TBS「報道特集」「サンモニ」左翼偏向の仕組み
なぜテレビは、偏向報道になってしまうのか。
元TBS社員で、キリスト教牧仕の小林拓馬氏が、それを解説するYouTube番組がバズっていました。
なぜテレビは偏向報道になってしまうのか?【元TBS社員が解説】(小林拓馬の裏クラウドチャーチNEWS 2026/2/20)
私はテレビを見ませんが、「報道特集」「サンモニ」が左翼偏向で悪名高いのは知っていた。
このYouTube番組での小林氏の説明によれば、TBS本体の社員記者はまともでも、番組制作会社の人間が活動家風なのだという。
また、TBS本社からお目付役で行くプロデューサーも、そういう番組に行くのは、本体で使い物にならない偏向した人材が希望して行くのだという。
つまり、そういう番組は、左翼の「吹き溜まり」になっている。
結論部分での小林氏の主張は、以下のとおりです。
テレビの報道はなぜ偏向してしまうのか? それは、 出稿部というインプットをする部署と、アウトプットをする番組という部署が隔絶していて、せっかく取材して手に入れた材料を、番組の中の、いろんな思想を持ったいるディレクター、編集長、編集マン、それからさまざまなプロデューサーの立場の人たち、こういった人たちが属人的に、悪意をもって偏向した報道をおこなっている。こういった構造になってしまっているんですね。
私としては、報道局の上の立場の「制P」「番P」、またその上の報道局長とか部長とかいますから、そういった人たちがしっかりとこうした部下をグリップして、編集長もグリップして、しっかり公正公平な、中立な報道をしていくべきだと思います。
(動画31:30〜あたり)

私はテレビ業界を知らないので、なるほどなあ、と感心しました。
もちろん、外部の制作会社にしろ、左翼活動家風を雇っているのには、TBS上層部の関与や、労働組合の力もあるはずだけど。
「属人的」という言葉だけで片付けられないはずだ。
そのあたり、管理職経験のない小林氏が知らないか、知っていても後難を避けてあえて言わないのだろう(後者だと思う)。
新聞の場合は、テレビほど、出稿部と紙面編集との間に「隔絶」はない。
ただ、類似の構造を探すとすれば、編集局と出版局や、夕刊編集部との関係でしょうか。
出版局のようなところには、特異な才能の持ち主が行くこともありましたが、思想的に偏向した人の「吹き溜まり」になる傾向があった。
いまは、たいがいの新聞社は出版局を別会社(子会社)にしているけど、いまも「AERA」や「サンデー毎日」は、たぶん本紙以上に偏向していると思う。
左翼というのは、どんな組織でも、なかなか厄介払いできない。バッサリ外科手術的に切除すればいいと思うかもしれないが、そう簡単にいかない。
立憲民主党なんかもそうだから、日本の民主主義も苦悩している。左翼がいるから、政権交代可能な野党ができない。
それにしても、こういうふうに、古巣の「暴露」をするマスコミ人が増えてきた。
ネットという自由な表現手段ができたことが、当然ながら大きいでしょう。
それとともに、マスコミ企業の「しばり」が弱くなったのを感じる。
かつてのマスコミは、給料が高いうえに、企業年金もあったし、天下り先も豊富に用意できた。
だから、退職後も、古巣の文句を言う人は少なかった。つまり「忠誠」がカネや地位で贖われていた。
いまも、講談社のような、マンガで儲かっている大出版社は、企業年金を死ぬまで払うそうだから、退職者による「暴露」は出にくいだろう。
そういう特典が、「口止め料」としても機能している。
でも、とくに新聞のような斜陽職種は、そういう特典がなくなったから、退職した後の「暴露」が出やすくなっている。
小林氏の場合は、そういう例に当てはまらない。
私は彼のキリスト教番組の視聴者でもあるので、彼がマスコミの左翼偏向に本気で怒っているのはわかる。
福音派の彼が、いまの反トランプ報道に怒っているのは当然です。
新聞社でも、読売なんかは、「社内統制」の強さで有名だった。
その分、高い給料を払っており、天下り先もたくさん持っている。
(出版局をやめて、中央公論社を買ったのも正解だった)
もし、「古巣」を裏切ったら、どうなるかーー。
私が新聞社に入った時、先輩から、こんな怖い話を聞かされた。
新聞社をやめたあと、「暴露本」を出した元社員がいた。
そのことを知った社長は、社員名簿の過去帳から、その社員の名前を自ら横線を引いて消したという。
その先輩は、それを眼の前で見て、ゾッとしたという話だった。
まるでヤクザ組織の「絶縁」みたいなものだ。
もうその元社員は、この業界で生きていけないだろうーー。
いまでも、元新聞記者で、「裏切り者」認定され、新聞や地上波に出られない人は、若干いる。
しかし、それが怖かったのは、ヤクザが、いや新聞社やマスコミが、メディアを独占していた時代の話だ。
当たり前の守秘義務はあるにしろ、これまで出なかったマスコミの問題が暴露されていくのは、どういう理由にせよ歓迎です。
<参考>
