが落ちるということは、夫は実体があるんでしょうか。ゾンビ的な?……それにしても、その状態で今までどこにいたんでしょうか。謎が多くて続きが気になります。
12_入口は、そこらじゅうに転がっている。扉を開けるかどうかは、あなた次第。
本人の作品のため、割愛。別記事に(できれば)する予定です。
13_特別な夏の夜
お盆の祖父とのデラウェアの思い出、素敵です。美味しいですよね、デラウェア。カラカラの音が少しさみしいです。でも、昔の祖父母の家って、そんな感じの引き戸でしたね。あれ、割と共通なんでしょうか。
14_「ただいま」が言いたくて
まさかの展開。ホラーはホラーでも、違う種類のホラー作品が来たな、と思って読んでいました。まさかの、そっちかぁ……そっかぁ……。なんだか悲しくなります。あー…切ないです。切ないにも種類があるなぁ、と感じました。
15_もう二度と戻らないあの時間。
カラフルな作品だなぁ、というのが最初の印象でした。情景が目に浮かびます。夏だなぁ、と思います。夏って、暴力的な暑さもありますけど、いろんなものが輝いていて、鮮やかな季節でもあるんだよなぁ、ということを思い出させてくれる文章でした。
16_玄関に置かれた野菜は食卓へ
人の頭の中の思考回路がそのまま出ているようで、面白かったです。途中の
「行を分ければ三行になるよ。違うだろう。」のツッコミが「た、確かに……」と思ってしまい、笑ってしまいました。
17_スコープの先に、未来が見えるよ
健やかだなぁ、が最初の印象でした。なんというか、他の小説作品でホラーが多かったせいか、健康的に感じます。元気です。スコープの穴から覗ける未来のドキドキ感が伝わってきました。
18_未来型ドア モニター日誌(8/1〜8/10)
テーマ「玄関」からのモニター日誌という発想がまず面白かったです。私には思いつけないです。それにしても、「玄関を開けたら知らない家に繋がっていた」というのが、ホラーなのかシュールなのかわからなくて、笑ってしまいました。でも実際に繋がったらきっと怖いんだろうなぁ……。
19_靴を脱ぐように、私は言葉を置く
一瞬、「ヤスさんの擬態、再び!?」と思って混乱したのは私だけでしょうか。いや、今回は参加されていないから、違う方のはず……と思って深呼吸してしまいました。それにしても、この「なんか好き」「なんか違う」はわかるかもなぁと思って読んでいました。私、たぶんこの「なんか好き」「なんか違う」だけで文章を読んでいるかもしれません。感覚派なので……。
まとめとおまけ
今回は覆面作家側でしたが、これはこれで楽しかったです。
途中、何もコメントできない、というか喋れないなぁ、と思っていましたが。なにせ、何か書いたらボロが出そうだったので……(笑)
相変わらず、他の方の作品はどれが誰だかさっぱりわかりませんでしたが、「玄関」って幅広いんだなぁ……と感じました。
あと、前回よりホラー作品が多くて、そこは少しびっくりしました。テーマが「玄関」だと、こんなにホラーが出てくる(?)んですね。面白いです。私もホラー作品書けばよかったかな。
私が提出した作品の解説記事(?)は、後ほど公開予定です〜。
思っていたより私を当ててくださった方が多くて、ありがとうございます!!今ちょっと嬉しさとびっくりであわあわしています(笑)
よかったら読んでみてください。
改めまして本田すのうさん、第一弾に引き続き、楽しい企画をありがとうございました!
それでは、とりあえず今回はここまで。
読んでいただいて、ありがとうございました!
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