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AIの実力 #19: ChatGPT, Gemini, Claude に加えて Grok, DeepSeek, Perplexity も比較してみた

前回、ChatGPT, Gemini, Claude を比較してみたら、
お気に入りの Claude が完敗した
、という話をしました。

今日は、前回と同じ問題を使って
Grox, DeepSeek, Perplexity も試してみました。


1. 比較した生成AIのバージョン

今回は 天秤AI という
「同時に複数の生成AIを開いて、
同じ質問を投げ、
回答を比較できるサイト」
を使って試しました。
試した生成AIのバージョンを以下の通りです。

  • Grok 4

  • DeepSeek R1

  • DeepSeek V3

  • Perplexity Web検索

2. 試した質問

質問は前回と同じです。

多摩区に隣接している市区町村は何個ある?
北から時計回りに列挙して。
どのようにしてその答えに至ったか、考え方を説明し、
用いた情報源をすべて示し、間違いがないことを確認して。

3. 私の想定していた正解

川崎市多摩区に隣接する市区町村は7つ。
北から時計回りに:
東京都調布市、東京都狛江市、東京都世田谷区、
川崎市高津区、川崎市宮前区、川崎市麻生区、
東京都稲城市。
※ 私の「北」の定義が曖昧でしたが、ここでは「調布市」を「北」とします。

※ Grok によると、なんと「市区町村」も曖昧だったようです。
(正しく問題を作るのは大変ですね!)

「市区町村」とは、日本の行政単位でいう基礎自治体(市、特別区、町、村)を指します。政令指定都市である川崎市の行政区(例:高津区、宮前区、麻生区)は、自治体としては「川崎市」の一部であり、独立した「市区町村」ではありません。

Grok 4 の回答より

4. 結果

  • Grok 4: ×
    (惜しい。
    上記の「市区町村の解釈」の違いにより、
    高津区・宮前区・麻生区をカウントしてないのはよいが、
    それだけでなく、世田谷区も漏れていた。)

  • DeepSeek R1: ×
    (デタラメ。
    町田市、横浜市の青葉区・緑区、大和市を入れてしまった。
    調布市、狛江市、世田谷区、麻生区が漏れていた。)

  • DeepSeek V3: ×
    (デタラメ。
    町田市、横浜市の青葉区・都筑区、相模原市緑区を入れてしまった。
    調布市、狛江市、世田谷区、麻生区が漏れていた。)

  • Perplexity Web検索: ×
    (町田市、多摩市を入れてしまった。
    世田谷区、高津区が漏れていた。)

5. Grok はあと少し?

Grok の間違え方は、少し好感が持てました。

まず、市区町村の定義について、
私が曖昧だったことに気づかせてくれました。

そのあと、「北から時計回りに」の指示に従うために、
位置関係を確認しながら進めています。
その説明を読むと、
しっかり「時計回り」や「方角」について
理解しているように感じました。

ただ残念なのは、世田谷区との隣接関係を誤認識したままだったこと。
「23区もカウントするんだよ」とヒントを出したら、
「一番近いのは世田谷区」まではたどり着いたのですが、
「狛江市を挟んでいるので直接、接していない」と間違えたままでした。

6 DeepSeek と Perplexity は、まだまだ

DeepSeek や Perplexity の説明を読むと、
まだまだ正解できるようになるのは、遠いように思いました。

DeepSeek はヒントを出すと、
どんどん遠くなる (笑)。
情報源はちゃんと信頼できるものを挙げているんですが、
平面上の位置関係がまったく分かってない感じです。

Perplexity は
不思議なことに
「ぜんぜん違うよ。ちゃんと調べて。」
と一回指摘しただけで、
7つの市区を正しく挙げることができました。
ただ、「北から時計回り」が
まったく理解できていないようで、
「東」から「反」時計回りに挙げたりしました (笑)。

7. 感想

こうしてみると、
前回の ChatGPT 5 と Gemini 2.5 Pro は
けっこう優秀だったのですね。

また、何か思いついたら評価してみたいと思います。


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