イーロン・マスク、Netflixの左翼偏向を非難して「解約せよ」と呼びかけ→Netflixの株価下落(10月1日)
イーロン・マスクが、Netflixに対抗して、「xTV(仮)」立ち上げか?
10月1日、こんな噂が、英語圏のSNS上で流れた。
発端は、イーロン・マスクがX上で、Netflixのwoke(左翼)性を非難し、「Netflixを解約しよう」と呼びかけたことだった。
子供たちの健康のためにNetflixを解約しよう
(イーロン・マスク 2025/10/1)
Cancel Netflix for the health of your kids https://t.co/uPcGiURaCp
— Elon Musk (@elonmusk) October 1, 2025
起こったことは、意外と複雑なので、Forbes記事を参考に整理するとーー
10月1日午後(日本時間10月2日未明)、イーロン・マスクは、Netflixが自社番組の非白人監督と非白人主演俳優の数を増やした、と発表する企業報告書のスクリーンショットを引用した「Libs of TikTok」の投稿を共有し、「Netflixを解約せよ(Cancel Netflix)」と書いた。
Cancel Netflix https://t.co/K0ZLCbWHHo
— Elon Musk (@elonmusk) October 1, 2025
前日の9月30日(日本時間10月1日)、イーロン・マスクはX投稿で、別のユーザーの投稿を再共有していた。そのユーザーは、Netflixが「チャーリー・カークの殺害を称賛し、私の子供たちにトランスジェンダーを支持するコンテンツを押し付けるような人物」を雇用しているため、Netflixのサブスクリプションを解約すると述べており、イーロンはそれに「同感だ(Same)」と書いていた。
— Elon Musk (@elonmusk) September 30, 2025
この「チャーリー・カークの殺害を称賛し、子供たちにトランスジェンダーを支持するコンテンツを押し付けるような人物」とは、Netflixの子供向けアニメシリーズ「デッド・エンド: ようこそ!オカルト遊園地へ」のクリエイター、イギリス人のハミッシュ・スティール(Hamish Steele)のことだった。
「Libs of TikTok」によれば、ハミッシュ・スティールは、チャーリー・カークの死を悼む英国首相キア・スターマーの投稿を批判する投稿をしていた。その投稿でハミッシュ・スティールは「なんでこんなことにコメントするんだよ、クソ野郎…無差別にナチ野郎が撃たれた、それが公の声明だ」と書いたとされている。
This is the creator of the show https://t.co/WZqySsUYXh
— Libs of TikTok (@libsoftiktok) September 30, 2025
TikTokアカウントの「Libs of TikTok」は以前、ハミッシュ・スティールの「デッド・エンド: ようこそ!オカルト遊園地へ」のクリップを共有し、「子供たちにトランスジェンダー支持を押し付けている」と主張していた。
イーロン・マスクは、このアニメ番組を攻撃する投稿を再共有し、「これは許されない(This is not ok)」と書き込んでいた。
This is not ok https://t.co/dFTWYYm83A
— Elon Musk (@elonmusk) September 30, 2025
その後、別のユーザーの「Netflixはトランスジェンダーを擁護するアジェンダを推進している」と非難する投稿を引用し、「子供たちの健康のためにNetflixをキャンセルしよう」と強調した。
Cancel Netflix for the health of your kids https://t.co/uPcGiURaCp
— Elon Musk (@elonmusk) October 1, 2025
それにより、Netflixの株価は現地10月1日の午後時点で2・2%下落し、1,173.12ドルとなっている。
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簡単に言えば、子供向けアニメでトランスジェンダーを押し付けるような左翼のNetflixは許せん、ということらしい。
イーロン・マスクは、ほら、自分の子供がトランスジェンダーになった、彼にとっての「トラウマ」があるから。
あと、左翼のキャンセルカルチャーへの意趣返し、という面もあるのかな。
この「Netflixを解約せよ」に同意して、実際に解約したことを示すスクリーンショットをXにあげる人が続出した。
BREAKING 🚨 The mass cancelation of Netflix is happening thanks to Elon Musk. Keep it going 🔥 pic.twitter.com/jvHEWss8zi
— MAGA Voice (@MAGAVoice) October 1, 2025
それとともに、「Netflixに対抗する別のストリーミングを作れ」とか、「Netflixを買収して、xTVに変えちゃえ」とかといった声も上がった、というわけだ。
でも、イーロン・マスクは、そこまでは言っていない。
それに、2、3年前に発表されたアニメを今さら取り上げて、というのも、なんだか間が抜けている。
ただ、マスクは少なくとも3年以上前から、Netflixは左翼っぽくてつまらない、と批判していた。
ウォーク(左翼)のウィルスがNetflixを見るに耐えないものにしている
(イーロン・マスク 2022/4/20)
The woke mind virus is making Netflix unwatchable
— Elon Musk (@elonmusk) April 20, 2022
Netflixへの不満は長年のものなので、今回の騒動をきっかけに、もしかしたら「xTV」誕生に結びつくかもしれません。(ちょっと期待したい)
同じ10月1日、テスラ株の上昇により、イーロン・マスクの資産が、個人資産としては史上初の5000億ドルに達したことをメディアは報じています。
なお、上記アニメ「デッド・エンド: ようこそ!オカルト遊園地へ」は、2022年から23年にかけて、2シーズン分がNetflixで配信されました。現在もNetflixで見ることができます。
主人公は、ゲイでトランスジェンダーの10代のユダヤ人少年「バーニー」。発表時の2022-3年はポリコレ全盛期で、批評的には高い評価を受けていました。
この作品のwikipediaには、さっそく今回の騒動について、書き加えられています。
2025年、チャヤ・ライチク(Chaya Raichik)が自身のTwitter(X)アカウント「Libs of TikTok」に番組の動画を投稿したことで、番組は再び注目を集めた。その動画の中で(主人公の)バーニーは、自身がトランスジェンダーであることを明かしている。イーロン・マスクはこの動画に対し、フォロワーに「子供たちの健康のためにNetflixを解約しよう」と呼びかけた。番組のクリエイターであるハミッシュ・スティールは、Blueskyで、同性愛嫌悪と反ユダヤ主義の両方のメールを受け取ったことを明らかにした。
バラエティ紙は、騒動後のハミッシュ・スティールの以下のような声を載せています。
「非常に不快で奇妙な同性愛嫌悪や反ユダヤ主義のメールが届き始め、少し怖くなってきました」
「今日は状況がずっと悪く、しばらくの間は基本的に静かに過ごすつもりです。申し訳ありません」
*ヘッダー画像は、以下のX投稿から
— DogeDesigner (@cb_doge) September 30, 2025
<参考>
